江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

橋の新設と架け替え

2011年08月08日 | 歴史・文化

 道路の改良、新設と同時に、川のまち江別では、橋の問題を等閑視するわけにはいきませんでした。

 広域幹線にかかわるものとしては、大正15年9月、江別橋の架け替え(国道27号)、4年6月、石狩大橋の架け替え(地方費道・札幌稚内線)、10年11月、江別大橋の完成(国道27号)と順次整備が進みました。

 しかし、問題は全て木橋の町道のものの架け替えでした。
16年2月町会に、改定道路計画と同時に江別町橋梁架換計画が諮問され、原案を可として答申されました。

 同計画によると、16年現在の町道の橋は31あり、それらが原野の低地部や農村地帯に点在していました。
 これら全てを17年度から30年度までの14カ年計画で架け替えしようというものでした。
 しかし、この計画も16年12月の太平洋戦争の勃発により画餅に帰し、勤労奉仕による維持修繕程度にとどまらざるをえなかったのです。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」91頁.
写真:現在の石狩川風景

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