カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

ルーマニア・ブルガリアの旅4

2017-06-30 | 海外旅行
 トランシルヴァニア地方には要塞教会がいくつもあるが、オスマントルコからの侵入を防ぐために作られたものでサスキズの要塞教会もそのひとつ。
 
 教会の上の方には螺旋階段で上がれるようになっていたので上がると村が一望できた。
 
 この辺りの伝統的な住居の造りで正面に大きな通用口が設けられている。
 
 シギショアラ時計塔は14世紀に造られたが焼失したため17世紀に再建されたもの。シギショアラは中世の雰囲気が感じられる町だった。
  
 バスでの移動では車窓からコウノトリやノスリを度々見たし、キツネも一度確認した。豊かな自然が残っている証だろう。

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ルーマニア、ブルガリアの旅3

2017-06-27 | 海外旅行
 ルーマニアでの1泊目はブラショフ。ただし市内ではなく山を登って行ったところにあるホテルで標高は1000メートルを超えているようだ。早朝に散歩に出て森の中に入ってゆくとドラミングの音が聞こえてきたが、双眼鏡を持って出るのを忘れたことに気付いた。肉眼では細かな模様はわからないが、背中が黒っぽいことはなんとかわかったのでアカゲラの仲間と想像した。
 草花も色々咲いていた。
 これはソバナに似た花。
 
 シソ科の花。
 
 日本にも似た花があったように思うが名前が思い出せない。
 
 いったんホテルに戻り双眼鏡を持って再び歩いた。様々な鳴き声が聞こえてきて、日本にいる鳥とよく似た声も聞こえる。特にヤブサメ、ヤマガラ、キビタキは日本のものとほとんど変わらない鳴き声だったが、キビタキは姿も見ることができた。色合いも日本で見るものとあまり変わらないようだった。他にカラ類の声も聞こえ、キツツキのドラミングが遠くから聞こえるものの姿を見ることができなかったのは残念だった。
 周囲の森は針葉樹と広葉樹の混合樹林で、広葉樹ではブナの木が目立った。北海道よりも北にあるうえに標高が1000メートルを超えているので、長袖シャツの上に上着を着てちょうどよいくらいの寒さだった。
 散歩を終えてホテルに戻るとホテル前にクロウタドリがいた。
 2日目はブラショフから北東に120㎞ほどのシギショアラに向かうが、その途中にサスキズの要塞教会を見学する予定。
 ルーマニアの河川は人工の堤防が少なく自然のままになっていたので野生動物にとっては棲みやすい環境といえる。
 
 牧畜も盛んで羊がもっとも多く見られ、次いで牛、馬の順。馬は後ろに荷車を引いているところがよく見られたが、バスの中からでは一瞬で通り過ぎてしまうので写真におさめることができなかった。車と一緒に馬車が走るなど日本では想像できないことで、牧歌的な風景がルーマニアには残っている。
 

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多摩川台公園

2017-06-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 帰国後、初めての散歩に多摩川台公園に出かけた。出国前はアジサイが咲き始めというところだったが、今はちょうど見頃になっていた。ただ、例年と比べると花が少し少なく大きさも小振りのように感じられた。
 
 ルーマニアでもネムノキの花が咲いていたが、ここでもネムノキがちょうど咲いているところ。ほとんど季節の歩みは変わらないようだ。ただし、湿度感が違い日本ではじめっとした空気を感じる。
 

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ルーマニア、ブルガリアの旅2

2017-06-24 | 海外旅行
 シナイア僧院の後は歩いて15分ほどの所にあるペレシュ城へ。建てられたのは19世紀でそれほど古いものではないが、中は贅を尽くした造りになっていた。
 
 
 
 庭園の獅子像。周囲は森に包まれているので鳥の声が賑やかだったが、日本にいる鳥とは鳴き声が違うので、なかなか種類まではわからない。この辺りは標高がややあることもあり、長袖シャツを着ていてちょうどよいくらいの気持ちのよい気候だった。
 ペレシュ城を後にしてブラン城に向かう。ブラン城はペレシュ城のあるシナイアから北西に約30㎞のところにある。
 ブラン城は14世紀に築城された城砦である。
 ブラン城からの眺め。
 
 ブラン城周辺には様々な草花が咲いていたが、そのなかのひとつで、フウロソウ科の花と思われる。
 
 少し時間が遡るが、ドーハの町を上空から撮った。海に突き出た半島に高層ビル群が屹立している。緑がかった海の色が美しい。
 
 今回の撮影機材だが、前回のポルトガル同様、オリンパスのEM-10とPL-6に9~18mm、14~150mmの2本のズームレンズで撮影した。
 ところでルーマニアという国についておさらいしておくと国土面積は日本の本州とほぼ同じ位、人口は約1900万人、人口密度は94人/㎢で日本の約1/4という密度。クラシックの作曲家ではあまり大きな存在はいないが、指揮やピアノの分野ではチェリビダッケ、シルヴェストリ、リパッティ、ハスキル、ルプーなどの大物を輩出している。

