どーも、eとりさん”twitte-nine-r”です

ツイてないeとりさんが140文字にとらわれず、己の境遇を
つぶやきます。ニートの生き様を目に焼き付けるがいい!

EB闘病記:カルテ11

2010年01月05日 16時37分01秒 | Weblog
 手術室の本丸に来ると・・・よくテレビで見るような「電球がたくさんついてる照明」がホントにあったんですよ。口には出さなかったけど、「おわぁ~、ホントにあるんだぁ、あんなの!」って思った。
 
 ストレッチャーから手術台に乗せられると、口を広げられ、グラグラする歯は無いか?と聞かれたので「にゃいです」と答える。さらに体を横に向けて体育座りのように体を曲げろと言う。何すんのかなぁと思ったら背骨のあたりをアルコールで拭かれた。「あっ、この期に及んでまた注射か!もしかして・・・脊髄に?それは痛いだろぉ・・・」とビビッていると注射されたが、脊髄にではなくあまり痛くもなかったのでホッとした。

 周囲では点滴のチューブから麻酔液らしいものを12ml入れましたという声が聞こえ、また、「eとりさんのCT(の図)は?」という声も。eとりさんは「内科でCTとりましたよ」と言ってあげると「そうだよなぁ、僕も見たよ」・・・。

 その声を最後に記憶がバッタリ途絶えた。


(オペされてたんだろうねぇ、ホントな~んにも記憶が無い)


 「eとりさん、eとりさん・・・」呼びかける声がなんとなく聞こえてきて、ぼーっとしながらも目覚めると、足の付け根の方ではあの若い医師がまた採血をするところだった。ぼーっとしていたので採血時のいつもの緊張感は全く無かった。この動脈からの採血というのは手術前にSさんに聞いたところによると血液中の酸素の量をチェックするためとのことだったが、詳細は不明である。

 意識が徐々にはっきりしてくるにつれて腹の痛みで呼吸がしづらい。のども痛い。手術後はずっと酸素マスクを装着されていた。よくテレビのバラエティなどで苦しい思いをしたあと酸素のスプレーを吸って「はー、気持ちいい」なんていうシーンを見たことがあるのだが、酸素マスクしてても意外に全然気持ちよくない。加湿された空気が口元に運ばれているだけのような気がした。加湿されているのでマスクの中で湿分が凝縮して水滴となり、口元に垂れてきて不快である。加湿されてるはずなのに喉がやたら渇いて痛いぐらいだった。手術中に麻酔のための管を喉まで突っ込んでいたから、らしいが記憶が無いので本当かどうかはわからない。

 切ったところが痛いながらもウトウトしていると看護師が来て「トイレ行ける?」と聞いてきた。聞いてきたのはアイツ、ムカつくK看護師であった。
 こんな時にオメーかYO!                           (つづく)

-------
私的通信
 某区にお住まいのAさん、あなたも"のうなし"になってしまったとは!来道の際はご連絡ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする