地方分権と国有財産法 国の財源は税法

日本の将来問題は農地山林の放置
農村の人口減少と後継者不足
農家格言は汗をだせ、知恵をだせ、両方出せなければ金を出せ

念頭に当たり、阿部新政権に望むこと

2012-12-31 22:50:40 | 政治、経済 外交
福祉、介護、医療、子育て支援は再生産がない。携帯電話やパソコンによるインターネットがいくら発達しても、それ自体から生産物は物の形になり金銭となって流通しない。再生産の無いところに経済の発展は期待出来ない。日本の地方に生産工場を造る、労働者が働く、物を作る、資材が動く、完成品が動く。このシステムが有効に稼働しない限り、地方の過疎化、高齢者の増大は人口の減少か続く。物量が活性化しなければ金融は円滑化しない。明日の生活が安定しなければ収入の見込みがなければ、取りあえず今日は買い物しない金をつかわない。「神様は見ることが出来ないから、姿を現さないから信じない」と同じ理屈だ。道路を作って流通を良くしても、物の積まないトラックや、貨物船は操縦する人がいなければ物は移動しない。物が人から人に移動したときに価値がうまれ金銭が動く。中国から観光客が来てお土産を買ってくれると期待する方がどこかがおかしい。中国、韓国の観光客が今みたいに来なくても日本は充分に経済が発展した。中国の観光客は簡単にリピーターにならない。これは、中央ヨーロッパに行ってみれば中国の観光客を現地の人達が本当に歓迎する客だと商売をしているか分かる筈だ。
中国の排日運動を機に日本に国内生産の起点を作って、工場の新設操業の投資意欲のカムバックをさせるべきである。人件費の問題ではない。生産設備の近代化である。十年以上の前の生産設備で、新興国の最新設備プラス人件費の安さで日本が価格競争に勝てるわけがない。さらに非雇用制度の縮小を図り、人材派遣会社が社会保険料を納めるのではなく、若者の直接雇用の増進策を打ち出さなければならない。頭脳労働者優遇するのではなく、手に職といわれる肉体労働者かつ、汗を流せる労働の価値を見いだせる労働力の育成である。雨風にめげない根性である。
就労に継続性のある雇用条件の確保。パソコンのプログラムをいくら開発しても、トンネルの落盤事故の補修工事はできない。道路があり、荷物を積んだ車があっても運転手が不在では荷物が動かない、橋梁、トンネルや地下鉄の維持管理や修繕はイヤコン完備の室内では出来ない。この肉体労働者の確保を放棄させたのは誰だ。経年劣化や、現地の漏水は現地調査なしにはコンピューターは判断しない。自分が今日辞めても明日来た新人が補填できる雇用形態では、就労の定着性は無い。自分が習得した知識ノウハウは簡単に後継者いない技術、この職を離職すれば現在の報酬は保証できないとする勤労意欲の向上心。勤労対する教訓練、高校生のアルバイト感覚では社会人にはなれないとする大学の就職活動の援助方針の脱皮。大学三年生から就活どこかがボタンのかけ違いをしている。 新政権は、雇用の確保ではない。安定的に、継続的に報酬の支払いが出来る企業の援助、銀行の金余りを、どこの企業体、どこの産業界で運用させるか新政権の安定化はこれが、次の参議院選挙までに国民にどう解からせるかである。  以上

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