dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

ボヘミアン ラプソディー

2019-01-11 08:23:20 | 映画評

昨年暮れから 年始にかけて、立て続けに コンサートに行った。
フェスディバルホールのチューリップ、NHKホールの嘉門達夫、
そして 先日の 小田和正。
いや 何か抜けていると思ったら、 
このクィーンの20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」だ。
もっとも、これは映画「ボヘミアン・ラプソディー」で観たものだが。



ロック系の音楽には関心が無かったtontonだが、
メディアでこの映画の大ヒットぶりを知って、
いつもの好奇心がムズムズして、観に行った次第。

映画は、世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、
1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの
半生を描いた伝記ドラマ、ということらしい。



人種や容姿による差別を受けながらも、実力でロック界に伸し上ったフレディだが、
愛妻を持ちながらの同性愛や、思い上がりからの独立問題などに悩み、
とうとう最後には自身もエイズ患者となるのだが、
いずれも映画では中途半端にしか描かれていなかったように感じた。

しかし、この映画が大ヒットし、レコード店でクイーンが大ブームという
社会現象を引き起こしているのは、この映画の半分を占める圧倒的な音楽の力だ。

クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、
劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。
「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、
20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンス
といった音楽史に残る伝説の数々を再現している。
(この節は映画comから引用)









カメラを止めるな

2018-10-02 20:27:35 | 映画評

tontonが映画「カメラを止めるな」を観たのは、9月19日だったか。
同期会などがあり、ブログアップが随分遅くなってしまった。

結論から ズバリっ!  
「絶対お勧め」



ただ、この映画だけは、その面白さを少しでも紹介しようとすると、
ネタバレしてしまうので、迂闊には何も書けない。
ポスター類からはホラー映画に見える、
そうその通り、一級のホラー映画なのだが、それだけではない。
「この映画は、二回始まる」と言われる所以だ。



tontonはこの映画を、
十三の歓楽街ピンサロ街の真っただ中にある「第七芸術劇場」で観た。
周りの環境と余りに異なる名前通りの真面目な劇場の雰囲気。
この劇場のほぼ満席の客席から、ホラー映画に有るまじき笑い声が湧きあがる、
そう、この映画は、コメディ映画でもあり、家族を描いたファミリィー映画でもあるのだ。



自主制作映画「カメラを止めるな!」(監督・脚本・編集=上田慎一郎)は、
昨年11月に公開されるやいなや口コミで広がり、著名人もSNSで絶賛したことで
社会現象ともいえる大ヒット、大ブームになっている。

前半と後半で大きく趣きが異なる異色の構成や緻密な脚本、
30分以上に及ぶノーカット長回しなど、さまざまな挑戦に満ちた野心作。

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたが、
そこへ本物のゾンビが襲来。
ディレクターの日暮は大喜びで撮影を続けるが、
撮影隊の面々は次々とゾンビ化していき……。

もうこれ以上は書けない。
観た人に、この映画の面白さを体感してもらうために・・・・・



インクレディブル・ファミリー

2018-09-09 20:05:54 | 映画評

雨で畑作業もままならず、映画「インクレディブル・ファミリー」を観た。
"incredible family" は「信じられないほどにスゴイ家族」という意味らしい。

そう、一家家族が それぞれの超能力を持っていて、それを使って
社会の悪を退治する、という痛快アクションアニメ。



2004年に製作されヒットを記録したピクサーのアニメ『Mr.インクレディブル』の続編。
平穏な日々を送ろうとしていたボブと一家の日常が、
妻のヒーロー活動復帰を機に変化する。
声優陣が凄い。三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、高田延彦らが担当

◆公表されてるあらすじ
悪と戦い、人々を守ってきたヒーローたち。
だが、その驚異的なパワーに非難の声が高まり、彼らはその活動を禁じられていた------。
そんなある日、かつてヒーロー界のスターだったボブとその家族のもとに、
復活をかけたミッションが舞い込む。
だがミッションを任されたのは――なんと妻のヘレンだった!
留守を預かることになった伝説の元ヒーロー、ボブは、
慣れない家事・育児に悪戦苦闘。
しかも、赤ちゃんジャック・ジャックの驚きのスーパーパワーが覚醒し・・・。
一方、ミッション遂行中のヘレンは“ある事件”と遭遇する。そこには、
全世界を恐怖に陥れる陰謀が!ヘレンの身にも危険が迫る!
果たして、ボブたちヒーロー家族と世界の運命は!?







◆tontonの感想
 ・アニメならではのスピード感とスケールの大きな画面展開
 ・ファミリーそれぞれのキャラの活かし方
 大人も子供も楽しめる映画でありお勧めは出来る。
 一方で、観てる間は息をのみ あっという間に時が過ぎていくが、
 映画館を出たとたんに、何も頭に残らない映画だ。
 しいて言えば、悪人側が
 「自身で体験するということを忘れ、メディアに過剰に依存する社会を批判」
 しているようだが、本気で訴求する気もなさそうだ。