公園ならびに市民生活に潤いをもたらすものとして街路樹の役割は重要です。
春から夏、夏から秋にかけ街中を行き交うとき、目にしむ街路樹の緑、しみじみと四季の移り変わりを実感させてくれる紅黄葉のあでやかさは、この街に住んで良かったとの思いを増幅させるものです。
市内の街路樹を構成する主な木々は、高木ではナナカマド、ニセアカシア、それにプラタナス、ハルニレ、シナノキ、ポプラなどであり、低木では学園通りのツツジや3番通り中央分離帯のモンタナハイマツなどに代表されます。
昭和59年度現在の市道の植栽道路率3.8%は、国・道道と比しかなり低率でした。
また、植栽の状況としては江別市街から大麻(おおあさ)方面へ走る東西線に比し、角山方面から鉄南地域にわたる南北線の植栽が遅れているのが総体的傾向でした。
そのたえ、江別市緑化推進計画では、市道8路線を中心に、6,250mに、ナナカマドなどを植栽することになりました。
その後、2番通り、3番通り、4番通り、鉄西線、鉄東線を中心とする東西線、3丁目通り、13丁目通り、早苗別通りの南北線ともかなりの伸展をみたところです。
そのうち、特筆すべきことは、3番通りの大麻(おおあさ)地区において既存の大木をそのまま残すため、中央分離帯を通常の2倍から3倍もとったことです。
それは、緑化思想の具体的な発現であり、先行的な試みとしても注目されるところです。
その他、関連するものを列記すると、昭和62年4月、市は錦山天満宮(野幌代々木町)境内林を保存樹林地第1号に指定にしました。これは 59年3月議会にて制定された江別市緑化推進条例に基づくものです。
また、平成2年度からは、江別市指定樹木選定事業をスタートさせ、市内の銘木の保存をとおし、緑化思想の普及と都市の快適性、美観性の保持に努めています。
現在は、江別市緑化推進計画(平成3年~平成7年度)に基づき、推進施策が展開されているところです。
註:江別市総務部「えべつ昭和史」709-710頁.
写真:市道3番通り(大麻<おおあさ>地区)
同上710頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。
このたび、番外編として本日!京都五山送り火をご案内をいたします!
本日(8/16)、20時5分より!
京都の夏の風物詩の一つ、五山送り火が行わまれす。
通称大文字焼きともいわれ、市民だけではなく国内外からの観光客にも親しまれています。
京都観光協会公式HPによりますと、
五山の送り火は、仏教行事の一つとしてお盆の翌日に執り行われていたものであり、
精霊をお見送りする意味があったそうです。
五山の送り火、
東山如意ケ嶽の「大文字」、
金閣寺付近大文字山の「左大文字」、
松ヶ崎西山と東山の「妙法」、
西加茂船山の「船形」、
上嵯峨仙翁寺Y間の鳥居形、
今晩20時5分より、順次点火されます。
京都五山送り火については、
京都観光協会公式HPこちらをご覧ください。
写真:京都駅
このたび、平成27年度協働のまちづくり活動支援事業「江別カルタで辿る江別物語2015」開催のご案内をいたします!
平成27年度協働のまちづくり活動支援採択事業として、
江別市教育委員会の後援を得て、
江別創造舎とのっぽろ七丁目放送局が連携し、「江別カルタで辿る江別物語2015」を開催いたします。
「江別カルタで辿る江別物語」は、平成25年度協働まちづくり活動支援採択事業として第1回目開催し、継続事業として本年度3年目を迎え、本事業の最終年度となります。
江別カルタを題材とした基調講演、
江別市の情景と史料を重ね合わせたDVD、
江別のまちを歴史的見地から考察する江別まち検定クイズ、
江別の文化・歴史を題材とした江別カルタ大会、
これらのプログラムをライブ中継配信し、
より多くの方々との交流を図ってまいりました。
本年(2015年)最終年度を迎えた本事業、
より多くの方々にご参加いただき、江別カルタを介した交流を深めていきたいと、考えております。
皆様、ぜひご参加ください!
