
明けましておめでとうございます。昨年は16本の更新でしたが、毎日多くの方にご覧いただきました。感謝申し上げます。訃報記事が中心でしたので、長くジャズを聴き、ジャズマンを愛している方は寂しさを感じたことでしょう。また、忘れかけていたミュージシャンも話題にしました。これを機に聴き直された方もいるかも知れません。そこからジャズの世界が一段と広がるならブログ冥利に尽きます。
正月ですのでジャケットで遊びましょう。僭越ながら私が一番上におります。赤いマフラーが似合うのはバンドリーダーでドラマーの佐々木慶一さんです。天に抜けるシンバルの一音、空を切るスネアの一打、地に響くバスドラムの一撃、絶妙です。ベーシストはこの福笑いジャケットを作った鈴木由一さんです。太く低く唸るベースラインにゾクゾクします。そして店の管理は勿論のこと黒岩静枝さんのスケジュールまでこなすギタリストの志藤奨さんです。シンガーを盛り立てるさり気ないフレーズは見事です。私が隠れ家にしているジャズスポット「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
元のジャケットはジェリー・マリガン・カルテットのストーリーヴィル・ライブ盤です。ビル・エヴァンスとデュオ・アルバムを作るほどのピアノの名手でもあるバルブ・トロンボーンのボブ・ブルックマイヤー、ベースは「さよならバードランド」の著作もあるビル・クロウ、ドラムは飛行機のエンジニアとしても知られるデイヴ・ベイリー。低音楽器の組み合せで、しかもピアノレス。重量感のある変則編成ながら編曲の妙もあり、分厚いハーモニーから飛び出す迫力あるアドリブに酔いしれます。バリトン・サックスの音色の深さと流れるようなソロを存分に楽しめるアルバムです。
ジャズは50年代にピークを迎え、モダンジャズで完成されたと言われますが、70年経った今も進化しているのは間違いないでしょう。才能ある若手も次から次へとデビューしています。そこから新しい形の音楽が生まれるかも知れません。今年は伝統を重んじるのは勿論ですが、新しいジャズに目を向けようと思っています。不定期の更新になりますが、時折アクセスしていただければ幸いです。
正月ですのでジャケットで遊びましょう。僭越ながら私が一番上におります。赤いマフラーが似合うのはバンドリーダーでドラマーの佐々木慶一さんです。天に抜けるシンバルの一音、空を切るスネアの一打、地に響くバスドラムの一撃、絶妙です。ベーシストはこの福笑いジャケットを作った鈴木由一さんです。太く低く唸るベースラインにゾクゾクします。そして店の管理は勿論のこと黒岩静枝さんのスケジュールまでこなすギタリストの志藤奨さんです。シンガーを盛り立てるさり気ないフレーズは見事です。私が隠れ家にしているジャズスポット「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
元のジャケットはジェリー・マリガン・カルテットのストーリーヴィル・ライブ盤です。ビル・エヴァンスとデュオ・アルバムを作るほどのピアノの名手でもあるバルブ・トロンボーンのボブ・ブルックマイヤー、ベースは「さよならバードランド」の著作もあるビル・クロウ、ドラムは飛行機のエンジニアとしても知られるデイヴ・ベイリー。低音楽器の組み合せで、しかもピアノレス。重量感のある変則編成ながら編曲の妙もあり、分厚いハーモニーから飛び出す迫力あるアドリブに酔いしれます。バリトン・サックスの音色の深さと流れるようなソロを存分に楽しめるアルバムです。
ジャズは50年代にピークを迎え、モダンジャズで完成されたと言われますが、70年経った今も進化しているのは間違いないでしょう。才能ある若手も次から次へとデビューしています。そこから新しい形の音楽が生まれるかも知れません。今年は伝統を重んじるのは勿論ですが、新しいジャズに目を向けようと思っています。不定期の更新になりますが、時折アクセスしていただければ幸いです。
今年は最初に何を聴かれたでしょうか。私は元旦にジョージ・ルイスの「オハイオ・ユニオン」を取り出しました。レコード全部ではなく「世界は日の出を待っている」を聴きました。毎年これに決めています。何といっても圧巻はローレンス・マレロのバンジョー・ソロです。5回続けてかけました。段々ヴォリュームが上がります(笑)
azumino さんと、KAMI さんから初聴きのコメントを頂きました。元旦から日が経っておりますが、初聴きをお寄せください。
今年もよろしくお願いいたします。
4~5人のジャケットは数多くありますが、基本的にレコードで出たもので、一度はジャズ喫茶で聴いたり、何度か中古レコード店のエサ箱で見かけたことがあるというジャズファンなら誰でも知っている名盤を題材にしていますので限られます。更に顔もわかるサイズですのでネタがなくなりました。こんなのがあるよとか、これを忘れているではないかというジャケットがありましたら、ご提案ください。
当ブログのバックナンバーの欄から1月をクリックすると過去のものが出てきますので、よろしくお願いいたします。
早速ですが、本年の新年聴き初めですが、steve swallow先生のfalling graceでした。ビル・エバンス、チック・コリア 、ゲイリー・バートン、ジム・ホール、パット・メセニー…というビッグネームが取り上げて演奏しているにもかかわらず、じっくり聴いたことが無かったのですが、swallow先生独特のループの妙に沼っている今日この頃です。今年は、ピアノトリオ又はギタートリオなどで、是非チャレンジしたい曲です♩
不穏なことが続く新年ですが、今年も何卒ご指導の程宜しくお願い申し上げます!
