カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

砧公園

2021-01-28 | 砧公園
 よく晴れた砧公園へ。
 枝に止まるシロハラを見つけた。
 
 片足を上げたまま止まっているツグミ。
 
 ルリビタキの雄が現れた。先日は雌を確認したが、雄を見たのは今シーズン初めて。時々、地面に降りて採餌していた。
 
 カラスが騒いでいるので上空を見るとオオタカがカラスに追われていた。しつこくいつまでも追い続けていた。
 
 野鳥サンクチュアリに行くとオナガの群れがいた。
 
 昨夜はモーツァルトのピアノ協奏曲23番と交響曲40番を聴いた。モーツァルトは1791年に亡くなっているので、今年は没後230年になる。聴いたCDはグルダのピアノ。指揮はどちらもアーノンクール。協奏曲は1983年録音だから1930年生まれのグルダ53歳頃の演奏。グルダは1974年から75年に21番他4曲のモーツァルトの協奏曲をアバドの指揮で録音しているが、新しい録音は一層肩の力が抜けた演奏する歓びに溢れた演奏のように感じる。
 1930年生まれと言えば同じオーストリア生まれの指揮者クライバーも同年生まれである。
 昨年クライバーの伝記(上下巻合わせて1000ページを超える大著)を読んだが、それによるとこの二人によるレコーディング構想もあったようであるが、実現することはなかった。レコード会社とすれば実現すれば大きなセールスとなること確実だからクライバーに提案したのだろうが、レコーディングに極めて消極的なクライバーに早々に諦めたということのようだ。
 二人とも稀有な才能に恵まれながら残された録音は限られているが、クライバーについてはそもそもレパートリーが限られていて録音が少ないだけでなく演奏会でも同じ曲を繰り返し演奏していて、特に晩年には新しい曲目をプログラムに加えることはなかった。

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多摩川台公園

2021-01-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 人出が少ないせいかツグミ10羽ほどが地面に降りて採餌していた。エノキの実を食べているようだった。
 
 明るいところに出てくることが少ないシロハラが珍しく日向に出てきた。
 
 
 水生植物園ではアオサギが地面に降りて採餌していたが、小さいので何を食べているかはわからなかった。
 
 コサギもやってきてあまりアオサギに近づかないように距離をとって漁を始めた。
 

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多摩川台公園

2021-01-22 | 多摩川台公園とその近隣公園
 今回は2日分をまとめて。
 1日目はシメとツグミを撮影。
 シメはかなり遠かったですが、今年はあまりシメが見られず、曇り空バックで鮮明には写りませんでしたが、これまでほとんど撮っていなかったので撮りました。
 
 ツグミの方は林をバックにして鮮明な写り。
 
 翌日再び出向きましたが、なんとモズがシジュウカラを咥えている場面を目撃。
 辺りにいたシジュウカラやメジロなどが一斉に騒ぎ始めたのでタカがどこかにいるかと思い、周りを見渡すとこの衝撃的な場面を目の当たりにしたという次第。
 
 
 モズとシジュウカラの大きさはそれほど大きな差はないので、それを嘴で持っているというのはかなりの力技です。そのシジュウカラを咥えて枝から枝へと飛び移っていました。
 
 これまでモズが虫を捕らえて食べる場面は何度も見ていますが、鳥を捕まえたというのは初めてのこと。これから先もう見られることはないかもしれません。

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洗足池公園

2021-01-19 | 洗足池公園
 この池では例年よりもカモ類の個体数は少ないようです。
 オナガガモの雄。色数は少ないですが、なかなかダンディーですね。
 
 オオバン。逆光で撮ると嘴の肉色が透けて見えます。
 
 エナガ数羽の群れが現れました。別の公園のエナガはもうペアになって行動していましたが、この時期は個体によって異なるようです。
 
 まったりと休んでいるキジバトさん。
 
 紅梅がだいぶ咲いていました。
 

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生田緑地公園

2021-01-16 | 生田緑地公園
 今年最初の生田緑地公園ということで重くなるのを覚悟してフル装備で。この公園は私が通っている公園では最も自然度が高い。
 一般撮影用にペンタックスK-5に16~85。接写用に50㎜マクロ。鳥と風景用にはニコンD7500にタムロン100~400。それにライカ8×20双眼鏡。90または100㎜マクロも持参すればさらに完璧だが、さすがにやめた。
 公園の入口近くには丘陵から湧き出した水が小さな流れを作っている。
 底には雑木林の木々の落葉がたくさん沈んでいて形も色も様々。日陰になっているので青みの強い発色になっているが、補正せずにそのまま撮影した。
 
 
 使用したレンズは昨年暮れに購入したペンタックスの50㎜マクロでこの日初めての使用。APS-CのK-5に付けると76㎜相当になるので程よい画角。
 岩の間から流れ落ちて波紋が広がっている。
 
 日陰ではアオジのペアが採餌中。明るいところに出てしまうと慌てて暗い場所に戻るのがおかしかった。
 
 エナガのペアも現れ可愛らしい表情を見せてくれた。
 
 冬芽を50㎜マクロで。葉を落としているので木の名前は不明。
 
 冬鳥はツグミ、シロハラ、アオジの他に上空を飛ぶイカルの10羽ほどの群れを見た。
 駐輪場に戻るとオオタカが飛翔しているのを発見。ザックから双眼鏡を出したが、すでに林の陰に隠れていた。

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多摩川

2021-01-14 | 多摩川
 天気は快晴。久しぶりに多摩川へ。一昨年の台風で荒れていた河川敷の復旧工事が行われていたために立ち入りができなくなっていたが、やっと入れるようになった。
 
