カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園

2013-08-31 | 東高根森林公園
 28日は朝からよく晴れたが、湿度が低くさっぱりとした空気だったので東高根森林公園にでかけた。明け方は気温が結構下がったようで、草には露が降りていたのだが、気温はみるみる上がって日向を避けながら歩いた。
 

 日陰になった木で大きなカタツムリが這っているのを見つけた。
 

 ヤブラン(ユリ科)が紫のきれいな花をたくさん咲かせていた。
 

 日陰になっている草むらにアカボシゴマダラを見つけたが気温が低くて飛べないのか、かなり接近したがまったく動かなかった。気温が低いといっても25℃位はあったと思うのだが・・・。それともまったく傷のないきれいな個体だったので羽化したばかりなのだろうか。
 

 広角ズームに付け替えて環境を入れて撮ったが、コンデジ程には接近できないので蝶があまり大きく写せず残念だった。こういう時、コンデジがあると便利だ。
 

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三ツ池公園続きその2

2013-08-30 | 三ッ池公園
 カマキリがぶら下がっているのを見つけた。死んでいるのかと思ったが、よく見ると脱皮して体が固まるのを待っているのだった。夏もそろそろ終わろうとしているのに随分遅い誕生である。
 

 キバナコスモスにはベニシジミが吸蜜に訪れていた。
 

 キタテハはタテハチョウとしては地味な色合いの蝶だが、翅の裏側はなんとも複雑な模様をしている。
 
 

 センニンソウ(キンポウゲ科)は今が盛りと咲いていた。
 

 ツルボ(ユリ科)も咲いていたが、写真に撮るのにふさわしいよい株は見つからなかった。日当たりがよいので少し遅かったようだ。
 

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三ツ池公園続き

2013-08-28 | 三ッ池公園
 萩の花にはキチョウが訪れていた。萩にはキチョウがよく似合う。
 
 
 
  
 シャッターを切った瞬間に飛び立ったようで後ろ足が花から離れている。
 

 色の濃いこちらが雄か。
 

 シオカラトンボの雄はチョウトンボとテリトリー争いをしていてチョウトンボが近づくと飛び立って追い払ってはこの場所に戻ってきた。そういえばチョウトンボ同士のテリトリー争いでは目の前50㎝程まで接近してくる場面もあった。
 

 秋の花に分類されるツリガネニンジン(キキョウ科)が咲いていたが、すでに散りはじめていたためか薄紫の花のはずがほとんど白に近かった。
 

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三ツ池公園

2013-08-26 | 三ッ池公園
 今日も昨日に続いて涼しい朝となった。しかも天気は晴れというわけで久しぶりに三ツ池公園に出かけて、これまた久しぶりに撮った写真が三桁に上った。自転車のペダルを踏んで走ると天気予報ほど湿度が低くはないように感じられ、それなりに汗をかいて公園に着いたが、公園に入ると同時にすっかり空気が変わって涼しい空気に包まれた。雑木林の力はすごいものだと感心した。
 アベリアの花にはオオスカシバが吸蜜に訪れていたので撮ったがAFで撮ったところピントが外れていてメーカーに点検をしてもらう必要があるかもしれない。オオスカシバは高速で羽ばたいているので翅はぶれてしまい写っていない。
 

 イチモンジセセリも吸蜜中。
 

 チョウトンボは人に慣れるということはないのだろうが、発生当初と比べると容易に接近して撮れるようになったように思う。
 

 どうだ!と、自慢しているかのように様々な姿勢をとって翅の色の七変化を見せてくれた。
 
 
 こちらは雌のチョウトンボで雄と比べると地味な色合い。撮っているときは気づかなかったが翅が傷んでいた。
 

 コリア庭園ではサルスベリが彩りを添えている。
 

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オオシオカラトンボとキンミズヒキ

2013-08-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日の朝は何週間ぶりになるのかいくらか涼しく感じられる朝を迎え、日中は蒸し暑さが戻ったものの夜はエアコンなしでも寝られた。今朝は雨の朝となって、気温もだいぶ下がってほっと一息、体が休まる思いだ。
 写真は数日前のもので、この時も朝の内はいくらかしのぎやすかったのでせせらぎ公園に出かけたが、この時期は写材に乏しくほんの数コマを撮るに留まった。しかし、しのぎやすかったのも束の間で、みるみる蒸し暑さが加わってきたので、早々に切り上げて近くにある大田図書館に逃げ込んだ。
 オオシオカラトンボは縄張り争いに余念がなく、スクランブル発進を繰り返していた。キンミズヒキはミズヒキとは言うもののミズヒキとは縁もゆかりもないバラ科の植物だが、バラ科にしてはなんともちっぽけな花だ。しかし、花の少ないこの時期に彩りを与えてくれる花でもある。
 

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宝来公園

2013-08-22 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園に出かけた日は、その後宝来公園にも回った。よく見かけるカルガモは多摩川にでも行っているのか見られず、池の上をトンボが飛び回っていた。小さな池だがやはり水があると涼しげな印象がある。
 

