北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

絵画コンクール 審査会

2008年10月15日 | 景色
 9月30日で募集が締め切られた「ふるさとを描こう」絵画コンクールの審査会が行われました。



 小川原脩記念美術館の主催で我が(社)北海道建築士事務所協会後志支部が協賛している絵画コンクールです。募集の範囲は、小樽市を除く後志支庁管内の19か町村の小学生です。協会としては、ポスターの印刷や受賞者に対する副賞などをバックアップしています。
 子供たちが思っている「ふるさとの風景」がどんな風景なのか楽しみにしていました。応募作品は、地元の倶知安町はじめ古平町や寿都町など22の小学校から168点の作品が集まりました。内訳は、1年生が25点、2年生7点、3年生8点、4年生49点、5年生39点、6年生40点です。クレヨンや絵の具を使った力作ばかりでした。





 審査員は、画家の徳丸先生、高校の美術の本庄先生と美術館の矢吹館長さんの3人です。優秀賞は、各学年1点ですので、審査員の先生がこれはと思った作品をまず選んで、その後3人で協議しながら優秀作品が選ばれました。
 色使いや構図、ふるさとの捉え方などがポイントになって選ばれました。
ふるさとの風景には、「羊蹄山」が圧倒的に多く描かれていました。地元の小学生が多いからなのでしょうが、ニセコアンヌプリではなく羊蹄山でした。また、海岸沿いの子供たちは、やっぱり「海」を描いているようです。6月からの募集でしたが、冬景色の作品もありました。その中に、倶知安の雪トピアフェスティバルの大きな雪ダルマが描かれていたのにビックリです。雪ダルマもふるさとの景色になっているのでしょうか。
 6点の優秀作品は、2・3日後の北海道新聞で発表になります。表彰式の日程は、まだ決定していませんが、今月と11月にかけて優秀作品は、小川原脩記念美術館、西村計雄記念美術館、木田金次郎美術館に展示されます。また、他の応募作品は、倶知安町の文化福祉センターで展示されます。
多くの人たちに、子供たちの作品を見てもらいたいものです。