カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園

2020-07-30 | 東高根森林公園
 曇天でしたが降水確率が低かったので東高根森林公園へ。
 早朝まで雨が降っていたのでキツリフネソウには水滴が残っていました。
 
 シュウカイドウは花期を迎えていました。蕾が多かったのでしばらくは咲き続けそうです。
 
 
 レンゲショウマはピークを過ぎた感じでしたが、状態のよい花を探して。
 
 ヤブミョウガが水滴をたくさんまとっていたので、撮ろうとしたところクモがいました。胴体の長さは1㎝もない小ささ。
 
 オミナエシは咲き始めたばかりで蕾が半分以上でした。
 
 1時間余り歩いたところで霧雨が降り始めたので帰途に就きました。

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多摩川台公園

2020-07-28 | 多摩川台公園とその近隣公園
 梅雨が明けていないので当然と言えばそうなのですが、間もなく8月というのに夏らしくない毎日です。
 珍しく陽が差したので多摩川台公園に出かけました。かなりの蒸し暑さでしたが、風があったので少し救われました。
 こんな長雨、日照不足は昆虫にも何らかの影響は与えているのでしょうが、いつも見られる面々は大体顔を揃えているようで顕著な変化は見受けられません。昆虫たちはたくましいですね。
 水生植物園ではショウジョウトンボがミズギボウシに止まっていました。
 
 水生植物園では他にシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボを確認しましたが、2週間ほど前に確認したクロスジギンヤンマは確認できませんでした。誰かの虫かごに収まってしまったのかもしれません。例年確認しているイトトンボも今年はまだ確認できずにいます。長雨とは関係ないと思うのですが。
 水生植物園隣の花壇のフヨウは満開を迎えていますが、クマバチが蜜集めに余念がありません。花から飛び立った瞬間。
 
 ハグロトンボも例年と同じように姿を現しました。もしかすると今年は少し発生が遅かったかもしれません。
 
 
 園内のフェンスの手すりに小さな虫を見つけました。5㎜あるかどうかという小ささですがよく見ると奇妙な顔つきをしています。牛のような顔をしていてなんともユーモラス。エゴヒゲナガゾウムシ、別名ウシヅラヒゲナガゾウムシでした。ゾウムシという名前の由来である長い口吻は持っていません。
 
 接近して撮っているとバネ仕掛けの機械のようなカクカクした動きを見せました。虫ではないと思わせようとしているのでしょうか。
 名前の頭にエゴと付いているように、この後、エゴノキの実にこの虫がいました。実をかじって穴を開けている最中でした。穴を開け終わるとこの中に卵を産むといいます。見回すと多くの実にはすでに穴が開いていました。
 

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多摩川台公園

2020-07-27 | 多摩川台公園とその近隣公園
 連日雨や曇り空が続いているので撮影に出られない日が続いているので、このところはパソコンで過去の写真を見てダメな写真を削除したり、USBメモリーにコピーしてTVの画面に映して見たりもしています。撮影当時は思い入れがあるので消せなかった写真ですが、今見るととてもじゃないですがダメなものが多くあり、かなり消すことになっています。
 そうすると7年前に多摩川台公園で撮った写真でブログにアップしていない写真がありました。当時アップしなかったのはその時にパソコンが壊れてしまったためでした。調度今の季節の写真なのでご覧ください。
 当時使っていたのはニコンD300でレンズは85㎜を使用しています。D300はその後売却し、後継機のD7000に代わりました。
 このショウジョウトンボはとても協力的で最後まで逃げずにモデルになってくれました。7年前ですがその時のことを鮮明に思い出します。
 
 
 

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多摩川

2020-07-25 | 多摩川
 今の時期多摩川の河川敷に咲く花の種類はかなり限られていて数えるほど。そんななかでムラサキツメクサは花期が長く春から延々と咲き続けています。
 アポランター90㎜の最短撮影距離で撮るとここまでの接写になります。透明感のある美しい描写でボケもきれい。
 
 ヒオウギアヤメには前夜の雨が残っていました。
 
 ヒマワリにはハナグモがいたので撮っているとセイヨウミツバチがやってきました。両足には大きな花粉団子を付けています。ハナグモが襲うかと思いましたが無事でした。
 
 下の2枚はアポランター180㎜での撮影。
 アオイトトンボでしょうか。このレンズも比較的接写が効きますが、やはり少々物足りないので少しトリミングしてあります。
 
 帰りに等々力緑地公園に寄って数週間前に見たコアジサシがいないかと探しましたが、いませんでした。今年も数は多くありませんが多摩川で繁殖しているようです。
 アオサギが濃い緑の中にいました。この写真だけを見るとどこかの自然豊かな場所のようです。このレンズは葉の1枚1枚を解像するような鋭いピントを見せてくれます。
 

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多摩川

2020-07-24 | 多摩川
 まだどんよりとした曇り空が続いていますが、雨の心配はなさそうなので多摩川に出かけました。
 カメラはペンタックスを選択し、2年以上も使っていなかったフォクトレンダーのレンズ2本を持って行きました。
 下の写真はアポランター90㎜で撮ったもの。
 もう翅がだいぶ擦り切れてしまったベニシジミがいました。このレンズはマクロレンズではないですが、比較的接写が効くレンズです。とは言ってもこのサイズではちょっと寄りが不十分なので少しトリミングしてあります。
 