 
 せっかくの青空だったのに、上の2点は色温度を上げた設定のまま撮ってしまったので、少し赤味がかった発色になっていて、実際に見た印象とは違ったものになってしまった。
 カモ類はヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモの3種類。それにオオバン。サギ類はコサギとアオサギ。他に水鳥ではカワウ、ユリカモメ程度でやや単調。
 最も個体数が多かったのはヒドリガモで次に多かったのはコガモ。
 
 オオバンもかなり多かった。
 
 多摩川台公園方向の斜面が燃えているのに気づいて撮影。数分後に消防車がやってきた。通りかかった電車はその場で停車してしまった。雑木林の斜面なので火の気はない場所、たばこの火の不始末だろうか?空気が乾燥している上に風もあったので火の勢いは強かったものの、消火作業が始まるとすぐに火の勢いは収まったようだった。
 
 ところで昨年1年間の自転車走行距離は3707㎞でしたが、もし、これを車で移動したとすると556㎏の二酸化炭素を排出した計算になるという。50年生の杉の木は1年当たり14㎏の二酸化炭素を吸収しているとのことなので、杉の木約40本分の吸収量に相当する。二酸化炭素の排出を削減するために走っているわけではないが、いくらかは地球温暖化の抑制に寄与しているか。

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東高根森林公園

2021-01-10 | 東高根森林公園
 ケヤキの木に寄生しているヤドリギ。レンジャクがやってくることもあるが、まだ来ていなかった。
 
 カラスウリの赤い実が色の乏しい雑木林の中で目立つ。
 
 こちらはナンテン。
 
 前回も撮影した場所でまたアオジを見ることができた。今回はいつもの100~400ではなく、ペンタックスの60~250で撮ったのであまり引き寄せて撮ることはできなかった。やはり250と400の差は大きい。
 
 冬鳥はアオジとシロハラを確認したのみ。その他、目ぼしいところではアオゲラとモズを見つけたもののすぐに林の奥に消えてしまったりで撮影することはできなかった。

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三ッ池公園

2021-01-06 | 三ッ池公園
 新年2番目に訪ねたのは横浜市の三ッ池公園。
 天気には恵まれたものの被写体は少なく苦労しました。
 モノクロームで水面に突き出た枝を撮影。
 
 こちらはオオバンが泳いできたところを草と絡めて。
 
 冬に花を咲かせるリュウゼツラン。
 
 朝は冷え込んだので日陰ではまだ霜が溶けずにいました。まだ色を残しているモミジです。
 
 上の写真は太陽光の設定で撮っているので、青みの強い発色になっています。
 
 色温度を上げて見た目に近い色合いにしました。
 冬鳥はアオジを見たのみでした。
 我が家に設置した水浴び場ですが、24cm四方の容器に多いときはメジロが5羽も同時に入って水浴びすることもあります。まるで混みあった銭湯のような状態。シジュウカラとメジロの混浴が見られたり、時々、順番を巡ってかメジロ同士で諍いが起きることもあり、様々なドラマがあります。
 スズメはいつも水を飲むだけだったのですが、とうとう水浴びをしているところを見ることができました。ヒヨドリはなかなか来なかったですが、最近はやってくるようになりました。ヒヨドリが水浴びするには水深が浅いようで、水が少ないときは飲むだけで帰るようです。キジバトも水を飲みにきてもよさそうなものですが、これまでのところはまだ姿を見ていません。

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砧公園

2021-01-04 | 砧公園
 2021年最初の撮影は砧公園に出かけました。快晴の元日でした。
 ツグミは地面に降りたり低い枝にも止まるようになって、写しやすくなりました。
 
 ヤマガラはあまり警戒しないので撮りやすい鳥です。
 
 モズが獲物を探していました。こちらは接近すると逃げてしまいそうな感じだったので距離をとって。だいぶトリミングしました。
 
 昨年の暮れにペンタックスの16~85㎜と50㎜マクロを購入。以下の写真は16~85での撮影。昨年はルミックスの12~60㎜が故障し、修理がされずに戻ってきてしまうということがあり、結局同じレンズを再度購入したのですが、このことでルミックスには少し嫌気がさしたこともあり、ペンタックスのほぼ同じ画角のレンズを購入した次第です。
 両者を比較するとペンタックスはAPS-Cの一眼ということもあり、大きさは2回りほども大きく重さも2倍以上あります。ボディ自体もペンタックスの方が重いので重量差は600g近くになり、撮影にはいつも自転車で出かけているので、この重量差は痛いところではあります。
 早くも白梅が咲いていました。この白梅は例年真っ先に咲きます。
 
 快晴だったので木の影がくっきり。
 
 美術館の壁面にも木の影が刻まれていました。
 

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生田緑地公園

2021-01-02 | 生田緑地公園
 明けましておめでとうございます。今年もご覧いただければ幸いです。
 昨年暮れに生田緑地公園を訪れました。
 ハリギリの種子が青空に浮かんでいます。
  
 こちらはクズの種子。鞘には毛が生えているので逆光に輝いています。
 
 カシワバハグマの種子。
 
 ムラサキツバメが日を浴びて体温を上げていました。ムラサキシジミよりも一回り大きく見応えがあります。ムラサキシジミよりも見られる頻度はだいぶ少ないのではないか。
 
 コジュケイを撮影することができました。数十年前までは特徴的な鳴き声をよく聞いたものですが、めっきり少なくなりました。
 
 2020年最後の生田緑地公園になるので、久しぶりに展望台に上がりました。中央は都庁の庁舎。
 
 昨年は新型コロナに明け暮れた一年でした。東京に接した川崎市も東京23区と同様の感染拡大がありました。ワクチンができてもそう簡単に一件落着というわけにはゆかず、根気よく向き合うことが求められそうです。
 

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