カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

フランスの旅⑦

2015-06-16 | 海外旅行
 観光5日目はオルセー美術館へ。ルーヴルと同様、入館後は自由行動で印象派にはあまり関心がないので、さっと見て終わるつもりでしたが、それでもでる頃には昼を過ぎていました。
 元は駅舎だったという建物は細長くて面影を残しています。
 
 館内からの展望。遠くにサクレ・クール寺院が見えます。
 
 印象派には関心が薄いとはいっても何人か気になる画家はいて、ゴッホはそのひとりで、下は特に印象に残った作品。照明の効果もあって画面から動きが伝わるような感じ。ルーヴルの照明は極めてフラットな感じでしたが、オルセーは全体的に作品が浮き立つような照明を当てているように感じました。
 
 宮殿のような一室も。
 
 オルセー美術館をでてセーヌ河畔を歩きサン・ジェルマン・デ・プレ教会に向かいました。橋の向うはルーヴル美術館。
 

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フランスの旅⑥

2015-06-15 | 海外旅行
 私たちのホテルはパリの東の外れの方で地下鉄の終点駅でしたが、駅近くの自転車スタンドはかなりしっかりとした造りのもの。翻って我が国では自転車スタンドがある所はわずかです。このサイズの写真ではちょっとわかりづらいですが、中央の女性のすぐ左には自転車レーンを示すマークが描かれていて、フランスでもかなり自転車レーンが普及していました。自転車シェアリングもかなりの普及度で、シェアリングの自転車が走っているのが当たり前の風景になっていました。自転車政策で日本は大きな差をつけられていると感じないわけにはゆきません。
 
 さて観光4日目はルーヴル美術館に入館。入館後は各自自由行動でしたが、私は結局閉館時間まで美術鑑賞。館内は撮影可なので作品をかなり撮影し、今回の旅で最高の500コマを超える枚数を撮影しました。
 見るのを楽しみにしていた作品は数多くありますが、その中のひとつフラ・アンジェリコの「聖母戴冠」です。作品全体が金色の光に満ちているような絵画。
 
 「聖母戴冠」の部分。天使たちが楽器を奏でています。
 
 館内からの眺め。遠くにエッフェル塔が見えます。
 
 美術館自体が贅を尽くした豪奢さ。
 
 古代オリエントの「人面有翼雄牛象」も楽しみにしていたもののひとつ。高さ4メートルを超える巨大な石像で表面に施された細かな彫刻も見事。
 
 楽しみにしていた作品の中ではラファエロの「聖母子と洗礼者ヨハネ」が館外貸出中のため見られなかったのは残念でした。一方ではラファエロの最高傑作とも謳われる「バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像」は、誰も絵の前にはおらず独り占めで鑑賞。もっとも、私にはフィレンツェで見た「ヴェールをかぶった婦人」の方がより魅力的に思えましたが。
 「モナ・リザ」の実物を見るのももちろん楽しみにはしていましたが、この絵はもはや作品を鑑賞するという状態ではないです。「モナ・リザ」をバックに記念写真をする人でごった返していて、押し合いするような状況。他のダ・ヴィンチの作品もそれなりの人を集めてはいましたが、「モナ・リザ」だけは別格でちょっと異常です。

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フランスの旅⑤

2015-06-13 | 海外旅行
 観光3日目はシャルトルへ。モン・サン・ミシェルからロワール川沿いに戻るかたちで途中までは往路と同じ道を走りました。距離は300㎞で5時間近い長旅。雨の中を走りましたが、シャルトルに着く頃には上がっていました(昨日の記事で雨と書いたのは勘違いで正しくはこの日が雨でした)。
 シャルトルブルーと言われるステンドグラスがあることで有名なシャルトル大聖堂(正確にはノートルダム大聖堂)。
 
 ファサードの彫刻も見事なもの。大聖堂は13世紀初頭に建てられたそうですが、ファサード部分は12世紀のものということなので、この彫刻も12世紀のものかもしれません。
 
 深い色合いのステンドグラス。
 
 色違いの大理石で造られた壁面も美しい。
 
 ステンドグラスも美しかったですが、それだけでなくおびただしい数の彫刻群も見ものでした。
 
 
 できればもう少しゆっくりと大聖堂の中を見たり、周辺も少し歩きたかったところですが、後ろ髪を引かれる思いで、この日の宿泊地であるパリに向けて出発。

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フランスの旅④

2015-06-12 | 海外旅行
 修道院の麓にはサン・ピエール教会があり、入ってみたところ中には竜を足で踏み抑える聖ミシェル像がありました。1873年の作とそれほど古いものではない。
 
 干潟には結構色々な草花が咲いていましたが、その内のひとつです。花の直径は2㎝ほど。
 
 修道院はライトアップされると聞いていたので暗くなるのを待ってホテルを出るとライトアップされた修道院が姿を現していました。ホテルから修道院に向けて30分程歩きましたが、思った以上の寒さで体が冷えてしまったこともありそこから引き返しましたが、23時頃まで修道院への無料バスが運行されていました。
 

