中野笑理子のブログ

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まだまだ青い

2018年06月14日 | 日記
午後から外出の用事があり外へ出ると、会社の玄関前に一粒の青い実が落ちておりました。
朝には無かった青い実、ちょうど梅の実ほどの大きさですが、周囲に梅の木はありません。
ハテ、と上を見上げると、たわわに実る銀杏の実が。
まだ熟しておらず、あの独特の臭いがなかったので、わかりませんでした。
こんな時期から実がなることを、今日初めて知ったのでありました。

銀杏といえば、冬、炒った実を食べるのが好きで、初詣やえべっさんの時などは夜店で必ず買ってしまいますし、茶碗蒸しや土瓶蒸しやがんもどきには、銀杏が入っていないと悲しい気持ちになります。
炒り銀杏が好きすぎて、銀杏を炒るための道具を京都の錦市場の有次で買ってしまったほどであります。
しかし一度に沢山食べると死に至ることもあるらしい、美味しいけれど恐るべき一面も持つ銀杏の実。

しかしこの会社の前の銀杏の木は、車道沿いに街路樹として植えられており、毎日車の排ガスを浴びているのです。
以前、会社にいた人が熟した実を拾い集めて水に漬けて実を取り出していましたが、手がかぶれて医者に行くほどエライことになっていました。
ヤマモモの実は拾って食べるクセに、やっぱり銀杏は大粒の売ってるものがいいナ、と思うのでありました。
そんな私も、まだまだ青いのかもしれません。

パッと見はマスカットのような銀杏の実であります。