中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

キララさん、お久しぶりです。面倒見がいいのはどの学校なんでしょうね。

2007年10月23日 | Weblog
キララさん、お久しぶりです、コメントありがとうございました。
面倒見のいい学校、本当に有り難いですよね。
学校選びには欠かせないことです。
一般的に言われるのは優秀な結果を出している学校ほどほったらかし、生徒も入学した最初からレベル高いし、父兄の意識も高いし、学校がそれほどしゃかりきにならなくても、勝手にトップ大学に入ってくれるから、先生は気楽なもの、ってことです。
確かに、それは言えます。
一番、必死になってがんばってくれるのは、中間層の学校です。
何とかトップになりたい、あの学校を追い越したい、という気持ちで日夜努力しているのが、手に取るようにわかります。
ただし、ここで肝心なのは、その学校のあせりに生徒達が同じ思いでついて行っているかどうかです。
一部の生徒はついて行っているようですが、大多数は、先生、何はりきってるの、と温度差ははっきりとしています。
入試段階で、ある程度ふるいにかけられて、生徒の質がそろえられていますから、学校側がどれだけ燃えても、生徒のやる気を無理矢理盛り上げるのは至難の業
そんなこともあって、面倒見がいいと世間で評判の学校がいくつかあっても、伸びてゆくのは、トップの100名だけ、残りの250名はごくごく普通に終わってしまうという結果が何年も続いています。
まことしやかに面倒見がいいと噂されているのは、あくまでも噂だけですが、当然ながら江南市T中学、千種区平和が丘A中学、東区砂田橋N中学、などですよね。
中には、学校のおかげで塾無しでトップの成績のお子さんもわずかいらっしゃるかも知れませんが、トップクラスの生徒のほとんどは、やはり入学当初から英語と理数系の塾に通っています。
それで成績を維持しているだけです。
は必要ありません、とは、どこの学校でもおっしゃるんですよ。
それでも、それを真に受けて、中3くらいにズルズルと成績下がって取り戻せない時に、誰も責任とってくれないので、ほとんどの家庭では、徐々に塾に入れることを考えます。
面倒見がいいと言ってもその程度と考えて下さい。
あとは、入学後の先生との出会い、お友達との出会い、先輩との出会い、など、その子の持っている運のようなもので救われることがたくさんあるでしょう。
江南市T中学は夏休みもほとんど出校日で、補習、テストと追われますから、逆に夏休みに部活だけでボケッとしていてほしくないわとおっしゃるご家庭なら、いいかもしれません。
ちなみにN学園男子部も、他の中学も、部活に一生懸命になれば、夏休みは返上、楽しく健やかに過ごすことは間違いありません。
あと、千種区平和が丘のA中学あたりは、中学受験の人気に関しては、ここ数年でグングン上がっていますから、学校側はもう大変。
急に受験者数もうなぎ上りで、先生たちは、最近は試験問題をどれくらいをターゲットにして作成すればいいのかわからずパニック。
中学でも高校でも、先生たちが先走り、生徒はついていけずにオロオロということもあるとか。
中学入試が終わった直後の入学説明会でプログレスのCDを購入して、入学前の春休みにそれを聞いて英文を書き取る、いわゆるディクテーションを宿題にしているそうです。
ABCもまだわかっていない12歳にディクテーションとはなかなか厳しいものがありますが、最近の学校ではこうしたおかしな現象がおこっています。
それから考えれば、昔から同じようなやり方を通している、一見、ほったらかしに見える学校でも、内容が落ち着いていて、いいという場合もあるのかな、とふと思ったりします