中野笑理子のブログ

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2019年11月30日 | 日記
家から歩いて数分なのに毎朝窓から眺めているだけの海に、久しぶりに行ってみました。

一人暮しで地元を離れている間に護岸工事された浜は、高い堤防もテトラポットもなくなり砂浜の距離が大幅に短くなってコンクリートの階段やスロープを降りたらすぐに波打ち際という、記憶の海とは違う不自然な風景になってしまい、何度見ても違和感を感じてしまいます。

そして今、津波の浸水被害対策に新たな工事が始まっています。
原風景の海はもはやなく、この先どんな奇妙な風景になってしまうだろうかと思うと、海への足どりは重くなってしまうのでした。


夕日と水平線を遮る湾岸線。