ここ最近の安値相場には涙が出そうになるが、養豚農家にはこんな時のための備えがある。
それが今回のタイトル
「肉豚価格差補てん事業」だ。
大阪府の場合、大阪市中央卸売市場南港市場における一ヶ月間の相場(上物加重平均)が、保障基準価格である 480円/kg を下回った時に、その差額分が保障される。
具体的に言うと、先月1月の相場が 437円/kg だったため、その差額である 43円/kg が保障されることになるのだが、本年度の補てん金単価の上限が 38円/kg のため、
”1頭当たり 2,850円(38円/kg × 75kg)”
が今回の補てん金となる。
さて、他の業界の方からすると羨ましがられる制度に見えるかもしれないが、そんなに美味しい制度ともいえないのが実情だ。
そもそも、この補てん金を受け取るためには、農家自身も相場の好調時にお金を積み立てる必要があり、いざ補てん時となった場合にはこの積立金を取り崩すという形になっているからだ。
もちろん、取り崩す積立金の底がつけばそれでおしまい。
そして恐ろしいことに、この安値相場が今のペースで続くとなると、今年の3月途中までの分しか積立金がもたないというから驚きだ。
また、積み立ての底が見えているのは大阪府だけの話しではなく全国的なものであるため、4月以降の養豚経営はまさに群雄割拠の時代へと突入していく。
それが今回のタイトル
「肉豚価格差補てん事業」だ。
大阪府の場合、大阪市中央卸売市場南港市場における一ヶ月間の相場(上物加重平均)が、保障基準価格である 480円/kg を下回った時に、その差額分が保障される。
具体的に言うと、先月1月の相場が 437円/kg だったため、その差額である 43円/kg が保障されることになるのだが、本年度の補てん金単価の上限が 38円/kg のため、
”1頭当たり 2,850円(38円/kg × 75kg)”
が今回の補てん金となる。
さて、他の業界の方からすると羨ましがられる制度に見えるかもしれないが、そんなに美味しい制度ともいえないのが実情だ。
そもそも、この補てん金を受け取るためには、農家自身も相場の好調時にお金を積み立てる必要があり、いざ補てん時となった場合にはこの積立金を取り崩すという形になっているからだ。
もちろん、取り崩す積立金の底がつけばそれでおしまい。
そして恐ろしいことに、この安値相場が今のペースで続くとなると、今年の3月途中までの分しか積立金がもたないというから驚きだ。
また、積み立ての底が見えているのは大阪府だけの話しではなく全国的なものであるため、4月以降の養豚経営はまさに群雄割拠の時代へと突入していく。
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