カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

洗足池公園と多摩川台公園

2018-02-27 | 洗足池公園
 鳥の方は代わり映えなく普通種ばかりでしたが、そこかしこに春間近を思わせるサインが現れています。
 そろそろ帰る日も近いのではないかと思い、すぐ近くまで寄ってきたキンクロハジロを撮っておきました。
 
 ゴイサギの若鳥がいてちょうど紅梅が映り込んでいたので撮影。
 
 シジュウカラが見つけた餌をしきりに突いています。なんなのかは不明。
 
 図書館で一休みして帰ろうと外に出た途端に鳥の声が聞こえたので見上げると小鳥を追いかけて飛んでゆく鳥が見え、すぐに樹木の中に消えました。大きさからツミだったようです。外に出るのが1秒早くても遅くてもすれ違いに終わる一瞬の遭遇でした。
 帰りに多摩川台公園に寄りました。
 もう散り始めている紅梅をバックに。
 
 空を見上げるとかなり高度がありましたが、オオタカが飛翔していました。遠かったのでかなりトリミングしてもこの程度。
 
ところで先日「スズメの謎」(三上修著)という本を読みまし。この本のテーマのひとつが日本には一体どのくらいのスズメがいるのかということ。身近なスズメではありますが、これまで誰も調べたことがありません。結論は推定1800万羽。人口よりはだいぶ少ないですね。人口の1/7くらい。もちろん、一羽一羽数えたわけではありません。どういう風に調べたかというと、例えば一定の広さの住宅地の中に巣がいくつあるかを調べます。ひとつの巣があるということは雄雌で2羽、それに巣立つ雛鳥が3羽(2羽だったかもしれません。忘れました。)とします。次に日本の国土に同じような市街地が何平方キロメートルあるかを調べます。面積あたり同じ数の巣があると仮定して日本全土の市街地面積÷調査対象地の面積に拠って倍数を出して市街地のスズメの巣の数を算出します。同様に田畑が広がる環境、商業地というように環境ごとに巣の数を調べて出した数字が1800万羽というわけです。かなり誤差があることは著者も認めていましたが、著者としては億の単位なのか数千万、それとも数百万の単位なのかが知りたいという願望だったので、これで所期の目的はかなえられたというわけです。絶滅危惧種は別として野鳥の数が初めて調べられた画期的な研究でした。


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三ッ池公園

2018-02-21 | 三ッ池公園
 三ッ池公園でもエナガが営巣を始めていることが確認できました。巣材を咥えているエナガです。繰り返し営巣中と思しき木の方に向かって飛んでゆきました。
 
 これ以外は鳥の方は冬鳥も留鳥もさっぱりでした。
 平昌でオリンピックを開催しているからというわけではありませんが、公園内にある韓国庭園に入りました。白梅がよい香りを放っていました。
 
 魚の形をした風鈴。
 
 韓国庭園の外でも梅や寒桜などが咲いていて、次第に春めいてきました。
 

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等々力緑地公園と多摩川丸子橋付近

2018-02-18 | 等々力緑地公園
 今日はまずは多摩川台公園へ。今日も最低気温は氷点下まで下がった上北風が強く寒くなりました。丸子橋を渡る際は風で自転車が流されます。
 エナガは今巣作り中で羽毛を咥えているのを双眼鏡で確認できましたが、距離が遠かったので撮影はできませんでした。
 そのエナガの卵を食べてしまう天敵のオナガを撮影。オナガは警戒心が強くあまり近づけてくれません。
 
 帰りに等々力緑地公園に寄りました。
 オカヨシガモの30羽ほどの群れは人が近づかない場所にいてかなりの距離。それに対してヒドリガモはすぐ近くまでやってきました。
 
 昼近くになっても気温は低めでしたが、羽繕い中のスズメも日差しが強くなったと感じているのではないかと思います。
 

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多摩川台公園

2018-02-15 | 多摩川台公園とその近隣公園
 まだ寒いものの確実に日差しが強くなってきて、シジュウカラの囀りも力強くなってきました。
 
 このところ度々姿を現すトビ。すぐにカラスに追いかけられまくりますが、トビもそう簡単には引き下がりません。
 

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多摩川台公園

2018-02-10 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川がすぐ下を流れているのでよくトビが飛んでいるのが見られますが、松の木に止まっているところを見つけました。すぐ近くではカラスが威嚇していました。
 
 雌のジョウビタキがいつも同じ辺りにいて少し人に慣れているようでそこそこの所までは寄らせてくれます。
 
 
 エナガは3羽の群れとペアになったものの両方を見ました。そろそろ繁殖に向けてペアが形成されているようです。どちらも近くには来なかったので小さな写真しか撮れませんでした。

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東高根森林公園

2018-02-09 | 東高根森林公園
 しばらくぶりに東高根森林公園へ。日陰の所にはまだ雪が残っていました。気温の低い日が続いているのでなかなか溶けません。
 園内を歩いていると野鳥カメラマンの姿がまったく見えません。これはヤドリギのある所にレンジャクが来ているのかもしれないと思いましたが、その場所に着くと案の定30人ほどの望遠レンズを持った人たちが集まっていました。まずは双眼鏡で見てみるとヒレンジャクの方でした。2羽いましたが10数メートルの樹上にいて逆光、それに周りの枝もうるさく証拠写真程度のものしか撮れませんでした。10分ほどしてどこかに飛び去りました。
 エナガの声がしたので見ていると声を発したと同時に姿が見えなくなりましたが、その数秒後にタカが現れ谷を越えて雑木林に突っ込んでゆきました。翼をすぼめていたので少し小さく感じましたが、恐らくオオタカだったようです。
 いつも行っている多摩川台公園よりも遥かに広く自然度も高いので多少期待したのですが、冬鳥はツグミのみで鳥の写真はヒレンジャクを10コマほど撮ったのみでした。
 日溜りではフクジュソウが咲いていました。
 
 ロウバイもちょうど見頃です。
 

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多摩川台公園

2018-02-07 | 多摩川台公園とその近隣公園
 エナガの群れを観察していると警戒音を出してニシキギの中に潜り込みました。トビがエナガを襲うことはあまり考えられませんが、トビが上空を飛ぶとやはり警戒します。細かい枝が混みあっている場面ではAFからMFに切り替えた方がよいようです。
 
 採餌をしていても外敵がいないか、仲間はどこにいるかなど常に条況把握を怠りません。
 

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多摩川台公園

2018-02-04 | 多摩川台公園とその近隣公園
 公園に着くとすぐにエナガの群れに遭遇し、1時間余り動きを追ったものの低い位置に降りてこなかったので1枚も撮れず。
 ヤマガラが実を啄んでいました。
 
 メジロが地面で餌探し。手前の柵が邪魔でした。
 
 冬鳥はツグミが少数見られる程度で今年は冬鳥の少なさが際立っています。

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洗足池公園

2018-02-01 | 洗足池公園
 カモ類以外の冬鳥を見ることはできませんでしたが、シジュウカラなどを撮影。
 葦の茎を突いて中にいる虫を探すシジュウカラ。
 
 超望遠レンズを構える10人ほどのカメラマンがいたので、これはカワセミだなと思って近づくと案の定でした。私も数コマ撮ってその場を離れましたが、他の人たちは飛び立つのを待っているようで身動きせずにそのチャンスを待っている様子。
 
 餌探しに専念するコゲラ。5メートルほどの近さですができるだけ動かないように撮影していると警戒せずに長い間木を突き続けていました。
 

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