
札幌円山のジャズ喫茶「GROOVY」では、レコード棚の上部に月変わりで3枚のレコードジャケットが飾られる。月毎に共通したサムシングを並べたもので演奏内容ではなく、視覚に訴えるジャケットのデザインからマスターが厳選した3枚だ。常連客にとっては月初めに訪れたときの愉しみの一つだ。「これできたか」と唸ったり、「これがあったか」とニヤリとする。
今年の1枚目はジョージ・ウォーリントンの「The Prestidigitator」だ。アトランティックの傍系レーベル「East-West」からリリースされたもので、J.R.モンテローズが一段と光る。注目すべきはズート・シムズやジェリー・マリガンと共演歴のあるジェリー・ロイドの参加だ。一聴トロンボーンかと思いきやバストランペットだ。低い音色で軽快に飛ばす。次にビヴァリー・ケニーのデッカ三部作の一番人気盤「Sings For Playboys」。エリス・ラーキンスとジョー・ベンジャミンのバックが可憐でハスキーな歌声を盛り立てる。必要以上の音を使わない歌伴の匠とはこれだろう。
そして、ポール・スミスのタンパ盤「Fine, Sweet And Tasty」。オリジナルはスカイラーク・レーベルの10吋盤「Paul Smith Quartet」だが、タンパのオリジナル、レッドワックス盤も魅力がある。ルーシー・アン・ポークのバックで洒落たフレーズを刻んでいたトニー・リッツィに、トミー・ドーシーのトロンボーンを盛り立てたサム・シェフィッツのベース、レッキング・クルーのオリジナル・メンバーのアーヴ・コットラーのドラム。そして親分のピアノがいい。絶妙なタイミングで入れる一音、溢れる歌心、さり気ないフレーズ、エラ・フィッツジェラルドが選んだトップ伴奏者の妙技を聴ける。
もうお分かりだろう。今年の干支に因んだ3枚である。オープンして25年になる「GROOVY」に通いだしてまだ1年足らずだが、同じ時代に同じ空気を吸い、ジャズの洗礼を浴びてきただけにマスターとは気が合う。それもそのはず、50年前、中野のジャズ喫茶「ジャズ・オーディオ」で小生が落とした不味いコーヒーを飲んだ人だ。50年経った今、マスターが淹れたコーヒーは各段に美味い。
今年の1枚目はジョージ・ウォーリントンの「The Prestidigitator」だ。アトランティックの傍系レーベル「East-West」からリリースされたもので、J.R.モンテローズが一段と光る。注目すべきはズート・シムズやジェリー・マリガンと共演歴のあるジェリー・ロイドの参加だ。一聴トロンボーンかと思いきやバストランペットだ。低い音色で軽快に飛ばす。次にビヴァリー・ケニーのデッカ三部作の一番人気盤「Sings For Playboys」。エリス・ラーキンスとジョー・ベンジャミンのバックが可憐でハスキーな歌声を盛り立てる。必要以上の音を使わない歌伴の匠とはこれだろう。
そして、ポール・スミスのタンパ盤「Fine, Sweet And Tasty」。オリジナルはスカイラーク・レーベルの10吋盤「Paul Smith Quartet」だが、タンパのオリジナル、レッドワックス盤も魅力がある。ルーシー・アン・ポークのバックで洒落たフレーズを刻んでいたトニー・リッツィに、トミー・ドーシーのトロンボーンを盛り立てたサム・シェフィッツのベース、レッキング・クルーのオリジナル・メンバーのアーヴ・コットラーのドラム。そして親分のピアノがいい。絶妙なタイミングで入れる一音、溢れる歌心、さり気ないフレーズ、エラ・フィッツジェラルドが選んだトップ伴奏者の妙技を聴ける。
もうお分かりだろう。今年の干支に因んだ3枚である。オープンして25年になる「GROOVY」に通いだしてまだ1年足らずだが、同じ時代に同じ空気を吸い、ジャズの洗礼を浴びてきただけにマスターとは気が合う。それもそのはず、50年前、中野のジャズ喫茶「ジャズ・オーディオ」で小生が落とした不味いコーヒーを飲んだ人だ。50年経った今、マスターが淹れたコーヒーは各段に美味い。
札幌円山のジャズ喫茶「GROOVY」を訪れたことがある方のコメントをお待ちしております。
このブログを見て来たという方はサービスがあるかも知れませんよ。是非どうぞ。
僕が初めて「Groovy」に寄ったのは、2016年11月27日(日)です。気さくなマスターで、居心地がよいと思い、それ以来、札幌へ行くたびに寄っています。
マスターは、札幌や北海道のジャズ事情に詳しく、山田敏昭さん、山田丈三さん、佐々木梨子さんなど、札幌のミュージシャンを教えていただき、ライブにでかけるきっかけを作っていただきました。ジャズ喫茶巡りに連れて行ってもらったこともあり、僕の札幌ジャズ情報の拠点です。
また、マスターのご出身が岐阜県で、しかも長野県に近いところなので、親近感もあります。珍しいレコードもかかるし、是非、また寄ります。
次の札幌訪問は、ちょっと間があきますが、多分、6月です。その際には、「Groovy」、デュークさんとの「day by day」、そして、この前寄れなかった「雨ふり」の例会など、是非行きたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。
azumino さんをはじめ多くのジャズ仲間からお店は聞いていたのですが、ススキノ中心でしたので訪れる機会はありませんでした。たまたま昨年、円山に用があり円山公園駅で降りたとき、そう言えばと思い出し行きました。同年代ということもあり最初からジャズ話で盛り上がりました。今は週一回のペースで行っています。
ほとんどのジャズ喫茶は新しいものを追いかけませんが、「Groovy」のマスターはミュージシャンも新譜も積極的に聴いています。なかなか出来ないことです。ジャズを愛し、地元札幌のプレイヤーを応援する心意気に頭が下がります。
6月の再会を楽しみにしております。またジャズ談義で盛り上がりましょう。