事前参加申し込み先は、下記記載しております。
平成27年度協働のまちづくり活動支援採択事業「江別カルタで辿る江別物語2015」の日程は、下記のとおりです。
1.日 程 2015年9月20日(日)13:00~15:30(予定)
2.場 所 アートスペース外輪船
3.プログラム *ライブ中継配信します
13:00~ 開会
13:10~ 基調講演 講師:佐々木孝一氏(元江別市情報図書館館長)
13:50~ 休憩
14:00~ 演奏会
*本年は、江別市在住者により素敵な演奏会をプログラム化しました。
14:25~ 江別まち検定クイズ
15:00~ 江別カルタ大会
15:30~ 閉会
4.入 場 料 無料
5.問合・申込先 江別創造舎事務局(北翔大学短期大学部田口研究室)
taguchi@hokusho-u.ac.jp
011−387−4194(田口研究室直通)
*Fax.同様番号です。
*通常留守電になっております。
ご用件・ご連絡先氏名と電話番号をゆっくりお話しください。
留守電確認次第ご連絡させていただきます。
写真:江別カルタ(江別創造舎製作)
都市公園の地域格差を是正しながら、幼児・児童公園17箇所、金利公園2箇所、都市緑地4箇所、特殊公園2箇所、緑道1箇所の整備にあわせ、グリーンモールの推進、石狩川河川敷緑地の拡張整備等を進めることになりました。
(図表略)
昭和60年から平成3年の間における都市公園の増加について、公園数は26箇所、面積にして14.26haの増加、市民一人当たりの公園面積は、10.03平方メートル(58年度/9.74平方メートル)と拡大されました。
このうち、主なものとして、近隣公園・見晴台公園(2.0ha)、同・上江別南公園(1.2ha)の二つがあります。
見晴台公園は、55年12月からこの地区の宅地造成を開始した元江別土地区画整理組合の手によるもので、対雁小学校の南側の沢地を利用、高さ7mの築山をもつ彫りの深い公園です。
災害時には遊水機能を持つ新しい型の公園として注目されました。
他方、上江別南公園は、同地区の住宅街と早苗別川に挟まれた一画に野球場とゲートボールコート、それに噴水のあるコミュニティ広場からなるもので、鉄南地区における近隣公園第1号となりました。
その他、特色ある公園としては、都市提携記念公園である緑ヶ丘のあかげら公園(1.1ha)、ふれあい創生事業で整備された3条3丁目のふるさと小公園(中央児童公園)の造成があります。
さらに、この時期、61年、62年に特殊公園である二つの農村公園が誕生しています。
一つは、野幌農村公園(1.0ha)であり、もう一つは江別太農村公園(1.5ha)です。
いずれも農村総合整備モデル事業の一環として造成されたもので、農村地区におけるはじめての公園となりました。
註:江別市総務部「えべつ昭和史」708-709頁.
写真:緑ヶ丘あかげら公園
同上書708頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。
平成2年度(1990年度)市が実施の市民生活環境意識調査によると、21項目あるうち、江別のプラスポイントとして緑の豊かさをあげる人が最も多く占めました。
また、同調査では江別に住み続けたいとする人が全体の74%となっていますが、その理由として緑が多く、環境が良い(49.4%)が第2位となっていました。
第1位は、住み慣れている(49.6%)であり、積極的な理由としては、緑の多さが人を惹きつけていることがわかりました。
さらに、年代別にみると、20代~30代の若い世代が緑の多さを住み続けたい理由のトップに挙げていることが注目されます。
まさに緑の豊かさこそが、江別のチャームポイントの最大のものであることがわかります。
それでは、市の緑の保全、創出への取り組みはどのように展開されているのかについては、下記のとおりです。
60年代、江別市緑のマスタープランが策定されました。
70年を目標年次に、将来の市街地を想定し、年環境、レクリェーション、防災の視点をも含めた公園緑地の総合配置を描いたものです。
同プランの緑地の配置計画は、
(1)環境保全系統の配置方針
(2)レクリェーション系統の配置方針
(3)防災系統の配置方針、
以上の三つをそれぞれ箇条書きに定めていますが、うち(1)は、次のとおりです。
Ⅰ) 年環境の保全の軸として、市街地部北東に隣接して流れる石狩川と、台地部に近接し密接に関連する河川として千歳川、野津幌川、世田豊平川があります。
さらに、市街地の南部に位置する野幌森林公園により環境保全の主軸を形成しています。
これらは、景観構成上からも重要なポイントとして江別市の風土景観を形成したい。
