カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2020-06-30 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川を後にして久しぶりに大田図書館に行きました。コロナ以後ずっと行かずにいたので4か月ぶりくらいになるでしょうか。新聞・雑誌の閲覧スペースは間隔を開けて椅子が置いてあり、以前と比べると1/3以下の席数しかありませんでした。それでも来館者もまだ少ないようで席は空いているので皆さん間隔を置いて着席しています。エアコンは入っていましたが、窓を開けているのであまり涼しくは感じませんでした。利用時間は30分程度を目安としてとなっていたので、30分余りで退出して多摩川台公園に向かいました。
 公園ではシジュウカラの幼鳥の鳴き声が聞こえなくなりました。成長してもう幼鳥の鳴き方をしなくなったのでしょう。湿性植物園に行くとコシアキトンボが止まっていました。真っ黒な体に白線が1本という実にシンプルなデザインですが、なぜ真っ黒ではいけなかったのか、と考えるとこれも不思議なことです。前から見ると顔の一部も白くなっています。シマウマの縞は体液を吸う害虫除けの効果が多少あるということをNHKの番組で見たことがありますが、コシアキトンボの場合も何かの意味があるのでしょうか。
 
 
 撮影を終えてベンチに座りカメラをバッグにしまっているとすぐ脇にトンボがやってきました。ベンチに落ちた鳥の糞を舐めにきたようです。しまいかけたカメラを出して撮りましたが種類は不明です。大きさはシオカラトンボよりやや大きい程度でした。
 

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多摩川

2020-06-29 | 多摩川
 最も目についたのはハルシャギクでコスモスに似た感じですが、調べたところ北アメリカ原産のキク科の花だとわかりました。
 ちなみにコスモスもキク科です。
 
 他に多いのはツメクサで白花と紫の両方が咲いています。一見すると河川敷にはハルシャギクとツメクサしかないようにさえ見えますが、それでも丹念に見て回るとツメクサの間にモジズリが咲いています。
 
 蝶はモンシロチョウが圧倒的に多いですが、この日はツバメシジミも比較的よく見られました。
 
 表側は無地に近い感じで地味です。
 
 カメムシの仲間のナガメがいましたが、1㎝に満たない小ささ。マクロ域では手振れ補正があまり効かないので、手振れのカットが多くありました。
 

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東高根森林公園

2020-06-27 | 東高根森林公園
 前回の続きです。
 歩き始めるとすぐにカマキリを発見。体長3㎝もない小ささ。
 
 名前はわかりませんが足がとんでもなく長いクモがいました。胴体は1㎝ほどしかありません。どうしてこれほど長い脚が必要なのか。生き物の世界は不思議だらけです。
 
 一つ一つの花(というか正確にはガクですが)が微妙に色合いが違う紫陽花の上を小さなヒラタアブが飛んでいます。
 
 イロハモミジの幹の模様を見ているとまるでへそのようなものがあり、よく見ればカタツムリだとわかりました。1mほど下にもう1匹いましたが同じ側にいたのは日当りの関係なのでしょう。ミスジマイマイと思われます。
 

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東高根森林公園

2020-06-27 | 東高根森林公園
 オカトラノオはちょうど見頃になっています。日当りの少ないところのものはまだ蕾なのでしばらくは楽しめそうです。
 
 キツリフネソウも咲き始めたところで、これから開花が続きそうです。それにしても何度見ても不思議な形をしています。
 
 
 ノカンゾウとヤブカンゾウの両方が咲いていましたが、こちらはノカンゾウ。
 
 雨上がりだったので苔が一層生き生きとしていました。
 

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多摩川台公園

2020-06-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
 毎年紫陽花から少し遅れて咲くノカンゾウ。この花が咲くと夏が迫っていることを感じます。
 
 紫陽花は次第に萎れた花が目立つようになってきました。
 
 このネムノキは大木なので花ははるかなたに咲いています。
 
 カメラをバッグにしまおうとしていると石のベンチの上にカメムシがいました。よく見ると3匹もいてちょうどこのカメムシの発生の時期のようです。珍しいカメムシではないと思いますが、自宅の図鑑には載っていませんでした。
 
 鳥の方はシジュウカラの幼鳥の声も聞こえず、これといったものは皆無でいよいよ夏枯れの時期になりつつあります。
 
 24日にオリンパスがカメラ事業を売却するというニュースが流れて驚きました。カメラ事業が赤字を出しているということは知っていましたが、長い歴史があるので手放すことはないだろうと思っていました。
 オリンパスといえばハーフ・サイズ・カメラのペン・シリーズ(最初のモデルは1959年発売)が一世を風靡しましたが、私もペンSが最初の私自身のカメラとなるはずでした。しかし、買いに行ったカメラ店の主人がほぼ同じ価格の露出計内蔵のミノルタ・レポを勧め、家族もそれにしろということで、こちらが私の最初のカメラとなりました。しかし、ペンにしなかったことはずっと心に引っかかっていて、その後、35㎜版が主流の時代に移るとオリンパスのトリップ35(1968年発売)というコンパクトカメラを購入するに至りました。これが私が手にした最初のオリンパス・カメラでした。ただ、これは特にオリンパスらしいカメラとは言えず、これといった特徴はありませんでした。その後、オリンパスはXA(1979年発売)というカメラを発売しましたが、これはいかにもオリンパスというもので超コンパクト・軽量な上に使わないときにはバリアーでレンズ部を覆うことができるというユニークなものでした。
 一眼レフはペンタックスとニコンを使用したので、フィルムカメラの時代はオリンパスはこの2機種を使用したのみに終わりました。
 デジタルの時代を迎えて最初のオリンパスはC-5060WZ(2003年発売)というコンデジで、当時としては少なかった27㎜からの広角ズームが付いていたので便利でよく使いました。ミラーレスになってからはE-M10を皮切りに現在のE-M1Ⅱまで数台を使用しているというのがこれまでの経歴です。
 こうして見てくると熱心なオリンパス愛好家というほどではありませんが、オリンパスとは着かず離れずという関係できて、このところ少し関係が濃くなったところで今回のニュースに接したというタイミングでした。
 オリンパスが事業を売却した後も製品の販売やアフターサービスは続くようですが、やはり不安は残ります。アサヒカメラの休刊といい写真・カメラ業界には暗いニュースが続いていて、まだ今後も続くのではないかという不安がぬぐえません。