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ルーマニア、ブルガリアの旅1

2017-06-23 | 海外旅行
 12日から21日までルーマニアとブルガリアを旅してきた。昨年はポルトガルに行き、ユーラシア大陸の最西端の地を踏んだが、今回は同大陸のこれまでで最も東側の国を訪ねたことになる。
 今回は初めて夜遅い便で出発したので現地には午前中に到着。休まずにすぐに観光というハードスケジュールだったが、飛行機の中で一睡もできなかったわりには、特に支障なく観光することができた。それにこの強行軍には時差ボケを軽くする効果があるようで、翌日以降も時差ボケに苦しむことがなかった。
 ドーハ経由でヨーロッパに行くのも初めてだったが、乗り継ぎの飛行機への連絡バスに乗る際には早朝にも関わらず中東の熱風を感じた。サッカーの日本代表チームはこうした熱風の中で、しかも太陽が照りつける中で戦ったのだ。
 空から見る中東の大地は草木のない乾ききった風景が広がっていたが、それでも時々小さな水の流れが確認できた。
 
 黒海までやってくると雪を被った山脈が見えてきた。
 
 ルーマニアに入ると広大な農耕地が広がる風景に変わる。
 
 最初の観光はトランシルヴァニア地方にあるシナイア僧院で首都ブカレストから北に約126㎞の距離。僧院は17世紀に建てられたもの。

 見事なフレスコ画が残されていた。
 
 鮮やかなステンドグラス。
 

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多摩川台公園

2017-06-12 | 多摩川台公園とその近隣公園
 アジサイが次第に色づいてきました。もうかなり濃くなっている株もありますが、園内整備の中でアジサイがあった場所に歩道ができたりしたため、これまでよりアジサイの花が少なくちょっと寂しい眺めです。
 
 池に咲くミソハギにはモンシロチョウとモンキチョウが集まっています。モンキチョウが飛び立った瞬間を狙いました。写真を見るとストローをたたんだ状態で飛んでいました。
 
 シジュウカラの幼鳥の鳴き声があちこちで聞かれますが、写真を撮るとなるとなかなかチャンスがなかったですが、やっと撮ることができた。ちょうど芋虫を自分で探し出して捕まえたところでした。
 
 すべてルミックスGX-7に100~300mmズームでの撮影。
 明日から10日間ほど更新を停止いたします。

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カルガモ親子

2017-06-10 | 野鳥
 先日紹介したせせらぎ遊歩道のカルガモ親子を再度撮影。撮ったのは10日ほど前とちょっと経ってしまいましたが。
 日差しが強いので母ガモの陰に入って暑さをしのいでいるようです。
 
 1羽が水に入ると他の子ガモもさみだれ式に岩を降りてゆきました。
 
 近くにはスズメ親子も。
 

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田園調布せせらぎ公園

2017-06-09 | 多摩川台公園とその近隣公園
 せせらぎ公園でも過去にエナガの巣立ち雛を見られたことがあるので出かけたが、鳥の方はさっぱりだった。
 湧水でできた小池でトンボが産卵していた。クロスジギンヤンマだろうか。かなり暗かったので少しぶれてしまった。
 
 オオシオカラトンボも。見られたのはこの2種類だった。
 

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生田緑地公園

2017-06-07 | 生田緑地公園
 ハナショウブの写真を撮りに生田緑地公園へ。行ってみると例年よりも花が少なくちょっとまばらな感じ。所々櫛の歯が欠けたよう隙間があるし、暖かい日が多かった影響で開花が早かったようで萎んだ花も目についた。
 花の形が整ったものを探して撮影する。曇っていたので色温度を調整しながら花色が忠実に出るように気を付けた。
 
 花弁の形が丸っこい品種もある。撮影しているとホトトギスの鳴き声が聞こえてきた。
 
 これぞハナショウブといった感じの最もシンプルなデザインの花。
 
 ハナショウブの撮影をした後、少し園内を歩くとタイサンボクがたくさんの花を咲かせていた。珍しく低い位置に咲いている花があったので撮影。よい香りが漂ってくる。
 
 いずれもペンタックスの60~250mmで撮影。

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コアジサシ

2017-06-05 | 多摩川
 丸子橋付近ではコアジサシが見られるので出かけた。数羽が飛翔しながら獲物を探している。魚を見つけるとダイビングして捕まえる場面が見られた。
 体長28cmとそれほど大きくないし直線的に飛ばないのでファインダーに入れるだけでも大変で、さらにピントを合わせるのは至難の業だった。
 なかなかシャッターを切ることさえできなかったが、1枚だけだがピントが合った写真でダイビングした直後の場面。
 
 こちらはピントを外しているが、飛翔する姿。体長に対して翼がとても長いことがわかる。
 
 昨日は湿度が低く爽やかな風が吹いていたが、直射日光は厳しかった。

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