カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

生田緑地公園

2016-10-30 | 生田緑地公園
 久しぶりに川崎市北部にある生田緑地公園へ。
 歩き始めるとすぐにアオゲラの鳴き声が聞こえ、さすがに自然度が高いな、という思いを新たにした。今夏何度も目にしながらなかなか撮影のチャンスがなかったウラギンシジミをやっと撮ることができた。1枚撮ったところで、さらに接近を試みると飛ばれてしまった。この蝶は飛ぶ速度が早いので一瞬の内に姿を消してしまい、見つけることはできなかった。
 
 カントウヨメナとヤクシソウがたくさん咲いていていかにも秋の野の風景。
 
 カントウヨメナのアップ。
 
 ヤクシソウのアップ。風がほとんどなかったので植物のクローズアップには格好の天気だった。
 

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多摩川台公園

2016-10-27 | 多摩川台公園とその近隣公園
 エナガが見られないかと出かけたが、ヒヨドリばかりが賑やかでそれ以外の鳥はモズの鳴き声が聞かれたのみでさっぱりだった。
 今回も池の周囲でのみの撮影。次第に蝶の姿も減っているが、ウラナミシジミは今回も見られた。
 
 イナゴも。
 
 秋と言えばチカラシバ。
 
 ところで夏の間は重厚長大な曲は敬遠気味だったが、涼しくなってきたので先日ブルックナーの9番を聴いた。ブルックナーの交響曲では7番と並んで最も好きな曲だ。指揮は2014年に亡くなったアバドのルツェルン盤。2013年8月に録音されたライブ盤でアバド最後の録音だったという。9番のCDでは他にヨッフム、ヴァント、ラトル盤を持っているが、現在はこのアバド盤が最も気に入っていてかけることが多い。音楽が静寂の中から生まれてくるといった気配が、演奏全体から感じられる。余計なものが削ぎ落されていて、音楽の中に自然に引き込まれてゆく。

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砧公園

2016-10-26 | 砧公園
 砧公園に出かけたが、蝶などの昆虫も少なくなり、鳥も少なくて被写体に乏しい。結局、バラ園での撮影が中心になった。
 どちらの品種も生田緑地ばら苑にはないものだったように思う。
 
 
 こちらは赤がどぎつくならないようにと思い、ピクチャーモードをナチュラルに設定して撮った。 
 
 バラ以外では黄色い大きなキノコを見つけた。ホワイトバランス・オートでは色が出なかったのでマニュアルで調整すると色が出たが、実際よりもやや濃く写っている。
 
 ところで以上の写真はニコンD7100で撮っているが、オリンパスE-M10も持って行ったもののシャッターを切ることなく終わったのだが、帰宅後にレンズキャップとアイカップがなくなっていることに気付いた。以前にも書いたようにオリンパスのレンズキャップは外れやすく、ちょっと当たっただけですぐに外れてしまうので気を付けてはいたのだが。アイカップもずれやすくて、これまでにも外れたり、外れそうになったことが何度かあった。
 このあたりはニコンやペンタックスの方ができがよくて、ペンタックスは40年以上も使っているからさすがにレンズキャップを紛失したことが2度や3度はあるが、オリンパスはわずか1年の使用で早速紛失の憂き目にあった。E-M10のアイカップは形状の関係で引っかかって外れやすいのだと思っている。このあたりの設計はさして難しいことではないと思うので、ぜひとも改善してほしいところだ。

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生田緑地ばら苑

2016-10-23 | 生田緑地ばら苑
 完全に開くまでもう少しというパフュームディライト。名前のとおり香りをかぐととてもよい香り。
 
 ガーデンパーティーは花弁の先の方だけほんのりピンク色。
 
 伊豆の踊子は同じ黄色と言ってもグラハム・トーマスとは微妙に異なる色合いでより純粋な黄色と言えるだろうか。
 
 ところで、いつも鳥の撮影に使っているニコンの400㎜レンズが黴てしまった。夏の間は使わなかったことと、今夏は特に湿度が高い日が多かったことが影響したのではないかと思う。仕方がないのでニコンのサービスセンターに修理に持って行ったところ、マニュアルフォーカスの古いレンズの修理は受け付けていないと言われて、一瞬耳を疑った。マニュアルフォーカスのレンズは数千万本製造されているはずで、まだ現役で使われているレンズがたくさんあると思われる。そのレンズの修理を行っていないというのだ。しかも黴を取るだけだから部品の交換が必要なわけではない。ただ、元ニコンの社員が修理会社を作っていて、そこでマニュアルフォーカスのレンズの修理を行っているから、そこと相談してほしいとのこと。場所は西大井にあって自転車でも行ける距離なので、先日早速修理に持って行った。行ってみると大井の町はニコンの城下町とも言える町なのでいくつもニコンの社屋があった。それにしても修理の打ち切りが早すぎるのではないかという思いはぬぐえない。