 圧倒的に数が多いのはモンシロチョウ。これも少しトリミングしてあります。花の名前はわかりませんが、昔は見なかったので恐らく外来種だと思われます。とても小さな花ですが蜜はそれなりに出すようで蝶がよく訪れます。
 
 撮っているといきなりもう一頭が画面に飛び込んできました。交尾を迫っているようです。
 
 交尾を拒否されても何度か接近していましたが、結局諦めました。
 
 この2枚はアポランターの180㎜でのもの。どちらのレンズも素晴らしい描写力でマニュアルフォーカスのレンズですが、シャープネスが高いのでピントを合わせる楽しみが味わえます。
 多摩川はこのところの雨続きのため水位が上がっていました。こちらはペンタックスの18~135という高倍率ズームでのもの。
 

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三ッ池公園

2020-07-22 | 三ッ池公園
 前回の続きです。
 このところエナガにはまったく会えずにいましたが、久しぶりに幼鳥の群れに遭遇しました。かなり大きな群れで20羽以上、もしかしたら30羽以上いたかもしれません。その他、シジュウカラの幼鳥、メジロ、コゲラと混群になっていました。
 低いところにも降りてくることがあったので撮れましたが、ニコンとタムロンの組み合わせではなくオリンパスとルミックスの組み合わせだったので、ピンボケや手振れが多くなりまともな写真はわずかでした。こうなるとわかっていれば重さを我慢してニコンを持って行くべきでしたが、こればかりなんとも、です。
 
 もちろんもう自力で餌を捕っています。
  
 シジュウカラの幼鳥は近くでカラスが鳴いているので警戒している様子。
 
 シジュウカラの幼鳥がエナガの幼鳥を威嚇して追いかける場面が見られましたが、成鳥の場合と同じでエナガは逃げる一方でした。
 帰ろうとする頃、きれいなキアゲハに出会いました。羽化してまもないのかピカピカという感じ。これもルミックス100~300で撮っていますが、こうした明るく枝葉が込み入っていない場面では、比較的シャープな写真が得られます。
 
 ところで昨日は自宅にいたところ、ツミの鳴き声のような音が聞こえてきて、初めはまさかと思い聞き流していましたが、30秒ほどして再度同じ鳴き声が聞こえ、あわせてカラスの鳴き声も聞こえたので双眼鏡を持って外に出ましたが、姿は見つけられませんでした。
 自宅でツミの鳴き声を聞くのは初めて。周辺は住宅ばかりでツミが生息できる環境ではないですが、今年生まれた若鳥が生活場所を求めてやってきたのかもしれないと想像しました。

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三ッ池公園

2020-07-21 | 三ッ池公園
 昨日は朝から晴天だったので三ッ池公園へ。陽射しが強く夏の暑さでした。
 多摩川台公園では花期を過ぎているヤマユリがここではまだ結構咲き残っていました。
 
 近くにはコオニユリも。
 
 駐車場近くの花壇にはホタルブクロ。
 
 雑木林の中を歩くとゾウムシがいましたが、少し後ピンになってしまいました。
 
 緑色のきれいな蜘蛛なので目立ちます。サツマノミダマシのようです。
 

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多摩川台公園

2020-07-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
 どんよりとした曇り空ながらも降水確率が低かったので出かけました。
 歩き始めると間もなくアブラゼミとともにミンミンゼミの鳴き声が。今年初めて聞くミンミンゼミの鳴き声でした。
 水生植物園に行くとオオバギボウシが花盛り。久しぶりにペンタックスK-5に60~250を装着して撮りましたが、描写性能は素晴らしいものがあります。その代わりその重さに耐えなければなりませんが。それに接写が効かないのも大きなマイナスで残念なところです。
 
 
 コシアキトンボは遠かったのでかなりトリミングしてあります。
 
 水生植物園を出て園内を歩きましたが、ヤマユリはほぼ終わって今度はコオニユリが咲き始めています。これも遠かったのでトリミングしてあります。
 
 アカボシゴマダラが2頭いてほとんど動かず止まっていました。交尾中でしょうか。
 

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多摩川台公園

2020-07-13 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日は久しぶりに晴れ間があったので撮影に出かけました。ただ午前中は用事があったので午後からとなり、時間があまりないので近場の多摩川台公園へ。
 ヤマユリはしばらく行かないうちにもう終盤となり、このヤマユリに似た赤いユリが咲いていました。
 
 まるでパンが2個落ちているようなキノコがありました。大きい方は直径10㎝以上ありそうでした。このところの雨続きのため他にもキノコがたくさん出ていました。
 
 久しぶりに見る青空を見上げて眺めましたが、雲も結構浮かんでいて所々に水分をたっぷり含んでいそうな鼠色の雲も。白い雲もよく見ればなかなか立体感があって存在感が強い雲でした。
 
 
 晴れたので気温がぐんと上がり湿度も猛烈で蒸し風呂に入ったような暑さに参りました。

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東高根森林公園

2020-07-10 | 東高根森林公園
 今回も過去の写真で4年前に出かけたときのものです。
 昨日の朝のNHKラジオで今日の花はギボウシと紹介されていましたので、そのギボウシの花を。
 
 撮っているとクマバチがやってきました。
 
 雨上がりだったので水滴を載せたカツラの葉が落ちていました。
 
 コロナの感染者急増に大雨災害と重苦しくなるニュースが続くなかで、絶滅したと思われていた四国(愛媛県)でニホンカモシカの生息が確認されたという記事が新聞に掲載されていました。暗闇の中のマッチ1本の灯。

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