江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

江別・2世紀への決意

2013年06月21日 | 歴史・文化

 山田市長の式辞は、100年の歩みから現状分析、そして江別・2世紀への決意へと続きました。

 『しかしながら我が市はまだまだ未完成な青年としであり、近代都市への脱皮はその緒についたとはいえ、教育文化の高揚、福祉の充実、産業の近代化、社会資本の整備など懸案が山積みしております。このようなことから2世紀への出発点にあたり、私は江別市総合計画を策定し、これを柱として次代にふさわしい街づくりを、市民と手をたずさえて、強力に推進して参りたいと考えているものであります。』

 山田市長の式辞に続き、江別の発展に力を尽くした192人と9団体の表彰が行われました。
・社会貢献顕彰 青山繁信他143人と3団体
・産業貢献顕彰 赤坂敏郎他14人
・教育貢献顕彰 阿部梅吉他25人と3団体
・特別顕彰   岩田トセ他10人と3団体

 式典は、そのあと来賓の挨拶、百年記念の小学生の作文朗読、市議会議長・角幡敏夫による決意表明、北海道女子短期大学生(現北翔大学短期大学部)の創作舞踊と続きました。
そして、この年成人となった宮田護、高間詠子の2人による誓いことばがあり、最後に友好都市土佐市のよさこい鳴子踊り、市民有志による江別市民音頭などで、にぎやかに、華やかにフィナーレを飾りました。

 この100年記念式典を挟んで、この年さまざまな100年を祝う記念行事(事業)が行われました。
 市民音頭については、作詞山川啓介、作曲いずみたく、歌dhu−kuエイセスで、レコーディングされました。
A面が江別市民音頭、B面が風はみどりの2曲です。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」495-496頁.
写真:昭和53年10月5日、100年記念碑除幕式
 同上書499頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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