カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

国立科学博物館

2015-07-31 | あちこち
 科博の日本館の建物は重文に指定されていて内部の装飾はクラシカルな雰囲気です。これまでも撮っていますが改めて撮りたくなる建物です。ヨーロッパだともっとコテコテに装飾されますが、そこは日本のことぐっと控えめな装飾。少し物足りなくも感じますが、これはこれで独特の雰囲気を醸し出しています。
 ところで常設展示は2,3年前に行って以降、部分的にリニューアルされたようで見覚えのない展示がありました。文科省にはせめて常設展示くらいは大英博物館のように無料で見せる太っ腹を見せてほしいところですが、オリンピック・スタジアム建設のすったもんだを見ていると期待できそうもないですね。
 
 
 
 
 

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国立科学博物館

2015-07-30 | あちこち
 昨日は上野の科博で開催中の「生命大躍進」展を見に行ってきました。夏休みとあって小学生くらいの子どもたちがたくさんいて結構混んでいました。
 現物を目の前にすると1億年以上も昔の生物の痕跡が化石となって、よくぞ現在まで残ったものだと改めて思いました。完全に姿を留めている化石が多く素人ながら、質のよい化石が集められていると感じました。しかし、私には1億年はおろか1万年という時間でさえ実感的に時の長さを感じることはできません。まさに天文学的な長い時の流れといえます。
 三葉虫は5億年近く前に生息していたもの。
 
 アンモナイトの渦巻模様の見事さ。
 
 レピドーテスは1億5000万年ほど前(ジュラ紀)に生息。完璧に形が残っています。
 
 ディメトロドンの復元模型。2億5000万年前(ペルム紀)に生息。
 
 特別展を見た後は常設展示を見て回りましたが、ヨシモトコレクションの動物剥製は何度見ても見事です。
 

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多摩川台公園

2015-07-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日は多摩川台公園へ。一昨日は川崎でも猛烈な雷雨となりましたが、特に雷はこれまで経験したなかでもトップクラスの凄まじいもので、付近にもいくつかの雷が落ちたようです。多摩川台公園にも集中的に降った雨が流れた痕跡が残っていました。
 ハグロトンボはこのところ行くたびに目撃はしていたものの撮影できずにいましたが、やや遠かったもののやっと撮影できました。こちらは雄。かなり敏感でそっと近づいてもすぐに察知されて遠ざかってしまいます。
 
 こちらが雌。どちらもやや薄暗い所が好きなようで晴れているにも関わらず感度を上げて手振れを防いで撮っています。
 
 ニホンカナヘビの幼生がいました。
 
 今夏はエルニーニョの影響で少しは涼しい夏になるかと期待していましたが、どうやらそうはならないようでこの日も9時頃には早くも蒸し暑い空気に満ちていました。

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三ツ池公園

2015-07-22 | 三ッ池公園
 池の畔にはコオニユリの花。散策道からは見えづらく見落してしまいそう。
 
 同じ場所を広角で撮って水面に映る夏雲を入れて。湿度が高いため青空がすっきりとした青空にはならず、もやっとした感じの空でした。いつもより3割くらい空気が重く感じられます。
 
 睡蓮がたくさん浮かぶこの池は水の色が濃いので鏡のように周囲の林を映し出します。風がほとんどなかったので一層くっきりと。
 
 連休2日目なので帰路も車が少なく走りやすい道でした。今月は暑さのために出かけることが減り、自転車の走行距離はなかなか伸びずまだ200㎞に届きません。
 帰宅後はシャワーを浴びて火照った体を冷やし、朝淹れておいたアイスコーヒーを飲んで熱中症の予防。

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三ツ池公園

2015-07-21 | 三ッ池公園
 昨日は三ツ池公園へ。少しでも涼しいうちにと早目にでかけましたが、猛烈な湿度で朝の清々しさはまったく感じられませんでした。ジョギングしている人たちのTシャツも汗びっしょり。
 多摩川台公園ではすっかり終わってしまったヤマユリの花がこちらではまだ咲き残っていました。
 
 撮っているとちょうどクマバチがやってきました。このヤマユリは花弁の赤い斑点が少なめ。
 
 クサギの花は咲き始めたところ。
 
 池にはチョウトンボがヒラヒラと舞っていましたが、なかなか岸辺近くに来てくれないため撮影できず、オオシオカラトンボを撮影。
 

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生田緑地ばら苑

2015-07-20 | 生田緑地ばら苑
 台風の影響で雨が続きカメラを手にしない日が続いています。昨日は一転晴れてジリジリと焼ける音が聞こえるような陽射しが照りつけて猛暑となりました。
 また古い写真を引っ張り出して、今春の生田緑地ばら苑での写真から。柔らかな光が当たって絶好の条件でした。
 
