dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

ワンダー君は太陽

2018-07-25 11:19:09 | ドクターの独り言

最近映画づいている。
最大の理由は     猛暑!
畑仕事が朝の早いうちしか出来ず、
暇つぶしと 涼しさを求めて 映画館に入る。
とうとう東宝のマイレージ会員になった。
6回行くと一回ただになる。

今回は「ワンダー 君は太陽」



10歳の少年オギーは、生まれつきの障害により、
人とは違う顔をもっていた。
この世に生まれて来た時に祝福を受ける代わりに、
医者や周りの人、母親までもが顔を背ける惨さ。
限界まで20度程も形成手術を受けながら、
幼い頃からその外観ゆえに ずっと外へ出られず、
母イザベルと自宅学習をしてきた。
その彼が、親の強い勧めで意を決し
小学5年生になって初めて学校へ通うことに。

はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、
オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。



全世界で800万部以上を売り上げたベストセラー小説「ワンダー」を、
映画化したヒューマンドラマ。

tontonの感想
顔が醜い、他の人と違う、ただそれだけの理由で人を差別する子供たち。
親もかばって隔離しようとする。
理屈では「あってはならないこと」と分かっていても、
外観、人種・生れ・宗教・個性 色んな差別は無くならない。

生きとし生けるものそれぞれの命への尊厳、
自身も生かされている身、ということへの謙虚な気づき、
そんな人生観が大切だろう。

しかし、この映画は そんな難しい理屈ではなく、
子供たちの間の自然なやりとりや 経験の積み上げの中で、
次第に差別することの無意味さ、理不尽さに気付いていく。 
しかし、実際には、
オギーがイジメに負けかけた時の母親の強い態度、
イジメた生徒への校長の毅然とした指導、
一人ぽっちのオギーに声をかけてくれる女生徒、
等々 暖かい周りの人々の存在が大きい。
校長先生の次の言葉が今もtontonの記憶に残っている。
「オギーは顔を変えられないんだ。
周りの我々が変わらないと」



涙線の弱いtontonは勿論、観客の多くが泣いている。
しかしただの御涙頂戴映画ではなく、
誰しも思い当たる記憶を思い起こしてくれる映画。
家族のあり方や、子育てについても考えさせられる。
地味な映画だが、絶対おお勧め。



野菜の花

2018-07-23 10:21:54 | tonton畑

野菜の花の中で一番美しいのは オクラ というのが一般的な意見。
芙蓉の花に似ているかな。



tontonは個人的には この花も好きだ。



ピーナッツ、落花生の花だ。
この山吹色が好きなせいかもしれない。

花と言えば、自宅の庭に種から植えたひまわりが満開。



中央も黄色いのは 早咲きひまわり 





ひ弱な自宅のひまわりの花を観ていて、一句
「開くほど 頭(こうべ)を垂れる ひまわりの花」(字余り)



追伸
先日大玉を収穫したスイカの勢いが止まらず、
次々に実を結んで、今は10個ほどぶら下っている。
リン酸の効果にしては、少し出来過ぎで、
これ以上は間引いてやらないといけないかもしれない。










おっさんのワンコインTシャツ

2018-07-20 16:17:18 | ドクターの独り言

いつも写真のプリントに行くイオンで ワンコインでTシャツが買えるというので
膨大な種類の柄の中から探し出したのがこれっ!



どうしても捨てきれないバイクへの未練を せめてTシャツで。



おっさんには相応しくないお洒落な色合いも気に入った。
(ゆめさんのブログを拝見して、ブログに登載する気になった。
ちなみにワンコインは大きい方)



初夏の伊吹山への旅----No.5伊吹山 山頂

2018-07-18 10:54:00 | 花の旅

伊吹山は1377m
昨年は三合目まで車で送ってもらって、そこから歩いて登り、
登山口まで下山したのだが、
今年は、猛暑だし、前日に三合目のユウスゲも観たので、
自分の車で九合目へ登ることにした。
九号目付近の崖の上に望遠レンズを装着したカメラの砲列があったので、
車を停めて尋ねると、
以前に大鷲が鹿を咥えて麓から山頂へ帰る姿がテレビで放映されて以来、
関東辺りからも含め何十人ものマニアが押し掛けてきて、
早朝から夕方まで、カメラを構え続けているという。
九号目の駐車場に着いて山頂を見上げると、霧に覆われている。





山頂の小屋に荷物を運ぶモノレール?の出発に、
たまたま出くわした。



山頂までの比較的なだらかな登山道は高山植物のお花畑となっているため、
九合目には花の名の説明があって、散策が楽しみだ。



道沿いで見られた花を紹介する。



































山頂の茶屋の建物すら霧に隠れて良く観えない。





琵琶湖などからの蒸気を巻き上げて午前中は霧が多いようで、
ラッキーならば午後から霧が風で飛ばされる幸運に出会えるかも?
と祈って九号目スカイテラスで蕎麦を食べたりして2時過ぎまで待ったら
少しだけ雲が上方へ飛び出した。



琵琶湖が見えるまでもう少し、と言うところで3時
もう帰路に着く時間が来た。



ドライブウェイを下山して関ヶ原ウォーランド(の入口)へ。







そして宿の主に紹介されたマーブル美術館へ。
大垣の石で墓石や工芸品を作る工場を経営する中で、
その技術を活かして、世界から大理石を輸入して加工するようになったらしい。





カッターシャツや帽子、傘、スニーカー等 これが大理石とは!



今回の旅は、醒井、養鱒場、伊吹山三合目のユウスゲ、そして山頂の夏のお花畑
など、伊吹山とその周辺を充分に満喫した旅だった。