カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

チゴユリ

2008-04-30 | 町田の谷戸
 ユリ科の花ですが、ヤマユリの堂々たる花と比べてなんと小さな花でしょう。2センチあるかないかという小ささです。雑木林の林床の木漏れ日があたるような場所に群落を作ります。名前はもちろんお稚児さんに由来していますが、ぴったりです。ちょっとの風でもゆらゆらとじっとしてくれませんが、このときは調度風がおさまって助かりました。
 
 先週はうれしい知らせがありました。ペンタックスが毎年刊行している写真年鑑への掲載が決まったという知らせです。私はコンテストへの応募を目的に写真を撮っているわけではありませんが、作品発表の場としてはそう簡単に個展や写真集を出せるわけではありませんので、毎年刊行されるこの年鑑への応募だけはほぼ毎年続けてきたのです。7月上旬の刊行が楽しみです。
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エノキの実

2008-04-29 | 多摩川
 エノキにはもう実がなっていました。7,8ミリほどの青い実が沢山ついています。この実を鳥が食べてあちこちに種をばらまくのでしょうね。近くにエノキの木がないのに生えているのをよく見かけます。

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新緑のエノキ

2008-04-29 | 多摩川
 定点撮影している多摩川の大エノキに会いに行ってきました。前回は19日でしたので、10日経っていますが、見違えるように緑が濃くなって立派になっていました。それでももちろん夏のような濃さではなく、鮮やかな緑色です。
 子供たちがエノキに登っていましたが、子供には遊ぶ場を大人には日陰を作って休み場所を提供しているエノキです。

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緑のシャワー

2008-04-29 | 町田の谷戸
 緑の濃さを増していますが、まだ新緑の爽やかさを楽しめます。こんな緑の下を歩いていると本当に気持ちがいいです。右下の方から枝を伸ばしているのはアオハダです。
 野鳥たちはただ今営巣中で、まもなく巣立ち雛が見られることでしょう。エナガが忙しく採餌しています。雑木林からはアオゲラのドラミングやピョーという鳴き声が響いてきます。春の雑木林は生き物の息吹があふれています。
 27日には、アオスジアゲハを今年初めて見ました。キアゲハはもう産卵していました。

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ガマズミ

2008-04-28 | 町田の谷戸
 ガマズミ(スイカズラ科)は連休の頃になるとコナラの花と入れ替わるように咲きます。写真のように小さな花が集まって一つの塊のようになって咲きます。こんなに小さな花でも蜜や花粉をなめに多くの昆虫が集まってきて、雑木林のなかの食堂のようです。
 昨日の雑木林の写真でもわかるようにガマズミが咲く頃には新緑もだいぶ色が濃くなり、次第に樹種による葉の色の違いが目立たなくなってゆきます。

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キビタキのいた雑木林

2008-04-28 | 町田の谷戸
 そろそろキビタキ、オオルリという2大スターが来ているのではないかと期待していたのですが、まったく姿も囀りもなくあきらめていたところ、帰る途中でやっとキビタキの囀りを聞きました。1年ぶりの再会です。キビタキは姿も声もどちらも第一級の持ち主です。残念ながら姿を見ることはできませんでしたが、葉が繁った雑木林ではなかなか見ることはできません。
 写真の右手が斜面になっていて、谷に続きますが、斜面は鬱蒼としたコナラを中心とした雑木林になっています。その雑木林の奥の方からキビタキの囀りは聞こえてきたのです。

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ムラサキケマン

2008-04-27 | 町田の谷戸
 今日の天気は朝のうちは雨、まもなく曇りになり、その後はときおり日が差すという変化に富んだ空模様でした。花の撮影には柔らかい光があたりよい条件でしたが、風がややあったのが玉に瑕。
 様々な花をカメラに納めてきましたが、この春まだムラサキケマンを撮っていなかったので、もう終わりに近かったのですが、なんとか咲き残っている株を撮りました。しかし、盛期を逃すとよい株を探すのは容易ではありません。時期を逃してはならないことを痛感しました。
 ムラサキケマンはケシ科の花で、花の長さは2,5センチくらい。たくさんの株が群落を作っていることが多いです。

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カントウタンポポ

2008-04-26 | 町田の谷戸
 たまにはきちんと撮ってあげなくてはと思って、図鑑風に撮ってみました。カントウタンポポ(キク科)も日当たりや肥沃度などによるのでしょうが、ずいぶん背丈は様々ですが、写真のタンポポの場合は約20cmで平均的な高さでした。
 右から3つ目の花に小さなバッタが乗っているのがわかりますか。よく見かけるのですが、虫に弱い私には図鑑を見ても名前がわかりません。

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丘陵の道

2008-04-26 | 町田の谷戸
 谷戸を見下ろす丘陵の道には、カントウタンポポが花盛りです。町で見かけるタンポポはほとんどセイヨウタンポポですが、自然度の高い谷戸ではカントウタンポポがほとんどです。タンポポは、あまりにもふつうに見られて見慣れてしまっているので、あまり撮影しようという気にならないのですが、もし春の野で見られなくなったとしたら風景に空白が生じたように感じるのではないでしょうか。
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ムラサキサギゴケ

2008-04-25 | 町田の谷戸
 田圃の畦などでよく見かけるムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)とヤブヘビイチゴ(バラ科・黄色の方)です。真上から撮りました。ヤブヘビイチゴはその名のとおりやがて赤い実をつけますが、おいしくはありません。

 この写真を撮ったペンタックスK20Dですが、花を撮るときには画像仕上げ設定を「ナチュラル」にした方が、自然な色合いに写るようです。

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