アカホシゴマダラ

　あまり成果がなくそろそろ引き上げようとカメラをしまっていると、サツキの植え込みにとても目立つ蝶が止まっていました。アカホシゴマダラという蝶で、以前は関東地方では見られなかった蝶です。私が持っている図鑑では奄美大島に分布するとなっていて、温暖化の影響で分布域が北上した蝶ですが、最近ではまったく珍しくなくなってしまいました。
　なぜかあまり元気がないような様子で近づいても逃げようとしませんでした。蝶も夏ばて、ということはないでしょうが。

多摩川台公園へ

　約半月ぶりに多摩川台公園に行ってみました。池の湿性植物の花はそろそろ終わりで、元気に咲いている花と言えば芙蓉くらいで彩りに乏しい季節です。鳥の方も相変わらず少なくてシジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラスのみ。そのシジュウカラも何羽もいないようです。

グリンツィングの街角⑤

　絵本の世界から抜け出てきたような家。日本だとありえない色づかいですが、不思議と違和感は感じられません。

グリンツィングの街角④

　広い敷地にゆったりと建っている家。左の方で咲いているのはシモクレンの花。

グリンツィングの街角③

　グリンツィングは緑が多い街でした。ベートーベンはこの街のホイリゲによくやってきたということですが、当時はどんな街だったのでしょうか。

ベートーベン／ピアノ協奏曲第1番
ピアノ／アルフレート・ブレンデル
指揮／ジェームズ・レヴァイン　シカゴ響

グリンツィングの街角②

　フレスコ画でしょうか。宗教画が描かれている家が何軒かありました。

　最近読んだ「馬の動物学」という本に馬が人を乗せて一日どのくらいの距離を移動できるかということが載っていました。それによるとよく訓練された馬であれば100～200㎞程度は可能とのことでした。アメリカでは騎兵馬で実験した記録があって、5日間で483㎞を移動、時速は9，6㎞だったということで、思ったほど早くないという感じがします。そうしてみると走り慣れた人であれば、200㎞程度走破できる自転車というのはたいしたものだと思います。

グリンツィングの街角①

　雨続きだった旅でしたが、最後の3，4日間は尻上がりによい天気となり、この日も晴れてすがすがしい天気でした。

教会の入り口

　教会の入口横にはキリスト像が。教会の白壁と隣家のマリア・テレジア・イエローに新緑がよく映えています。

　ラジオの子ども科学相談室を聞いていたところ、昆虫について回答する先生が今年はセミが少ないと言っていました。私もどうも少ないようだと感じていたのですが、それが裏付けられました。また、カブトムシは発生したと思ったら、すぐにいなくなってしまったということで、高温の影響ではないかと話していました。近所の枝豆を作っている農家の方の話では、例年より1週間位早く枝豆の収穫が終わってしまうということです。高温の影響は自然界全般に及んでいるのでしょうね。

教会

　前の写真に写っている教会です。こぢんまりとした教会で中に入って見ましたが、誰もおらず、ステンドグラスを通した光が射し込んでいました。

グリンツィングで

　相変わらずの猛暑で撮影には出かけていないため、4月のヨーロッパの旅から。最後の2日間の内、1日目は再びグリンツィングを訪れました。グリンツィングは今回の旅で2回訪れていましたが、最初は夕方ホイリゲに入って飲み食いした後はすぐにバスに乗り込んでしまいました。2回目の際もウィーンの森へ行くために通過しただけで街をゆっくりと歩くことはできなかったので、今度はゆっくりと歩いてみようと思ったわけです。
　写真は黄色のフィアットの小型車が町並みになかなか似合っていると感じて撮った1コマ。後に写っている教会の墓地にはグスタフ・マーラーが眠っていることを帰国後に知りました。もし、知っていれば訪ねたのに残念なことをしました。