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フランスの旅③

2015-06-11 | 海外旅行
 観光2日目はモン・サン・ミシェルへ。トゥールからは300㎞もあり5時間近いバスでの長旅。延々と広々とした平原の中を走ってゆく。小麦畑、牧草地が多いようです。鳥では一番多いのはカササギですがチョウゲンボウやノスリが帆翔しているのを時々目にしました。
 
 島全体がまるで要塞のように見える。
 
 修道院の中庭から撮影。
 
 ステンドグラスは淡い水色。
 
 周遊路では観光客が与える餌を目当てにたくさんの鳥が集まっていた。左の鳥はニュウナイスズメだと思いますが、右の鳥は日本にはいない鳥で不明。
 

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フランスの旅②

2015-06-10 | 海外旅行
 ロワール川沿いの道を走って今日の宿泊地のトゥールへ向かいます。
 バスの車窓からの眺め。バスの窓ガラスが着色ガラスだったので少し青味がかって写っています。
 
 ロワール川沿いにあるいくつかの古城を車窓から眺めましたが、アンボワーズ城は下車して対岸にある城を撮影することができました。ここはレオナルド・ダ・ヴィンチの生涯最後の地になった場所です。
 
 川の畔にあった民家の壁には様々な色合いの石が埋め込まれていていい味を醸し出しています。
 
 ホテル近くの街角風景。中央やや左には現代的なデザインのトラムが。21時にも関わらずこの明るさ。夏時間を採用しているということもありますが、緯度が高いので真っ暗になるのは22時近くになってからでした。
 

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多摩川台公園

2015-06-09 | 多摩川台公園とその近隣公園
 今日は雨になるという予報だったので昨日は多摩川台公園へ。シジュウカラの幼鳥の群れには2回遭遇したものの高い所から降りてこないので撮影はできませんでした。エナガは鳴き声さえ聞こえず、鳥は全体として静かな時期となっています。
 歩いていると妙な枝ぶりに気付き、よく見ると枝そっくりのナナフシがいました。体長10数㎝の大物でした。
 
 紫陽花がずいぶん色づいてきて見頃を迎えています。
 

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フランスの旅①

2015-06-08 | 海外旅行
 フランスは30数年前に訪れて以来2度目の訪問ですが、前回はパリに2日滞在したのみなので、ほとんど初めての旅も同然でした。今年のフランスは例年よりもやや気温が低めのようで、朝は10℃位まで下がる日もあり、最高気温も20℃に届かない日が多かったようです。その上、やや風の強い日が多かったので体感気温はさらに下がり、暑かった東京に慣れた体には寒く感じました。
 一泊目はパリでしたが、パリ市内の観光は後回しにして、観光の初日はヴェルサイユ宮殿へ。フランス観光の花形の場所だけに入場待ちの長い行列ができています。
 
 最も有名な鏡の間の長さは73メートルもあるといいます。人を入れずに写しましたが、画面下では観光客でごったがえしています。ここでも中国人観光客が目立ち、今やアメリカを凌いで中国がトップかもしれません。
 
 他国では撮影不可のことが少なくありませんでしたが、今回のフランスの旅ではこのヴェルサイユ宮殿を始め撮影不可の場所はひとつもありませんでした。
 ヴェルサイユ宮殿に続いてはロワール川流域の古城巡りで、道中は牧歌的な景色が続きます。チョウゲンボウの姿も度々目にしました。
 
 当初の予定では外からの見学の予定でしたが、時間があるとのことでシャンボール城に入場しての観光ができました。
 
 ダ・ヴィンチが設計したといわれる螺旋階段と大きなタピスリー。
 
 城主フランソワ一世のこだわりから尖塔が林立し、デザインも凝りに凝っています。入場しないと十分にはわからないところで、ここは是非とも入場して体感すべきところだと思いました。
 

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多摩川台公園

2015-06-06 | 多摩川台公園とその近隣公園
 フランスに旅立つ前日に多摩川台公園にでかけたところエナガの幼鳥の群れにやっと出会うことができた。2か所見つけた巣がいずれも途中で放棄されてしまったので、どうなるかと思っていましたが、どこかに別の巣を設けてなんとか繁殖できたようです。砧公園で出会ったときと同様、もうかなり成鳥に近い姿になっていましたが、その中になぜか一羽だけ尾羽がほとんどない個体が混ざっていました。高い松の木にいたのでかなり不鮮明な写真ですが、尾羽がないことがわかると思います。カラスにでも襲われたのでしょうか。飛び方を見ていると尾羽がないためか少し動きがぎこちない感じでした。
 
 こちらは普通の姿の幼鳥で、一瞬だけ下に降りてきたところを撮影。幼鳥は少なくとも6,7羽はいたようでした。
 

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下丸子・蓮光院

2015-06-05 | あちこち
 フランスの旅から昨日帰国しましたが、まだ写真の整理ができていないので出発前にでかけた下丸子の蓮光院の写真を。この日は清々しい天気だったので自転車を走らせたくなり、蓮光院の山門が武家屋敷門という造りになっているとのことなのででかけました。場所はキヤノン本社の近く。
 山門はいかにも頑丈そうな造りになっていて確かに武家屋敷という趣です。
 
 
 参道は調度ツツジが満開でした。
 
 フランスの旅の写真は整理ができ次第、掲載する予定です。



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