カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

新宿御苑①

2013-11-30 | あちこち
 26日に銀座に写真のプリントを依頼するために出かけた。暖かく穏やかな天気だし用事を済ませてそのまま帰ったのではつまらないので、新宿御苑で紅葉を愛でることにした。
 大木戸門から入るとすぐに大きな温室があって時間が十分あれば入りたかったが、それほどないのでまたの機会に譲ることにした。
 
 温室の近くにイチョウの大木があって黄葉はピークを迎えていた。
 
 ヒマラヤスギの向うに元は皇室のお休み処に使われていたというクラシックな建物があった。中に入ってみたかったが、この日は閉館だった。
 
 ポプラやメタセコイアの黄葉。
  
 カエデの紅葉。少し緑が混ざっているのもいいものだ。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅・トレド②

2013-11-29 | 海外旅行
 カテドラルの中も荘厳な雰囲気に満たされている。特に彫刻の数はおびただしいものだった。
 
 
 
 
 トレドではサント・トメ教会にも入ったが、教会自体は小さく特に見どころはなく中にエル・グレコの作品が1点あってこれを見るのが目的。教会の前にたどりつくと観光客でごったがえしていて、中に入るまで30分以上も待たされ、入ってからも絵の前に行くのにさらに10分程待った。エル・グレコが特別好きというわけではないので、1時間程も1枚の絵のために費やすのであれば古都の街を自由に散策したかった。
 マドリードのホテルに戻り、スペイン最後の夜を過ごした。夕食はツアーには含まれていなかったので、ホテル近くのバルに同行の方数名と入ったところ、TVでヨーロッパチャンピオンズリーグのレアル・マドリードとACミランの試合の中継をやっていて、地元の客の目線は画面に釘付け。生ハムもパエリアもツアー中に食べたものより、どうということのないこのバルの方が美味しかった。
 ホテルは川べりにあって対岸にあるスーパーに買い物に出かけると橋と橋周辺の川岸がライトアップされてきれいだった。マドリードの中心部からは外れた場所にもかかわらず粋な演出をするものだと感心した。
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅・トレド①

2013-11-28 | 海外旅行
 マドリードを後にしてトレドに向かう。トレドは南へ71㎞、約1時間と比較的近い。
 トレドは中世の街並みが残っているということだが、対岸から見る眺めは古色蒼然とした雰囲気が濃厚に伝わってくる。
 
 街に入ってゆくとそれまでの観光地と比べると観光客が少なく静かで中世に迷い込んだようだ。
 
 
 ゴシック様式のカテドラルは巨大で威厳に満ちた風貌をしている。
 
 ゴシックと言えば高速のサービスエリアで地図や観光ガイド本に混ざって小さな画集が売っていた。大きさは20センチもない位の小さなものだが、ページ数は300ページ近くもあって図版の印刷も悪くない。ゴシックの絵画、彫刻、教会建築などが収められていて3ユーロもしないという安さ。解説はスペイン語で書かれているので作品名以外はさっぱりわからないが、日本では手に入りにくい本だと思い買ってきた。出版元はウルマン社で名前から推察できるようにドイツの会社で恐らく様々な言語で出しているのだと思われる。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三ツ池公園

2013-11-27 | 三ッ池公園
 そろそろカモたちがたくさん来ているのではないかと思い三ツ池公園に出かけました。
 大きなイイギリが赤い実をたくさんつけています。
 
 モミジの紅葉が見事。
 
 池にはキンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、ハシビロガモ、カルガモと5種のカモが見られ、お馴染みの顔ぶれが揃いました。
 こちらはマガモの雄。
 
 ハシビロガモの雄は平べったい嘴で水面を舐めるようにして食事中。
 
 ホシハジロ4羽が遠ざかってゆきます。
 
 ジュウガツザクラとイチョウの黄葉。
 
 陸の冬鳥ではアオジらしい鳴き声を聞いたが、姿は確認できなかった。
 昼近くになると小春日和のなかウラギンシジミやキチョウが舞い始めた。
 24日の撮影。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅・マドリード②

2013-11-25 | 海外旅行
 プラド美術館を出て集合時間までの10分程を使って美術館隣りの教会に行った。ガイドブックには特に記載がないので、特別由緒ある教会ということではないようだ。それでも祭壇の脇には彫刻と大きな宗教画があった。
 