 私はニコンD7000とペンタックスK-5を使っていますが、ばら苑での撮影ではペンタックスマウントのタムロン90㎜を持っていることもあって、ペンタックスを使うことが多いです。カメラ自体で見るとそれぞれ一長一短ですが、一番の違いは手振れ補正がニコンはレンズ内方式なのに対してペンタックスはボディー内にあることでしょう。使っているとニコンの方が手振れ補正の効きがよいことがわかります。ペンタックスは全般的に効きが悪い上にムラが多いと感じます。ただ、フィルム時代の古いレンズを使っても手振れ補正が働くのはメリットです。操作性についてはD7000はモードダイヤルにロックがないためにいつの間にか動いてしまっていることがあったり、外付けのバッテリーパックとの連結部分のゴム製のパッキング部品が意図せずに開いてしまうといった造りの悪さが散見されて不満を覚えます。K-5にはそうした不具合はなく、露出補正をするのに親指一本で容易に操作できる点でもD7000より優れています。一方高感度撮影の際のノイズはD7000の方がやや少ないようで一歩リードしています。こんな具合にそれぞれ長所もあれば短所もあって、撮影目的によって使い分けています。どちらのカメラも後継機種がいくつも出ていてだいぶ古くなってしまいましたが、写りには大きな不満がないのでもうしばらく使うことになりそうです。

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砂子の里資料館

2015-07-16 | 美術
 雨続きの天気から一転快晴猛暑の天気が続いて高温多湿に弱いので、このところ撮影はお休み。そこで2か月近く前、5月下旬にでかけた川崎で撮った写真から。
 「砂子の里資料館」は浮世絵を展示しているので前から一度行ってみたいと思っていた所で、私設の資料館にも関わらず無料です。館のちょうど前に古いスタイルの赤いポストが立っていて絵になります。浮世絵は退色の進んだものもありましたが、歌麿を中心に70点ほどが展示されていました。
 
 すぐ近くには数年前にオープンした「東海道かわさき宿交流館」があり、こちらも初めて行ってみました。東海道53次の宿のひとつとなっていた川崎宿についての展示がされていますが、行ったときはちょうど大石芳野さんの震災後の福島を撮ったドキュメントの写真も展示中でした。それを見ると原発事故がなかったかのように動いている世の中に愕然とする思いでした。
 
 
 帰路も多摩川の土手沿いの多摩川サイクリングロードを走って帰りましたが、写真は多摩川を渡る京浜急行線。多摩川サイクリングロードはなぜかこの辺りまでは延びておらず舗装されていないので、上流に向かってしばらくは砂利道を走らされます。
 
 
 今日、衆議院で安保法制法案が採決される見込みだという。国民の多くが疑問を投げかけ、反対あるいは理解できないとしているのに安倍首相は聞く耳をもっていないようだ。どう考えても憲法を改正せずに集団的自衛権を発動できると解釈するのは無理があると思える。そうしたいなら堂々と憲法改正をしてから進めるべきだ。そもそも平和主義と言えばよいものをわざわざ「積極的」などというところから、うさんくささを感じる。戦後、平和国家として国際貢献してきたことで日本は信頼され独自の価値をもつ国家となっていると思うが、そうした信頼の基盤を壊すことになるのではないか。

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多摩川台公園

2015-07-14 | 多摩川台公園とその近隣公園
 砧公園に行った翌日は多摩川台公園へでかけましたが、前日とは打って変わって朝から蒸し暑くゆっくり歩いているだけでもじわじわと汗が出てくる暑さ。シジュウカラの幼鳥はもう育ってしまったので幼鳥独特の鳴き声は聞かれなくなりました。ハグロトンボが1頭飛んでいましたが、近づくと逃げられてしまい撮影できず。その後は見つからずまだ個体数は多くないようです。
 高温多湿なのでキノコがたくさん発生していて写真のキノコは笠の直径が10㎝余りの大きさ。
 

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砧公園

2015-07-12 | 砧公園
 雨をたっぷり含んで苔は活き活きとしていました。ムクノキだったと思いますが、樹肌をびっしりと苔が覆っていました。
 
 無数に爆生していたキノコ。十数メートル四方の範囲に生えていたのはすべてこのキノコ1種類のみ。
 
 野草園で咲いていたコオニユリ。
 
 今月4日に開幕したツール・ド・フランスは9日目を迎えて中盤にさしかかっています。
 6月に行ったフランスでは1日前後の新聞に早くもコースの地図が載っていたものですが、一昨日は世界遺産として有名なモン・サン・ミシェルの南10㎞ほどのところを走ったようです。昨年は大きな落車事故が何度も発生して有力な選手が怪我で脱落してしまいましたが、今年は今のところ有力選手の脱落は少なく今後の展開に期待がもてます。今年は残念ながら日本人選手は出場していませんが、映像ではフランスの古城や美しい街並み、牧歌的な農村風景が映し出されて、選手の熱戦だけでなくこうした風景が見られるのもツール・ド・フランスならでは。

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砧公園

2015-07-10 | 砧公園
 今日はようやく晴れたので砧公園へ。お日様を見たのは何日ぶりでしょうか。これだけ雨が降る続くと農作物にも影響がないかと心配です。往路はこの時期とは思えないほどの涼しさで湿度も低いように感じられましたが、帰路はさすがに陽射しが強く暑くなりました。
 下の写真はいずれも1本の大きなクヌギの木で撮ったものです。直径1メートルほどはありそうな大きなクヌギの木の表面から様々な世界が見えます。キノコは2種類でどちらも笠の直径は1㎝もないほどの小ささ。白い方は5㎜もあるかどうか。雨続きだったのでキノコ類は公園内でたくさん見られました。
 
 
 キノコを撮っていて見つけた蛾は見事な保護色です。
 
 陽が高くなってくるとミンミンゼミが鳴き始めました。もちろん今年初めて聞く鳴き声でした。

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