カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

洗足池公園①

2014-02-27 | 洗足池公園
  一昨日は洗足池公園へ。中原街道を走って行ったが、チェーンを巻いて走った車の影響で路肩小さな砂利や砂粒がたくさんたまっていたし、自転車のタイヤから伝わってくる振動からも路面が削れて荒れていることが感じられた。
 いつものように双眼鏡を首から下げ、三脚を担いで歩き出したが、久しぶりに風もなく穏やかな天気で暖かさを感じた。そんな中で初めてオオイヌノフグリの花を見つけた。澄んだ青色はまこと春の到来を告げてくれる花だ。
 
 イヌコリヤナギだろうか。綿毛に包まれた花が行儀よく並んでいる。
 
 梅の花も満開になってきた。撮影しているとよい香りが鼻をくすぐる。まだスギ花粉は飛んでいないようだ。
 
 この公園のスズメはあまり人を恐れない。
 

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田園調布せせらぎ公園

2014-02-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
  いつも出かけるせせらぎ公園の正式名称はタイトルの名前になる。23日に行ったところ、特に変わった鳥が出たわけではないが、今冬確認された冬鳥の多くが見られたのでまずまずというところだった。
 暗い林の中でシロハラが餌を漁っていたが、10㎝程もあるミミズを探し出して食べるところを見た。
 
 ツグミは複数いたのだが、だいぶ色合いが違うので一目で別の個体と識別できた。
 こちらは全体に色合いが薄くメリハリの乏しい個体。
 
 こちらは対照的に茶色や黒い部分の色が濃くはっきりした個体。顔の部分の模様も違うし、これで同じ種類の鳥かと思うくらいである。
 
 この他、写すことはできなかったがアオジ、シメ、アカハラも現れた。

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生田緑地公園

2014-02-24 | 生田緑地公園
  久しぶりに生田緑地に出かけた。北西の風がやや強く体感温度は2℃前後しかなかったのではないか。おまけに向かい風なのでなかなか前に進まない。おかげで着く頃には体が温まった。
 生田緑地は広く自然度も高い公園だが、ここでも冬鳥は少なくシャッターもあまり切れずに終わったのだが、ヤマガラの声を聞けたのは収穫だった。思えば今季はまだヤマガラに出会っていなかった。冬鳥は他にシロハラ、アオジという寂しさ。もっとももっと時間をかけて歩けば、他にも見つかるはずだが。
 園内にある菖蒲田はまだ一面の雪に覆われていてびっくりした。園内の遊歩道も日陰の部分は溶けずにアイスバーンになっていてツルツルの状態になった所もあり、脇の方の雪がザラメ状になった所を歩いた。
 
 梅園に行くと開花している株も結構あり、数名の方が花を愛でていた。
 
 和菓子を想わせるような形と色合いの紅梅。
 
 コブシの蕾は随分大きく膨らんでいた。それにしても園内の木々は幹から折れているものもあって大雪の威力を見せ付けられた。
 
 帰りがけに自然科学館に寄ってみると1月中旬に行われた野鳥観察会での確認種の一覧表が掲示されていたが、私が確認したもの以外ではルリビタキ、モズ、シメの名前があった。ルリビタキは今季まだお目にかかっていないので、見たいところだった。

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神田明神など

2014-02-23 | あちこち
  用事があって御徒町と御茶ノ水に出かけた。御徒町で用事を済ませて御茶ノ水まで歩いたが、途中になんと銭湯があった。燕湯という名前。子供のころは銭湯のお世話になったものだが。看板を見ると週に3日ほどしか営業しないようだった。やはり客が少ないのだろうか。
 
 神田明神に寄ったところ、本殿脇にはまだうず高く雪が残っていた。
 
 手入れが行き届いていて金ぴかである。境内は結構賑わっていた。
 
 御茶ノ水では中古のCDを探したが、最近の録音で演奏が高い評価を受けたイザベル・ファウストというドイツのヴァイオリニストが弾いたベートーヴェンのコンチェルトがあったので買ってきた。この他、バックハウスの弾くベートーヴェンのコンチェルトはレコードでは持っているのだが、レコードは不便なので聴くことがなくなっていたが、このCDがあったので買った。ベートーヴェンのピアノ・コンチェルトのCDは、ブレンデル、ポリーニ、ツィメルマン、グルダ、アルゲリッチなどのCDで聴いているが、これにバックハウスが加わった。

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多摩川台公園

2014-02-22 | 多摩川台公園とその近隣公園
  まだ雪の残る多摩川台公園に出かけた。日陰になった所ではアイスバーンになっている所もあった。前回に続いてジョウビタキの雌が現れたが、前回とは少し距離が離れているので同じ個体かどうかわからない。まだ蕾ばかりの梅の木に止まったが、2,3輪でも咲いていれば・・・。
 
 冬鳥はツグミの他にカシラダカが一羽だけいて地面に降りて採餌していた。この公園でのカシラダカの確認は初めてのことだった。これでこの公園での観察種数は43種となった。カシラダカはとても警戒心が強いのでだいぶ遠くからの撮影となった。
  