 汀に生えている草の葉上にシオカラトンボの姿があり、ファインダーを覗くと何かを食べているところだった。どうやらカナブンの仲間の甲虫のようだ。
 
 
 ツクツクボウシの鳴き声をたどると数メートル先の木に止まって鳴いているのを見つけた。
 

 アオスジアゲハはなかなか止まってくれないので今夏はまだ撮れずにいたが、地面に降りたのでやっと撮ることができた。ところが写真のように翼の端が折れ曲がっていて羽化の際に何らかのトラブルが生じたようだ。揚力が不十分なためか普通のアオスジアゲハよりも羽ばたきがせわしないように見えた。
 

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多摩川台公園

2013-08-18 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日は朝の内少し薄い雲がかかっていていくらか陽射しが弱かったので10日ぶりに多摩川台公園に出かけた。相変わらずセミの声が賑やかである。
 この時期、様々な昆虫たちの痕跡が地面に落ちているのが見られるが、まずはオオミズアオの翅が落ちていた。恐らく鳥に食べられてしまったのだろう。今夏になって翅だけは3、4度見ているのだが残念ながらまだ生体は見ていない。
 

 これはなんという蝶の翅だろうか。
 

 蜂が地面付近を何かを探しているように飛んでいたので様子を見ていると泥を集め始めた。図鑑を見てみたところぴったりの蜂は見つけられなかったが、トックリバチなどのドロバチ科の仲間のようだ。大きさは2㎝もないくらいの小ささ。
 

 ミンミンゼミの声が低い位置から聞こえたので探してみると枝に止まっているのを見つけた。写真で見ればどこにいるかすぐわかるが、野外で探すとなかなか見つからないものでこの時も見つけるまでしばらくかかった。
 

 ところで鳥の方はいつのまにかシジュウカラやスズメの幼鳥たちの賑やかな鳴き声が聞かれなくなった。振り返ってみると概ね7月末頃を境にこれらの幼鳥たちはすっかり親離れをして独り立ちしたようだ。

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影向寺のサルスベリ

2013-08-16 | あちこち
 昨日は宮前区にある影向寺にサルスベリの花が咲いている時期なので出かけた。尾根の上にあるので急坂を登ってゆく。寺に着いて自転車を降りると途端に汗が噴き出す。サルスベリの花はまだだいぶ蕾が多いもののまずまずの咲き具合だった。
 

 足元には散った花が点々と。
 

 多重露光してソフトフォーカスにしてみたがイメージどおりの写真にするのはなかなか難しい。
 

 白花のサルスベリは涼しげだが、こちらの株はまだそれほどの樹齢ではない。
 

 水盤の波紋がきれいだったので撮っていると住職が「なにを撮ってるの」とやってきて、水面にサルスベリの花を浮かべてくれた。
 

 寺の周辺は宅地化が進んでいるが、それでも雑木林が所々に残っているので境内にはカブトムシの骸があったし、久しぶりにアオゲラの鳴き声を聞き、コゲラが青空を横切り、オニヤンマが悠々と飛翔するところを見ることができた。

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ショウジョウトンボ4態

2013-08-15 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園の湿生植物ゾーンに行くと大抵ショウジョウトンボが見られるが、このトンボはやけに協力的で大接近しても動かずに撮らせてくれた。
 滑走路に止まっている飛行機のイメージで撮った。
 

 前に回って。
 
 
 逃げないようなので少しずつ寄ってゆく。
 

 大接近して何枚か撮っている内に突然飛び立った。別のトンボが接近したのかもしれなかった。力強いはばたき。高速シャッターでも止まらない。
  
 

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三ツ池公園

2013-08-12 | 三ッ池公園
 横浜は昨日、最高気温、最低気温ともに観測史上最高の気温を観測したそうだが、川崎も猛烈な暑さだった。日中外に出たが肌がひりつくような暑さで、これまでに経験したことがないようなものだった。早朝に外に出ても全く朝の空気という感じがなく、もわっと湿気と暑さが押し寄せる。とても撮影に出かける気になれず、今日の写真は1週間余り前のもの。
 この日も汗をかきかき自転車で行ったのだが、このところの暑さと比べればものの数ではない。
 広い池を渡ってくる風はやはり少し違って気持ちよい。汀にはミソハギの花が彩りを添えている。
 

 夏の間はカルガモとカイツブリしか見ることができないが、ちょうどカルガモがミソハギの前を通り過ぎて行った。
 

 実をつけたエゴノキにはセミの抜け殻があったが、枝の先の方にあって地面からかれこれ6m程も歩いてきたことになる。地面から数十センチの所で羽化するものもおり、個体によって随分違うものだ。
 

 池にはチョウトンボが舞っていた。このトンボの色合いには何度見ても惹きつけられる。
 

 そばにはショウジョウトンボがいたのでツーショットを撮った。
 

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