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三ッ池公園

2020-06-24 | 三ッ池公園
 前夜まで雨が降っていたので草木には水滴が残っていました。水滴レンズには周りの景色が映り込んでいます。
 
 この近くにはオカトラノオがありましたが、日当りがあまりよくないためか開花までもう少しというところでした。
 
 尾根コースを歩くと四角く角張った実がありました。マユミの実で秋に赤くなると目立ちますがこの時期は見過ごしてしまいそうです。
 
 その近くで見つけたカマキリはまだ5㎝弱というところでまだ成虫になりきっていません。
 
 草地にはモジズリが咲いています。
 
 池巡りコースでは紫陽花を池をバックに撮影。
 
 この写真以外はオリンパスの60㎜マクロによるもので、マクロレンズ大活躍の一日でした。

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多摩川台公園

2020-06-23 | 多摩川台公園とその近隣公園
 公園から見える風景ということで昨年の台風被害で一躍有名になってしまった武蔵小杉の高層マンション群。手前に多摩川に架かる架橋を東急線が渡っています。
 ちょうど登り下り両方向から来たところ。本数が多いので珍しくはないですが。
 
 紫陽花の葉の上にホタルガがいました。
 
 湿性植物園ではクサレダマが咲いていました。
 
 
 同じく湿性植物園のミソハギ。
 
 オオシオカラトンボも。クロスジギンヤンマもいましたが常に飛んでいるので撮れません。
 
 以上のような写真を撮っているとシジュウカラの幼鳥の群れがやってきて、メジロやコゲラも混ざっていました。動きの早いシジュウカラは撮れずコゲラだけが撮れました。
 距離があったのでだいぶトリミングしてあります。
 

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生田緑地公園

2020-06-22 | 生田緑地公園
 前回の続きです。
 キビタキの囀りが聞こえて姿を探しているとシジュウカラやエナガの幼鳥の群れに出会いました。エナガは特に多く20羽ほどいたかもしれません。一家族にしては多すぎるのでいくつかの家族が合同で行動していたのかもしれません。
 エナガもシジュウカラも動きが早くてなかなか撮れませんでしたが、やっと撮れたと思ったらヤマガラの幼鳥でした。ヤマガラの幼鳥が撮れたのは初めてです。他にメジロやコゲラもいたので全部合わせると大集団でとても賑やかでした。
 
 こちらは成鳥のようです。E-M1Ⅱにルミックス100~300で撮っていますが、どうもシャープに撮れません。このレンズには同じパナソニックのカメラの方が相性がよいのかもしれない、とこの頃思っています。
 
 キビタキの方はほんの数秒ですが姿を見ることができ撮ることもできましたが、やはりピンボケでお見せするような写真はありません。
 私が好きな花のひとつであるオカトラノオ(サクラソウ科)が咲き始めていました。長い花穂がカーブを描いている形がいいし、蕾がなんとも可愛らしいです。トラノオという名前も可愛い。
 
 花穂の先の方が葉に隠れてしまい残念。
 
 コウゾ(クワ科)の実が熟してオレンジ色の輝き。
 
 古株の木の根元近くにはシダと共にハリギリが根を下ろしていました。
 

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生田緑地公園

2020-06-20 | 生田緑地公園
 真っ青な空が広がる天気。ホトトギスの鳴き声が空から聞こえてきます。
 
 公園に入ってすぐの所にある菖蒲園にまずは直行。
 花は終わりに近くよい状態の花は少なかったですが、少しでもよいものを探しました。
 
 
 菖蒲園にいたオオシオカラトンボ。
 
 紫陽花はまだ見頃で活きのよい花がたくさん。花の部分だけが水色のものがありました。
 
 かき氷のような綿あめのような・・・、涼し気な紫陽花。

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多摩川台公園

2020-06-19 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この日も30℃超えの暑い日でした。
 公園に着いてすぐに目に入ってきたのはこの蝶で動きがキビキビしています。テングチョウでは、と思っていたところ擁壁に止まりました。やはりテングチョウでした。
 
 コミスジは逆にどちらかというとフワフワとした飛び方です。
 
 紫陽花の葉の裏になにかいると気づいて近づくと蛾が止まっていました。よく見ると翅を透かして後ろの葉の緑が見えていました。体長2㎝余りの大きさ。
 
 シジュウカラの幼鳥に出会ったものの高所にいて撮影はできず、撮った写真は期せずして蝶と蛾ばかりになりました。
 気温が上がって蚊の活動も活発になり、今年初めて蚊に刺されました。

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