カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園続き

2013-07-31 | 東高根森林公園
 湿性植物ゾーン付近の散策路は谷間になっているので日照時間が短い。暑い夏にはほっとできる場所になっている。


 湿潤な環境はシダには好都合。シラカシにはシダがびっしりと付いていた。


 ヤブカラシにも排水現象が見られたが、シダと組み合わせてモノクロームで。

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東高根森林公園

2013-07-30 | 東高根森林公園
 いつものように自転車を走らせて県立東高根森林公園にでかけた。この時期としてはやや涼しい朝だったが、湿度が高いので到着したときにはすでに汗びっしょり。それでも樹林の中の散策路は陽射しが遮られて気持ちよい。歩き始めると湿度が高いためか様々な草の排水現象が見られたので撮ってみた。先日NHKのTV番組で植物写真家の埴さんが排水現象の動画撮影を試みていたのを思い出した。
 まずはこちらの葉。

 葉だけではわかりにくいですが、花を見れば一目瞭然、シュウカイドウです。


 これはタデの仲間だと思うのだが・・・。


 ドクダミも。なぜか排水しているのは大きな葉だけで小さな葉は排水していなかった。

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砧公園の続き

2013-07-29 | 砧公園
 ヤブカラシの上にいたコガネムシの仲間。銅板のような金属光沢を放っている。


 ツユクサの青は暑い夏の一服の清涼剤。


 フェンスには朝顔が蔓を伸ばしていた。


 岩石のようにも見えるこの写真はシマサルスベリの木肌。


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砧公園

2013-07-28 | 砧公園
 数日前に世田谷の砧公園にでかけた。樹液を出している木にはルリタテハの姿があった。園内にはカブトムシの骸がたくさん落ちていたので、カブトムシも来ていないかと探したが見つけることはできなかった。人間よりも先にカラスが見つけて食べてしまうようだ。もっともコナラの根元の周囲はことごとく掘られていて、カブトムシの幼虫探しの人の仕業らしかったからカブトムシが生き延びるのも楽ではない。


 スズメバチも樹液を求めて集まっていた。


 小さなセミの抜け殻はニイニイゼミのもののようだ。


 春にチューリップ畑だったところはケイトウ畑になっていた。ケイトウにも様々な種類があるようで子どもの頃に見たケイトウの花とは随分違う形。


 鳥の方は相変わらずシジュウカラの幼鳥の鳴き声が聞こえる程度で、夏はまさに夏枯れというところ。
 このところ膝の痛みを感じることが多くなってきたので、病院に行ったところ膝のレントゲン写真を撮ることになった。何年もレントゲン写真を撮るような病気をしたことがなかったので気が付かなかったが、レントゲン写真も今ではデジタルなのですぐ結果がわかるのだった。で結果は特に治療の必要はないとのこと。痛みの原因は生まれつきの骨格に起因するもので、老齢化により筋肉が衰えているために筋肉で支えきれなくなったことから痛みがでるのだろうと、筋力トレーニングの方法を教えてもらって帰ってきた。デジタルになったということは写真の感度が上がって、放射線の照射量もフィルムの時代よりも減っているのではないかと推測したのだが、確かめずに終わってしまった。レントゲン写真を撮らねばならないような病気をしたくはないが、もし、その機会があったら尋ねてみたい。

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多摩川台公園のクマバチとトンボ

2013-07-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 湿性植物ゾーンのミズギボウシではクマバチが蜜を吸っていて、花に馬乗りになって口吻を刺しています。

 蜜を吸い終わって花から離れた瞬間。


 ショウジョウトンボも大抵2,3匹は見られる。


 ハグロトンボ三態
 羽を最も開いた状態を横から撮るとこんな具合。


 飛び立った瞬間。ニコンD300の連写は秒6コマだが、次のカットではフレームアウトしてしまって写っていなかった。


 足を伸ばして背伸びしているようなポーズ。


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多摩川台公園の蝶と蛾

2013-07-24 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園も様々な昆虫が見られてすっかり夏景色。ルリタテハが柵の上に止って日光浴をしていた。少しずつ間合いを詰めてかなり接近できた。羽の表と裏は大違いで閉じていると見事な保護色になっているが、羽の傷みのないきれいな個体だった。



 そのすぐ近くには大きな蛾がいてぶつかりそうなほど近くを通ったのに動かずそのまま止っていた。止っているのは木に似せて造ったコンクリート製の柵だが、見事に溶け込んでいて見過ごすところだった。これまでに何度も見たことがあるので珍しい蛾ではないが、なんという名前だろうか。頭の部分をクローズアップしたが、大接近してもまったく動く気配がなかった。