Ⅱ) 江別市においては、河川は重要な緑地として骨格を形成するものですが、特に石狩川については大規模な河川敷を有しており(中略)、本市の生活環境保全の中核としています。
Ⅲ) (前略)道立自然公園は(中略)、広域的緑地として保全を図ると共に、周辺に存在する緑地についても極力保全を図っています。
Ⅳ. 市街地部に楔状に入り込む沢地の樹林地、および野幌台地斜面地の帯状樹林地は数多くの埋蔵文化財を包含していると考えられるので、文化財保護の立場からも緑地としての保全を図る。
Ⅴ. 函館本線沿いの鉄道林や市街地周辺部に存在する防風林についても、環境保全上重要な緑地として保全を図る。
昭和60年(1985年)12月、江別市緑化推進審議会は、上記プランを受け、今後も6年間の市の具体的施策をまとめた江別市緑化推進計画(案)<60年度から65年度>の諮問に対し、おおむね妥当であると等身しました。
同計画は(1)緑を守る、(2)緑をつくる、(3)緑を育てる、の3本柱からなり、A)環境緑地や保護地区の指定、B)学校緑化、道路緑化、墓苑緑化、家庭緑化、地区の共同緑化、C)グリーンモールの造成、シンボルフラワー、シンボルツリーの普及、などの施策展開を日程表に記しました。
このうち、緑化施策の中でも比重の高い公園の設置状況をみると、59年度末現在で市民一人当たりの公園面積は9.74平方メートルでした。
これは、都市公園法で定める一人当たり6平方メートルを上回っており、これに広場等を加えると、11.53平方メートルと、かなりの数字が示されていました。
ただ、別にみると、1平方メートル以下の住区も散見され、こうした地域的不均衡の解消が今後の課題として残されました。
註:江別市総務部「えべつ昭和史」706-708頁.
写真:江別市役所前煉瓦づくり電話ボックス
一番町・ふれあい道路が誕生し、次いで61年4月グリーンモール構想(国道12号~湯川公園間・約930m)がスタートしました。
これは、ふれあい道路をさらに大規模化し、公園化したもので、車は完全にシャットアウトしました。
次の四つのブロックを四季折々にたのしじゅことのできる緑のブロックで結び、小・中・学校や公民館などへの通う人々の安全を確保するとともに、各ブロックには噴水広場や展示広場、モニュメント、ベンチなどを配し、市民の出会いや語らい、そして憩いの空間にしようというものです。
1ブロック 国道12号~学園通り 約175m 近隣施設 野幌公民館、かわなか公園
2ブロック 学園通り ~2番通り 約190m 同上 第二中学校、市ガラス工芸館、兵村開拓記念館
3ブロック 2番通り ~3番通り 約375m 同上 第二小学校、野幌屯田兵第二中隊本部
4ブロック 3番通り ~湯川公園 約185m 同上 湯川公園
さらに加えると、このグリーンモールは野幌中心街と野幌地区の広域災害避難地帯である第二小学校、第二中学校のグランドを結ぶ緊急避難路の役割も果たすことになりました。
かくのとおり、多目的、多機能のモールですが、全体的なイメージとしては思索の道の名がふさわしい。
モール内は、全て煉瓦タイルが敷かれ、カラフルなタイルを踏んで濃い木々の葉陰を散策するとき、道というものが通り抜けるだけのものでなく、集い、憩い、遊び、そして思索するという人生に深く関わるものであることを知らされることでしょう。
註:江別市総務部「えべつ昭和史」703ページ.
写真:グリーンモール
同上書703ページ掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。
このたび、夢工房!トンデンファームガーデンセール開催中!のご案内をいたします!
夢工房トンデンファームでは、
昨日(8/8)より2日間、ガーデンセールを開催しています!
すでにお馴染みの炭焼きソーセージ、
石狩川ベーコンスライス、
チキン丸焼き 等々、
そして、自社直営白老牧場生産による和牛も販売されています!
機械による大量生産ではなく、
安心・安全を重視した質の高い人の技術によって生産された銘品が
勢揃いしています!
ぜひ!ご堪能ください!
夢工房トンデンファームガーデンセールの日程は、下記のとおりです。
1.期 間 2015年8月9日(日)まで
10:00~17:30
2.場 所 夢工房トンデンファーム
江別市元野幌968−5
011−383−8208
写真:アースドリーム角山農場にて松山社長と桜田さんと田口ゼミ生
田口ゼミ生による松山社長取材時に撮影(2015.7.29)
当ブログ撮影許可を得て撮影し、当ブログ掲載いたしております。
このたび、本日!江別小学校見学会とタイプカプセル開封式開催のご案内をいたします!
