北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

全国大会その1

2008年10月25日 | 建築士会
第51回建築士会全国大会(とくしま大会)が始まりました。



「阿波の地で連(REN)に学ぶ」-市民と建築士が協働する もの・まち・くらしづくり-をテーマに徳島市のアスティとくしまをメイン会場に開催です。また、サテライト会場を街中の東新町・水際公園として建築士会だけではなくまちづくり団体や高校生・NPO・商工会議所などいろんな団体もそれぞれのイベントを同時に開催するコラボレーションな大会です。
徳島の阿波おどりでは、踊りのグループを「○○連」と呼んで地域や社会の連帯の証として古くからある文化ですが、その連の意味する地域との連帯を模索している建築士会のあり方を表現した大会であります。
 全国から3500人の建築士会員が集まり、昨年全国大会を開催した北海道からも100名を越す会員が参加しました。



 交流プラザと名前を変えた屋台村は、「ものづくり」「まちづくり」「くらしづくり」の三つのテーマに分かれて全国の単位会がそれぞれのブースで活動紹介です。北海道は、くらしづくりに青年委員会から士別支部が代表となって6月に行った青年建築士の集いの活動を紹介しました。
 また、プラザステージの「地域貢献を担う青年建築士の活動報告会」にも士別支部の高橋青年部長がパネラーとしてパネルディスカッションに参加して活動の説明や問題点を報告しました。地域との連帯や継続が課題です。

 昨年の北海道大会は、お金を掛けずにコンパクトな大会運営を目指していましたが、今年の徳島は、一転してお金掛かっているなと思わせる大会でした。大会誌やディスプレイなどどれも凝ったつくりになっています。
四国88ヶ所霊場の舞台となる徳島には、お遍路さんにほどこしをするといった「おせったい」の気風が古くからあり、おもてなしのこころの現われだとの話です。



 今年の懇親会も昨年の北海道と同様に野外での開催でしたが、新町川水際公園という街中の川縁を貸切にして、川の両岸に分かれて行われました。参加者が1300名でスタッフは大変だったと思いますが、面白い趣向でした。
川の中のステージでは、地元のビッグバンド「サニーサイド」のジャズ演奏です。倶知安のJAZZフェスにも出演したことがあるそうです。紹介の中で突然わが町の名前が出たので、ビックリです。また、倶知安JAZZフェスが有名なのもビックリでした。



 来年の52回大会は、山形県での開催(2009.10.16)です。
阿波おどりから花笠おどりへバトンタッチです。

PS:今晩も締めは徳島ラーメン。「阿波屋」です。