 ゴマダラチョウが地面に降りて盛んにストローを伸ばしてミネラルを摂っていた。こちらはなかなか敏感で近寄るとすぐに逃げてしまい大きく撮ることはできなかったが、羽がだいぶ傷んでいた。

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再度横浜の里山公園へ続き

2013-07-23 | あちこち
 チョウトンボが見られる場所に戻ると気温が上がってきたためかチョウトンボの数が増えていて岸辺近くにもやってくるようになった。縄張り争いが激しくて止ってもすぐに飛び立つことが多い。この日は産卵行動も見られた。


 しばらく粘っているとようやくイトトンボも姿を現わしたので慎重に接近した。モノサシトンボのようで、珍しい種ではないが生息できる環境は減っているのではなかろうか。そういえば自宅から至近の公園である等々力緑地公園の蓮池は公園整備の名の下に、今春埋め立てられてしまったので、もう蓮の花を見ることはできなくなってしまったのだが、このモノサシトンボもいたのだった。この他、ここにはアサギマダラもときどきやってきたしコムラサキも一度見たことがある。自宅近くでは唯一といってよい自然と触れあえる場所が消えてしまったことは誠に残念である。


 撮影を続けていると大型のトンボが現れて草に止ると体を折り曲げて茎に卵を産み付けているように見えた。2,3分すると突然もう1匹が飛んできて交尾しようとしているようだった。激しくもつれあっていたが、やがて繋がったまま林の中に飛び去った。図鑑にあたったところアオヤンマのようだが、個体数は減少していると書いてあった。


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再度横浜の里山公園へ続き

2013-07-22 | あちこち
 オオシオカラトンボは飛んでもすぐに同じ所に戻ってくるので撮りやすかった。


 リョウブ(リョウブ科)の白い花が咲いていてブンブンと羽音が聞こえるので見るとクマバチが飛んでいた。


 池ではカイツブリ親子3羽が水入らずの様子。雛鳥はもうだいぶ大きく育っている。


 コオニユリの大きな株がたくさんの花を咲かせていた。


 園内を歩いているとカブトムシの頭や足がたくさん落ちていて、恐らくカラスに食べられたのだと思われた。樹液を出している木を探してカブトムシの姿を追ったが結局見つけることはできなかった。人間が見つけるより先に目ざといカラスが見つけて食べてしまうのだろう。

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再度横浜の里山公園へ

2013-07-20 | あちこち
 チョウトンボをもう少し撮りたかったのとイトトンボも目にしたのに撮るチャンスがなかったので、なんとか見つけたいと思い、17日に再度横浜の里山公園(仮称)に出かけた。この日はオホーツクからの冷たい北東の風が入ってきたので、長く続いた猛暑が嘘のように涼しく気持ちよく撮影が楽しめた。ただ、皮肉なことにチョウトンボにとっては気温が低いのか前回と比べると飛んでいる数が少なく、なかなか岸近くにやってこないので撮影できない。仕方がないので一旦撮影は諦めて公園内を一周してから再び戻ることにした。
 すると羽化して間もないのかアカボシゴマダラのきれいな個体が羽を休めているのを見つけた。


 三角翼のジェット機のような形をしたイチモンジセセリも葉の上にちょこんと止っている。


 こちらはフタスジスズバチだろうか。ハーブの花の蜜を集めるのに忙しそうだ。


 全身真っ赤のショウジョウトンボは動く気配がなくじっくり撮ることができたが、贅沢なことを言えばあまりにも動きがなさすぎた。


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横浜の里山公園続き

2013-07-19 | あちこち
 コマツナギ(マメ科)の花が咲き始めていて、撮ろうとすると蜜を吸いにやってきたハチが偶然写り込んだ。花の大きさが1㎝もないのにそれよりも小さい位なので、せいぜい7,8㎜という小ささ。


 池の上をチョウトンボがたくさん舞っていてときどき岸辺近くにやってくるのを待って撮影。しかし縄張り争いが盛んで、止ったと思うとすぐにスクランブル発進して飛び立ってしまう。


 葉の上に止っていたのはキイロトラカミキリかヨツスジトラカミキリか。色合いから一見ハチかと思わせるが、実はカミキリムシ。「トラ」とはよく言ったものでまさに黄色と黒の模様は虎のようでもある。図鑑を見るとカミキリムシも実にたくさんの種類がいて、そういえばアオゲラやアカゲラは木に潜んでいるカミキリムシの幼虫をコツコツ木を叩いて掘り出して食べているのだった。


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