初聴きは「フォーリング・グレイス」でしたか。私はゲイリー・バートンの「タイム・マシーン」でこの美しい曲を知りました。ジャズの聴きはじめでしたので、芸術的なジャケットと相俟って印象深ったですね。エヴァンスのためにスワロウが書いた曲と言われていますが、エヴァンスが取り上げていなければ埋もれていたかも知れません。昨年の課題曲「ハイ・フライ」もキャノンボールが演奏したことで有名になりました。素晴らしい曲を書く人、それをより美しく刺激的に演奏する人。今年も迫力あるステージを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いします。
過去のログを遡りながら気に入った曲をCD、絶版の場合はダウンロードでどんどん入手しております。
ペリーコモ、ジェレミーシュタイグ、ティナルイーズなどはこちらで紹介されない限りは、膨大なjazzの作品の中で、自分の力では先ず出会えなかったと思います。
初聴きはズートシムスのin parisでした。夜中に聴いていると、色々しんどい事もあるけど、格好良く生きて行きたいな、と思わせくれます。
これからも更新楽しみにしております。
拙稿で紹介したアルバムや曲を頼りにお聴きになるとは嬉しいです。一人でも多くジャズファンを増やす目的に始めたブログですので、私も励みになります。
初聴きはズートのパリでしたか。数あるレパートリーの中からワンホーンで映える選曲が見事です。ズートはベニー・グッドマンのロシア・ツアーから帰った時、ロフトでセッションしたのですが、周りが疲れて寝た後も鬱憤を晴らすため一人で朝まで吹いていたそうです。格好いいですね。その辺りの事情は、本稿で紹介したビル・クロウの「さよならバードランド」をご覧ください。
ジャズのレコードは50年前でも10万種とも20万種とも言われてました。今ならその数は天文学的です。名盤と言われているものは聴いているつもりですが、私もまだまだです。これからも素晴らしいアルバムを紹介していきますので、時折ご覧いただければ幸いです。
恒例になった新年のジャケット、毎年、このジャケット写真を見るたびに、LPを取り出して見較べ、ニコニコしています。パブロの「DUKE'S BIG4」なんて如何でしょうか。
dukeさんのコメントには様々なミュージシャンが登場しますが「じゃ、聴いてみよう」と、久しぶりに彼らのLPやCDを取り出し「なるほどなあ」と、dukeさんのコメントに納得するわけなんです。dukeアドリブ帖」の価値ある存在意義の一つでしょう。本年もどうぞどうぞ宜しく。
そうそう、初聴きは、エリントンがビリーに捧げた「…and his mother called him Bill」でした。レコーディングが終了したあとデュークがしみじみと弾く「Lotus Blossom」は胸に沁みます。
新年のジャケットで笑っていただきありがとうございます。職人技で上手く仕上がっていますので、エサ箱に混ざっていても違和感がありません。これをきっかけにジェリー・マリガンを取り出していただくのは嬉しいですね。棚に入れっぱなしだった1枚かも知れませんし、買ったことさえ忘れていたレコードが見つかることもあるでしょう。
「DUKE'S BIG4」、いいですね。早速のご提案ありがとうございます。
「…and his mother called him Bill」が初聴きでしたか。落ち着いた正月ですね。ビッグバンドの全盛期には必ず名アレンジャーがいるというのは以前話題にしましたが、エリントンとビリー・ストレイホーンは最強のコンビでした。「Lotus Blossom」はストレイホーンを亡くした寂しさと感謝の音が聴こえます。
今年もよろしくお願いします。
デュークさんの新年のお題、「有名なアルバムで、かつ、カルテットかクインテットのミュージシャンが写っているジャケットを探せ」をぼんやりと思いつくままに挙げてみます。
今年は新年早々、災害、事故が続いているので、いくらか明るめに、西海岸のものが、頭に浮かびました。
まず、「Chet Baker and Crew」。ヨットの絵柄でチェットのポーズも面白いのですが、顔の写真をはめ込むのがたいへんかもしれません。
続いては、「Picture of Heath」。「Playboys」のセカンドジャケットになりますが、こちらのジャケットも有名だと思います。
もう一つ、東海岸のものになりますが、「Tenor Conclave」。ハンク・モブレイ、アル・コーン、コルトレーン、ズートです。4人ともテナー奏者なので、そのあたりが、いいのかどうかという感じはあります。
11枚の福笑いジャケットを拝見しましたが、それぞれ面白いものばかりで、来年以降も続けていただけたらと、思っています。
1月は残念ですが、また、お目にかかれるのを楽しみにしています。
「Chet Baker and Crew」は顔が小さいですが洒落たジャケットですね。
「Playboys」のセカンド「Picture of Heath」がありましたか。カーティス・カウンスは横向きですが、顔の大きさは問題ありません。
邦題「テナー根比べ」の「Tenor Conclave」は顔は小さめですが分かりやすいですね。テナー奏者4人でもかまいません。私はオールマイティですので(笑)
明日は「DAY BY DAY」に行きますので、ベースの鈴木さんと相談します。
新年早々から暗いニュースばかりですが、元気にジャズを聴いて明るく過ごしたいものです。
1月はお会いできないのが残念ですが、またの機会に飲みましょう。楽しみにしています。