 
 どこの国だったか覚えていないが、TVでこれと同じような像を担いで練り歩くお祭りを見たことがある。
 
 続く観光場所はマヨール広場でかつては王室の儀式や競馬、闘牛なども行われていたという。
 
 北側の建物の壁面には一面にフレスコ画が描かれていた。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗足池公園

2013-11-24 | 洗足池公園
 そろそろ洗足池公園でもカモが見られるのではないかと思い21日にでかけた。案の定、例年ここで見られるカモ類はほぼそろって見ることができ、いつもの冬の洗足池公園の姿になってきた。
 最も多いのはキンクロハジロで、餌を与える人がいると目ざとく見つけてすぐにやってくる。
 
 ホシハジロは例年よりも多いように感じられた。なぜか池の一定の場所にまとまっていて、それ以外の場所ではまったくいなかった。カモ類では他にオナガガモと1羽だけだがコガモのメス、それに留鳥のカルガモがいた。
 
 サギ類ではゴイサギとコサギ。写真のコサギは足で獲物を追い出しながら捕まえていた。
 
 紅葉も次第に進んでいてヌルデが真っ赤に色づいていた。
 
 ケヤキも見事な黄色に。
 
 陸の冬鳥ではジョウビタキとツグミの声を聞いたが姿は確認できず。
 ところでニコンのD7000を持ち出して使った回数が15回になったが、13回目のときに初めてモードダイヤルがいつのまにか動いているという事態が発生した。露出の表示がおかしいことに気付き撮影に失敗することは免れたが、以前にも書いた通りダイヤルにロックがないので要注意だと改めて思った。それからこれまで使っていて困ることはグリップ部の底にあるパワーコネクターカバーというゴムでできた小さなカバーに指が当たると簡単に開いてしまうことが何度もあったことで、グリップというカメラを操作するときは必ず持つ部分だから不用意に開かないような造りにすべきだろう。これまで使っていたD300ではこうした不具合な箇所はなかったので残念だ。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅・マドリード①

2013-11-23 | 海外旅行
 コンスエグラを18時過ぎに発って北上しマドリードに向かった。マドリードまで127㎞。途中スペインに来て初めてバスの車窓からワシタカ類を見たがチョウゲンボウだった。耕作地が増えてきたから餌となる昆虫類や小鳥が多いのかもしれない。
 マドリードに着くとホテルに行く前に市内の中心部を巡り夜景見物を楽しんだが、歴史的建造物などはライトアップされているものの全体としては東京の銀座などと比べると照明が少なく、首都の核心部にしてはちょっと寂しい感じだった。
 
 
 6日目は観光最終日。まずは王宮に行くが外観のみの見学。
 
 ソフィア王妃芸術センターに行く途中通りかかったマドリードの駅舎。
 
 ソフィア王妃芸術センターは写真撮影可のものもあったが、ピカソのゲルニカは写真不可。ピカソの他、ダリやミロの作品を見る。ゲルニカは図版で見た印象よりも全体にグレーが薄い感じがしたが、これが実物かという程度で格別の感慨はなかった。個人的にはソフィア王妃芸術センターはパスしてプラド美術館にその時間を充てたかったところ。
 続いて楽しみにしていたプラド美術館に行く。今春に訪れたウフィツィ美術館では現地ガイドについて見て回ったところ、見たかった絵が見られず残念な思いをしたので、今回は添乗員に頼んで集合時間と場所を確認した上で別行動にさせてもらった。特に目星をつけていたのは、フラ・アンジェリコの「受胎告知」、ピーテル・ブリューゲルの「死の勝利」、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」、サンティ・ラファエロの「羊を連れた聖家族」などであった。念願がかなって、これらの作品を心ゆくまで見ることができた。ラファエロについてはフィレンツェのパラティーナ美術館でたくさんの名品を見ているのでインパクトはそれほどではなかったが、他の画家の作品では圧倒されるような感銘を受けた。なかでも「受胎告知」の画面全体から発している気品あふれる輝きは画集では味わえないもので何度も絵の前に戻ってきて眺めたのだった。この他に特別な感銘を受けたのがロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「十字架降下」で、平面のはずの絵が立体的に見えるのではないかというほどのリアリティをもって描かれていて、キリストの死を悲しむ感情が伝わってくる。90分ほどの見学時間はあっという間に終わってしまい、時間が余ればプラド美術館が誇るベラスケスやゴヤなども見たいと思っていたが、とてもその余裕はなかった。
 
