昨日、若武者が大物を食った。
将棋界最高タイトル、竜王戦の挑戦者決定戦第三局が行われ、現役の四冠タイトルホルダー、羽生善治名人を糸谷哲郎六段が破り、森内俊之竜王への挑戦権を奪取したのである。
愈々、日本テニス界の、いやプロスポーツ界の夢がかかる一戦が始まる。
今宵はどんな酒となるか。
誰も予想しなかったマッチング。準決勝前、誰しも決勝はウインブルドンの再現、ジョコビッチ対フェデラーだと思った筈だ。
錦織くんと川田ハープスター、或いは圭君と福永ジャスタウェイ、揃い踏みで頂点で日の丸を掲げる悲願。わたくしも夢を見る。
どれだけ、日本中、そして松江の人々がこころ昂ぶらせていることか。
リオの夢果てた年、途轍もない1試合が待っていたものである。