森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

国立科学博物館特別展-昆虫MANIAC

2024-07-17 14:34:45 | 植物園&動物園

7月13日から催されている国立科学博物館の特別展
昆虫MANIACに行ってみました。

入場口のパネルはMANIACな方々のイラスト

リアルなギンヤンマヤゴの大型模型、他にもウスバキチョウ等あり。

海外のオサムシ標本、他にも各種昆虫の標本も数多あり。

個人的に面白かったのは、舘野 鴻氏の絵本『うんこ虫を追え』
の製作過程コーナー
ルリセンチコガネの生体展示
餌は、エゾシカの糞を利用しているとのこと、ぜひ奈良公園で見たい。

外来種の展示コーナー
先週見たクビアカツヤカミキリもあったがフェモラータオオモモブトハムシ
が関西で増えているとのこと、いずれ関東にも来るかも。

平日にも関わらず、観客は多かった。
開催は10月14日まで、ストロボを使った館内撮影は禁止です。

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裏山のキツネ

2024-07-13 16:22:11 | 哺乳類

週初めの夕方、菜園からの帰り道に竹藪から顔を覗かせるキツネを見た。
同じ時間に現れるかもしれないと、一昨日の夕方6時過ぎ
同じ場所で待機して見ていたところ、いきなり出てきた。
里山で生活する哺乳類が活動し始めるのは、辺りが薄暗くなって
人が活動しなくなる時間からなのだ。

藪から様子を窺うキツネ
目撃例もいくつかあり、近くの雑木林の伐採で
明るくなった法面に巣作りをしていたようだ。

こちらに気づいて、顔を向けた親キツネ(多分)
すぐに藪に隠れたが、暫くすると子キツネが出てきた。(写真は撮れず)

多摩川中下流でも子育てしている。
条件が良くなると、棲みつくこともあるのだろう。
近くには、養鶏場もあり、おこぼれの餌に集まるネズミ等も
餌にしているようだ。

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大地沢花虫観察会

2024-07-12 09:42:11 | 花虫観察会

昨日の観察会の記録から投稿。
降水確率50%だけれど、午前中はなんとか持ちそうなので
7月恒例の花虫観察会を催した。
何時もの事ながら、参加者11人で重箱の隅をつつくように
探しながら歩きだす。
駐車場から少し進むと、沢山のカメラマンが杉林の下にいた。
ターゲットはサンコウチョウで、スギの枝に巣を作って
いて、盛んに雛に餌を運んで来るという。
ここで、撮影にハマってしまったが、あまり条件が良い位置
ではないので私は綺麗には撮れず。
その近くに出ていた茸を撮ってみた。

スギの切り株から出ていたサマツモドキ
梅雨時には、菌類の活動も活発なのだ。

腐朽した切り株にはアミスギタケも多かった。

サンコウチョウの撮影から昆虫に切り替えて
伐採木、腐朽木、草むらを丹念に見ていく。

サクラの伐採木にヤツメカミキリ

産卵するシラホシカミキリ

土留めの広葉樹の杭にエゾナガヒゲカミキリ

コガシラアワフキを見つめるハエトリグモの仲間

ダルマのようなマルウンカ

13時過ぎに強雨となったため、残念ながら散策中止となりました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。

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狩蜂と寄生蜂

2024-07-10 15:05:06 | 

観察コースにしている古民家にルリジガバチを追尾する
クロバネセイボウと
ミドリセイボウが現れ始めた。
ルリジガバチはクモを巣にため込み、それに卵を産み
子育てをする狩蜂だ。
一方、セイボウはこのルリジガバチの巣に入り込んで
卵を産み、
英名cuckoo wasps(カッコウ蜂)とも呼ばれる
寄生蜂だ。
月刊むし社のセイボウ特集の記事に
孵化したセイボウの幼虫は、ルリジガバチの卵と幼虫を
まず攻撃して殺し、その後に集められた蜘蛛を食べて
育つというのがある。
ルリジガバチはクモ、セイボウはルリジガバチの個体数
を抑える働きをしている。

狩った蜘蛛を運んできたルリジガバチ

クロバネセイボウ(緑タイプ)

ミドリセイボウ

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カルガモ親子

2024-07-07 17:00:30 | 野鳥

近所の川は護岸を、コンクリートで固められていて
生き物が棲むのにはあまり適さないように思われるのだが
その環境に合わせて強かに生きる者たちが棲みついている。
今日は早朝の散歩途中で、今年初見のカルガモ親子が見られた。
流水脇の草むらで巣作りしていたのだろう。
増水したら巣ごと流されてしまうリスクもあるが
遊歩道と川面が、垂直の壁面で分けられていて
簡単には降りられないようになっていて、抱卵中は安全だ。




雛の数は8羽
親は引率して守るけれど、餌は雛たちが見つけて食べている。
成長が早いので、一番可愛いのはちょうど今ぐらいだろう。

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