 写真は美術館で入手したパンフレット。右は日本語版の簡単なパンフで表紙にはアンジェリコの「受胎告知」の一部が使われている。中央はベラスケスの企画展をやっていたようでそのパンフ、左もアンジェリコに関連した企画展のもの。
  
 日本語版のカタログを買って帰りたかったので、時間がないなかで最初に目に入ったものを買ってきた。新書版位の大きさで60ページほどのコンパクト版で4ユーロだった。買ってからB5版位のものもあることに気付いた。これから行かれる方の参考までに。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川

2013-11-21 | 多摩川
 多摩川丸子橋上流のいつもの観察ポイントに行ってみたが、釣り人がいたせいかカルガモが2羽いたのみだった。下流に向かってカモを探しながら河川敷を歩いた。晴れて暖かだったので、個体数は減ったもののモンシロチョウやキチョウ、ヒメアカタテハなどが見られたが、まだ撮っていなかったテントウムシを撮った。蝶のようには目立たないが、探してみると結構たくさん見つけることができた。
 
 センダングサは形が面白いのでつい撮りたくなる。
 
 ムラサキツメクサが草叢の中に鮮やかな色彩を点していた。手前にある草を入れて撮ったので、少しソフトフォーカス気味の写真になった。
 
 草叢ではスズメさんたちが食事中でなんとも賑やかだったが、時々どういうわけか一斉に飛び立った。すぐに降りる場合もあれば、少しの間飛び回ってから元の所に戻ることもあるし、近くの木に移ることもありと様々だった。写真に撮ってみるとスズメのポーズがそれぞれ違っていて実に面白い。それほど長い時間観察したわけではないが、何に触発されて飛び立つのかはさっぱりわからなかった。カモの方は丸子橋直下まで行くと、さらに下流の方にカモが浮いているのが見えたが、遠くて種類はわからなかった。歩いてきた道を振り返るとチョウゲンボウとカラスのバトルが展開されていて、カラスの追撃をかわすためか急降下する場面も見られた。
 
 以上、17日の撮影。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅・コルドバからコンスエグラへ

2013-11-19 | 海外旅行
 花の小路で30分余りの自由時間があり周辺を散策した。
 内側が青いタイル張りになった水槽があった。何に使われたのだろうか。その前の壁がえぐられ祠のようになっているから宗教的な儀式のために使われたのだろうか。
 
 土産物店では色彩鮮やかな模様が描かれた皿をよく見かけた。
 
 コルドバを発ってラ・マンチャ地方のコンスエグラに向かう。北方に280㎞の距離、約3時間半の行程。セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」の舞台となったところで風車のある風景が見られるという。
 高速から見かけた教会。
 
 内陸に行くに従って、地中海沿岸とは風景が変わってきた。ごろごろとした岩石むきだしの原野から耕作された畑が目立ってくる。栽培されているのは小麦だろうか。遠くに見える丘に緑が少ないのは相変わらずだが、その下の方にはオリーブ畑と思われる緑があり、地中海沿岸の自然むきだしの風景から人の手が入った風景という変化が見られる。
 
 コンスエグラに行く途中黒い雲に覆われて強い雨が降ったので、初めて傘をさしての観光になるかと思われたが、現地に到着する頃にはなんとか上がった。しかし、バスを降りると気温はだいぶ下がっていて風もやや強く、体感温度としては10℃ちょっとくらいか。
 まだ雲が空を覆っていたが、この風景には黒い雲が似合っているように感じられた。風車は現在は使われておらず、壊れかけているものもあったし中にも入れなかった。
 
 バスに戻ろうとするとき、虹がでた。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝来公園

2013-11-18 | 多摩川台公園とその近隣公園
 一昨日は宝来公園へ。マガモが近距離で撮れるし、陸の冬鳥にも出会えるかもしれないので。カモは池の大きさにしては少し過密ではないかと少し心配ではある。マガモもカルガモも繁殖の相手を見つけるためにディスプレイが見られるが、この日は交尾の場面も撮ることができた。
 雄も雌も頭を上げ下げして盛んに挨拶を始めた。
 
 
 
 
 何度かするうちに気分が高まってきて交尾。雌の体は頭を残して水中に没している。
 
 交尾の後、雌が力強く羽ばたいた。
 
 少し離れた場所でジョウビタキが鳴いていたが、姿は見られずで、今冬はなかなか陸の冬鳥に会えない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする