昨年暮れから 年始にかけて、立て続けに コンサートに行った。
フェスディバルホールのチューリップ、NHKホールの嘉門達夫、
そして 先日の 小田和正。
いや 何か抜けていると思ったら、
このクィーンの20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」だ。
もっとも、これは映画「ボヘミアン・ラプソディー」で観たものだが。
ロック系の音楽には関心が無かったtontonだが、
メディアでこの映画の大ヒットぶりを知って、
いつもの好奇心がムズムズして、観に行った次第。
映画は、世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、
1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの
半生を描いた伝記ドラマ、ということらしい。
人種や容姿による差別を受けながらも、実力でロック界に伸し上ったフレディだが、
愛妻を持ちながらの同性愛や、思い上がりからの独立問題などに悩み、
とうとう最後には自身もエイズ患者となるのだが、
いずれも映画では中途半端にしか描かれていなかったように感じた。
しかし、この映画が大ヒットし、レコード店でクイーンが大ブームという
社会現象を引き起こしているのは、この映画の半分を占める圧倒的な音楽の力だ。
クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、
劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。
「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、
20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンス
といった音楽史に残る伝説の数々を再現している。
(この節は映画comから引用)