江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

公共施設の整備

2012年06月17日 | 歴史・文化

 団地の開発が進み、年々入居者が増加するにつれ、当然のこと公共、公益施設等の整備が急がれました。
 それら一つひとつの実現までのプロセスは、以降折に触れ語られることになりました。

 昭和38年11月、北海道大麻(おおあさ)団地開発事務所の発足
 昭和40年 8月、江別市消防団大麻(おおあさ)分団の発足
 昭和41年12月、国鉄大麻(おおあさ)駅の開業
 昭和43年 1月、財団法人大麻(おおあさ)保育園の開設
 昭和43年 4月、大麻(おおあさ)警察官派出所の開設/団地・初の幼稚園の開園
 昭和43年 9月、市役所大麻(おおあさ)出張所の開設
 昭和43年12月、大麻(おおあさ)中学校の開校
           市消防署、大麻(おおあさ)出張所の新設
         大麻(おおあさ)郵便局/大麻(おおあさ)東町郵便局の開局
 昭和44年11月、大麻(おおあさ)東小学校の開校
 昭和44年12月、大麻(おおあさ)第2住区会館/大麻(おおあさ)会館の会館
 昭和45年 8月、大麻(おおあさ)電話局(無人局)の開局
 昭和46年 9月、大麻(おおあさ)バスターミナルの開設
 昭和46年12月、大麻(おおあさ)公設小売市場の開設
 昭和46年12月、大麻(おおあさ)西小学校の開校 
 昭和47年 1月、大麻(おおあさ)公民館の開館

 その他、当然のこと地域社会に不可欠の診療所も相次いで開院された他、商店街の形成も順調に進みました。

 昭和39年12月、大麻(おおあさ)中町に8店舗が決定したのを皮切りに、41年には東町商店街7店舗、44年には大麻(おおあさ)扇町6店舗と、徐々に面的な広がりと質量の充実に向かい出しました。

 商店街の特徴は、本通である2番通りに背を向け、中通で店舗が向かい合うスタイルです。
 そして、間に小公園などを配置、緑のプロムナードとして端から端まで流れていきました。
 後年、この本通りに背を向けたスタイルがマイナス評価されることになりますが、当時は緑のプロムナードを乳母車を押した若い母親たちが散策しながら買い物する姿は、朝の通勤ラッシュに大麻(おおあさ)駅に蝟集するサラリーマンの姿同様若々しい住宅団地を象徴する代表的な光景ともなっていました。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」274-275頁.
写真:国道12号線と国鉄函館本線の下をくぐり抜ける大麻(おおあさ)地下道
 同上書273頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。
 

コメント
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