平成28年(2016年)4月、
江別小学校と江別第三小学校は、統合し、江別第一小学校となります。
そのため、円形校舎を特徴とする江別第三小学校の見学会に続き、
今回は、江別小学校の見学会とタイプカプセル開封式が開催されます。
タイプカプセルは、100周年にあたる来年度(2016年度)10月25日が開封式となっていましたが、本年度で閉校となるため、日程が下記のとおり変更されました。
江別小学校開校100周年タイプカプセル開封式の日程は、下記のとおりです。
1.日 程 2015年8月8日(土)10:00~11:00
2.場 所 江別小学校
3.対 象 昭和49年4月2日生まれから昭和55年4月1日生まれまでの方
教職員・地域・市民の皆様
4.そ の 他 雨天決行
5.問合せ先 江別小学校閉校事業実行委員会(江別小学校)
011−382−3153
江別小学校見学会の日程は、下記のとおりです。
1.日 程 2015年8月8日(土)11:00~15:00
2.場 所 江別小学校
3.問合せ先 江別小学校閉校事業実行委員会(江別小学校)
011−382−3153
写真:江別小学校学校見学会ポスター/江小・母なる学び舎
このたび、明日!洞爺湖!薬師の日 湯かた祭り開催のご案内をいたします!
洞爺湖温泉では、
明日(8/8)、薬師の日と定め、洞爺湖温泉湯前薬師如来堂の祈願法要が行われます。
洞爺湖温泉備前薬師如来堂HPによりますと、
薬師如来は、東方浄瑠璃浄土の世界におられる仏様で、西方浄土におられる阿弥陀仏如来とともに人々に信仰されてきた仏様です。
東方薬師如来の仏様は、治療延命・不老長寿にご利益があるとされています。
洞爺湖薬師の日には、湯かたまつりが下記日程のとおり開催されます。
1.日 程 2015年8月8日(土)11:00~20:00
2.場 所 薬師の湯・特設会場
3.問合せ先 洞爺湖温泉観光協会
虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142
0142−75−2446
写真:洞爺湖
このたび、高校野球100年!高校野球開幕!のご案内をいたします!
*公益財団法人日本高等学校野球連盟公式HP以下参照して掲載しております。
高校野球第1回大会は、大正4年(1915年)開幕しました。
当初は、9地区(東北・東海・京津・関西・兵庫・山陽・山陰・四国・九州)の予選が行われ、東京都の大会優勝した早稲田実業の10校が参加しました。
第1回優勝校早稲田実業によって、
100年目にあたる今年の第97回大会の選手宣誓は、早稲田実業が選ばれています。
翌年第2回から野球審判協議会が設置され、野球規則が制定されました。
北海道大会が開催されのは、第6回(大正9年・1920年)でした。
当時参加校は、代表15校でした。
NHKによる初めてのテレビ実況中継が実施されたのは、第35回(昭和28年・1953年)でした。
そして、カラーテレビによる初めての中継が行われたのは、第47回(昭和40年・1965年)でした。
第56回大会(昭和49年・1974年)には、技術革命により金属製バットが初めて採用されました。
阪神・淡路大震に見舞わられた平成7年(1995年)には、戦後50年目の大会第77回が開催されました。
第83回(平成13年・2001年)は、21世紀初めての大会となりました。
北海道が初めて優勝したのは、第86回(平成16年・2004年)駒大苫小牧高校の優勝でした。駒大苫小牧は、翌年の2連覇優勝を果たしました。
平成20年(2008年)第90回を迎えた高校野球では、記念大会として過去に甲子園で活躍した中西太氏、板東英二氏、桑田真澄氏をはじめとする11名の方が当時のユニフォームを着用してキャッチボールをされました(甲子園レジェンス)。
そして、
本日(8/6)!第97回大会が開幕いたします!
第1回戦10:30開始 鹿児島実業(鹿児島)と北海学園(南北海道)、
第1回戦13:00開始 岐阜城北 (岐阜) と中京大中京(愛知)、
第1回戦15:30開始 宮崎日大 (宮崎) と上田西 (長野)、です。
暑い、熱い夏!
また新たに歴史が刻まれます!
公益財団法人日本高等学校野球連盟の公式HPは、こちらをご覧ください。
NHK オンライン「甲子園」は、こちらをご覧ください。
写真:野幌森林公園 昭和の森のカツラ
上記文面とは、全く関係ございません。