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生田緑地ばら苑

2016-10-20 | 生田緑地ばら苑
 13日から生田緑地ばら苑が開苑となったので早速出かけたが、天候不順や台風の影響なのかいつになく花が少なかった。まだ3,4分咲きということだったのでしばらくすると増えてくるのではないだろうか。
 天気は曇天で光がよく回るので撮りやすかったが、欲を言えばもう少し雲が薄ければなおよかった。
 レオナルド・ダ・ヴィンチは春と比べると色が少し薄いと感じた。
 
 聖火は濁りのない明るい感じの赤色の花弁。
 
 ジャスト・ジョーイは杏色の花。
 
 グラハム・トーマスは私のお気に入りの花のひとつ。
 
 苑内ではモズの鳴き声が聞かれた。ばら苑は11月6日までの開苑。

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多摩川台公園

2016-10-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
 1週間ほど前の多摩川台公園。気温の上下動の激しい10月となっているが、この日は平年並みの気温となってモズの鳴き声も聞こえ秋を感じさせる。夏の間は暑くて短時間しかいられなかった池の辺りも今は暑さを気にせずに撮影に没頭できるようになった。
 昆虫たちには少し気温が低すぎるのか動きを止めているものが多かった。
 テントウムシも葉の上で時々少し動く程度。
 
 モンキチョウはじっと動かず。もう少し接近しても大丈夫そうだったが、柵があったのでこれ以上接近できず。
 
 ウラナミシジミは遠くにいて柵のため近づけず、かなりトリミングしてやっとこの程度。
 
 こちらのトンボも葉の下でじっと体が温まるのを待っている様子。
 
 以上はすべて15m四方ほどの広さの範囲内で撮ったもので、公園を一回りしたものの他の場所では被写体に出会えず1枚もシャッターを切ることはできなかった。

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洗足池公園

2016-10-14 | 洗足池公園
 昔は見なかったように思うのだが、近年はあちこちの公園で見るようになったカリガネソウ。
 
 セイタカアワダチソウには様々な昆虫がやってくる。これはハチではなくアブの仲間のようだ。目には縞模様があってまるでエイリアンのよう。小さいからそれほどでもないが、これが体長10㎝もあったら相当不気味な存在になるだろう。
 
 翅を休めるアキアカネ(?)。
 
 アザミで吸蜜するツマグロヒョウモンの雄。
 

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洗足池公園

2016-10-11 | 洗足池公園
 先週、7日に洗足池公園へ。そろそろカモが渡ってきているのではないかと思って出かけたが、期待通りオナガガモ4羽を確認することができた。これから続々と渡ってきて池を埋めてゆくことだろう。
 
 スズメが土浴びをしていた。土浴びを終えて飛び立つと近くで待っていた別のスズメが交代で土浴び。
 
 柵の上に上がったスズメを撮っているとツマグロヒョウモンがいるのに気が付いた。
 
 この日はやっと北方の湿度の少ない空気が入ってきたので、陽射しは強かったものの気持ちよい散策を楽しむことができた。

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東高根森林公園

2016-10-09 | 東高根森林公園
 ツリフネソウは花期の終わりに近く種をたくさん付けている株が目立った。
 
 カツラの近くを通ると甘い香りが辺りに広がっている。クモの巣にカツラの葉が宙づりになっていた。
 
 シロヨメナだろうか。ちょっとした群落になって咲いていた。
 
 雑木林の下ではカシワバハグマがちょうど咲き始めたところ。周辺にはヤマホトトギスがたくさんあったが、花はすでに終わっていてたくさんの種を付けていた。
 
 この日使ったカメラはペンタックスK-5に90㎜マクロレンズ、それにオリンパスE-M10に14~150㎜という組み合わせで、この夏の間はこの組み合わせで撮影に出かけることが多かった。ペンタックスに代わってニコンD7100に85㎜マクロレンズを組み合わせることも多かったが、どちらを選ぶかはほとんどその時の気分で。この場合のメリットは非常に軽量であるにも関わらず28㎜から300㎜までの画角が得られる上に本格的なマクロ撮影もできてしまうことである。しかもボディが2台だからレンズ交換もしなくて済む。ということは画像センサーにゴミが付着する心配もないというわけで一石二鳥、三鳥である。野鳥の撮影には無理があるが、夏の間はそもそも鳥を撮るチャンスがあまりないから、この組み合わせで不足を感じることはほとんどなかった。

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東高根森林公園

2016-10-06 | 東高根森林公園
 なかなか秋らしい爽やかな天気にならず、曇りや雨の日が多くおかしな天気が続いている。出かけた日も晴れはしたものの夏のような蒸し暑い天気だった。
 それでも植物は季節の変化をはっきりと示している。そのひとつとしてまずはサラシナショウマ。
 
 花の形が面白いので、ついクローズアップしたくなる。
 
 ミズヒキは夏の終わりころから咲いているが、やはり秋が似合うと思う。
 
 ヤブマメは目立たない花だが、薄い紫色の花には日本的な味わいを感じる。
 
 鳥の方は夏の間姿が見えなかったエナガの群れに何度も会ったし、ヤマガラ、アオゲラも確認できて、こちらも秋の様相を見せている。
 台風18号は関東では昨夜遅くに通り去って行ったが、風は強かったものの大きな被害はなかったようだ。台風はいい加減に打ち止めにしてほしいものだ。

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