 シジュウカラは繁みから出てきては、この柵に止まってから地面に降りて採餌という行動を繰り返ししていた。雌と雄がほぼ同じような姿勢で撮れたので、胸の黒いネクタイの太さの違いがよくわかる写真が撮れた。
 こちらが雄。
 
 細い方のこちらが雌である。 
 

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砧公園②

2014-02-19 | 砧公園
  梅林の梅の早咲きのものは散り始めているが、この淡いピンク色をした梅は咲き始めたところ。清楚なたたずまいが印象的だった。
 
 こちらはトチノキの芽だろうか。ネバネバしたもので芽をコーティングして冬の寒さから守っている。
 
 ずいぶんのんびり屋のツグミもいて、近くに行っても逃げなかった。昨日載せたツグミと比べると全体に黒みの強い個体だった。
 
 雪が降ったせいかこの日はシメが目立ったが、警戒心が強く撮ることはできなかった。こんな雪景色のなかでアオゲラの囀りが遠くから聞こえてきた。雪が降ろうと寒かろうと鳥たちは春を感じているのだ。

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砧公園①

2014-02-18 | 砧公園
  そろそろ自転車で走っても大丈夫かと思い、昨日は砧公園に出かけた。走ってみると裏通りでも結構溶けていたのだが、多摩川サイクリングロードはあまり溶けていなくて路面が露出している部分の幅が30㎝もない所があって、少し緊張しつつ通り抜けた。幹線道路ではチェーンを巻いて車が走ったために道路が削られたのか、何となく埃っぽい感じであった。行く途中、桜や百日紅などの街路樹の太い枝が折れているのを見かけたが、公園に着いてみるとここでも枝が折れて無残な姿になっている木がたくさん見られた。特に常緑樹の被害は多く、今回の雪が水気の多い重い雪だったことをものがたっている。
 
 公園の中は通り道以外は一面の銀世界だった。
 
 シマサルスベリのある広場もいつもとは別世界の景色で砧公園ではないみたい。
 
 ツグミなど鳥たちは雪が溶けて地面が露出した所に集まってきて餌を探していた。
 

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多摩川台公園②

2014-02-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
  水溜りで水浴びをしていたのはオオジュリンのようだった。初めはアオジだと思ったのだが、胸の黄色がないので図鑑にあたるとオオジュリンの特徴にほぼ一致する。多摩川台公園自体はオオジュリンが生息する環境ではないが、多摩川が眼下にあるので多摩川からやってきたのだと推測される。この公園での観察はこれが初めてで、これで確認種数は42種類となった。
 
 
 この日はシジュウカラも雄同士が牽制しあっているのか、冬の間は見られなかった動きや鳴き方をしていて、繁殖に向けた活動が始まっているようだ。
 帰りに多摩川のいつもの観察ポイントに寄ってみると釣り人がいなかったせいか80羽前後のコガモが見られた。逆にいつもはたくさんいるヒドリガモは数羽と少なかった。コガモの中にトモエガモが混ざっていないかと丹念に探したのだがコガモだけだったようだ。
 
 昨日は午後に食パンを買いにスーパーに行ったところ、雪で物流がマヒしているために一つもなくてびっくりした。いつも朝食はパンなので困ったなと別の店にも足を運び、やっと3軒目で手に入れることができた。各地で記録に残る積雪となって、影響が広範囲に及んでいることを思い知らされた。

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多摩川台公園①

2014-02-14 | 多摩川台公園とその近隣公園
  昨日は多摩川台公園へ。着いて歩き始めるとすぐにエナガのペアに出会って幸先のよいスタート。その後、少し離れた所でまたエナガのペアに出会い、前のとは別のペアではないかと思われた。双眼鏡で動きを追っていると羽毛を咥えているところを見つけた。急いで撮ったのでピントを外してしまったが、それらしいものを咥えているのがわかる程度には撮れた。巣材を集め始めたということだと思うが、以前にせっかく見つけた羽毛を捨ててしまう場面を何度か見たことがあるので確実とはいえない。
 
 ジョウビタキの雌が目の前を横切るようにして現れた。先日の雄と比べるとあまり神経質ではなく、比較的近距離で撮らせてくれた。
 
 天気予報に反してまったく陽が射さず、北風もあって寒い中での散策だったが、二つの出会いで報われた思いだった。

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多摩川台公園②

2014-02-13 | 多摩川台公園とその近隣公園
  雪の多摩川台公園では、雪というキャンバスに様々な形を見つけて楽しんだ。自然は期せずして面白い絵柄を見せてくれる。
 マツとコナラともう一つは何の葉だろうか。
 
 これはケヤキの葉か。雪面では葉の形が浮き上がって見える。
 
 ヒュウガミズキの芽が随分ふくらんでいたが、雪のバックにより、枝ぶりや芽のふくらみに視線がゆく。
 
 川崎ではもう雪はほとんど溶けて、残っているのは駐車場の脇など雪かきをして山になっている所だけとなった。しかし、明日はまた雪という予報。今日も一日曇り空だし、晴天が少ないということは冬型の気圧配置にならないということで、春の近いことを告げているのだろうか。

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