dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

立山黒部アルペンルート N0.1宇奈月

2017-09-29 18:27:00 | ツーリング

10月は色々と忙しいので、今のうちにあわよくば紅葉が観られるかも?と
生まれて初めて旅行会社のツアーに申し込んで、
立山黒部アルペンルート向けて、お任せ旅に立った。

以前に、バイクで富山経由室堂への往復、
長野県大町から黒部ダム経由室堂への往復
すなわち、西側からと東側からのアタックをそれぞれ経験しているが、
室堂から黒部への縦貫は初体験だ。

大阪から乗ったサンダーバードを金沢で新幹線つるぎに乗り換えて、
富山に到着した。
金沢からは 開通以来 初めて 北陸新幹線に乗って僅か20分程で富山へ。





新幹線 富山駅、やはり新幹線の駅は個性が無い。
駅周辺は 未だ再開発途中らしい。



富山市には市電が残っていて、こんなモダンな姿に衣替えしていた。



今回のツアーを各所で支えて呉れるトヤマバスで宇奈月へ。
ここで黒部峡谷トロッコ電車に乗る。







黒部峡谷はエメラルドグリーンの黒部川沿いの
日本三大渓谷・日本の秘境100選のひとつ。
かつての貨物運搬車であるトロッコ電車に揺られながら絶景を楽しむ。





宇奈月近辺には野生のサルが多数生息していて、
その可愛い仕草に観光客から歓声が上がる。





「トロッコ」は、トンネルやダムなどの工事現場から資材を運搬するために使用した貨車。
いくつもの橋を渡り、トンネルをくぐり抜ける。



車窓からはエメラルドグリーンの黒部川が、時にはダムで堰きとめられて湖となり、
また岩石が転がる渓流となる。







宇奈月から約1時間乗って 鐘釣駅で降り、散策。
大変な高低差を川まで下りる。



河原には熱い温泉が湧いている。



鐘釣駅から またトロッコ列車で引き返す頃には 日が暮れて来た。











宇奈月のホテルに着いた時にはどっぷりと暮れて、
慌てて温泉に入り、レストランへ。







ぐだぐだと飲んでいると、ツアーの客はさっさと食べて部屋へ引き上げ、
ガラーンと取り残される。





初のツアー参加の一日は慌ただしく 過ぎて行った。

この後、立山、黒部の絶景そして 紅葉間近の上高地散策へと続きます。



亀岡 彼岸花の里

2017-09-24 17:56:43 | 花の旅

気になりながら延び延びになっていたが、
やっと彼岸花の群生を撮りに行けた。
亀岡の穴太寺

着いてみると、カメラを構えた人達が沢山来ている。



道路わきの用水路の土手とあぜ道にびっしりと彼岸花が群生している。



花は少し盛りを過ぎているが、未だ何んとか見頃









細い花弁がユリの様に咲いた小さな花が 正五角形に五つずつ付いている。



何故かtontonには彼岸花は不気味な存在だ。
血の様に赤い朱の色と 花弁の形、針の様に長い雌蕊が怖い。



ただ離れて田園の中の赤い群生を観ると美しい。











甲陽園から六麓荘を歩く---大人の遠足

2017-09-22 09:38:09 | 大人の遠足

西宮市には西宮七園という「園」のつく七箇所の高級邸宅街がある。
甲子園、昭和園、甲風園、甲東園、甲陽園、苦楽園、香櫨園の七つで、
大正から昭和初期にかけて、交通・環境の良い場所に阪神電鉄や阪急電鉄など
が乗客誘致を図るため自ら開発したものもある。

今回の大人の遠足は 甲陽園散策から始まった。
阪急神戸線の夙川で甲陽線に乗り換え、
終点甲陽園駅から先ずはアンネのバラの教会を目指して歩き始めたら、
とんでもなく 坂がきつい。



tonton自宅も急坂の上にあるが、それどころの傾斜ではない。



ひいひい言いながら 登ると 、突然 美しい教会が観えた。



庭にアンネフランクの銅像、
薔薇はあいにく咲いていない。







更に 甲山に近い高台の北山を目指して、今度は散策というより山登り









「こんな積りではなかった!」と 
町歩き豪邸巡りの予定で参加した面々は きつい登山にぼやく。



ちょっと開けた展望台に出る。





ここからまた急な登りに暫く耐えたのちに、
北山貯水池に出た。







池の周りで少し道に迷って、
落ち着くために早目の昼飯を取り、
引き返したりしながら北山緑化植物園を目指す。

西宮市と友好都市の関係にある台湾の紹興市からの贈られた小蘭亭





路が良くなって、北山緑化植物園に到着





なかなか良く整備された植物園をゆったりと観て回わる。













植物園を出て、甲陽園の高級住宅街を歩く。
特に山手の方ほど大きな邸宅が並び、それぞれ個性的な建築美を誇っている。
更に進むと、芦屋市六麓荘町に入る。
この矢印が無言のプライド



電柱は地下に埋められて街灯もお洒落





静かな町に 9人の怪しいおっさんが入り込んだ時点で、
「通報されているかも?」とか冗談を言いつつ、豪邸を観て回る。





六麓荘町の開発は、昭和初めに富商・内藤為三郎ら大阪財界人の手によって、
国有林の払い下げを受けて当初197区画、
数万坪にのぼる宅地造成を行ったことから始まった。

六麓荘という地名は「風光明媚な六甲山の麓にある別荘地」に因み名付けられたという。

所用の有ったtonton以外の他のメンバーは、
西宮北口で打ち上げ宴会に向かった。




君と歩いた青春 2017

2017-09-17 22:28:00 | 面白イベント

9月16日 ライブコンサート「君と歩いた青春 2017」が、大阪城ホールで開催された。



伊勢正三/イルカ/太田裕美/尾崎亜美/杉田二郎/姫野達也/南こうせつ
の豪華な定例メンバーに加えて今年は、シークレットゲストがあるという。
(以下、敬称略)



この会も既に9回目を数え、挙手によると毎年必ず来ているファンも多いようだ。
tontonは二度目。
この日はあいにくの雨の中、
大阪城ホールの最寄り駅 大阪城公園駅のプラットフォームに下りた時から
異常な風景が展開されていた。
団塊の世代前後の ジジババ いや失礼 中高年によって駅のフォームから大阪城ホールまでが、
埋め尽くされたのだ。



tontonは早目にチケットを取った割には、スタンドの最上部に近い席で、
ステージを遥か遠くに見下ろす位置。
ただ、4台の でっかいオーロラビジョンに舞台上の出演者が大きく映るので 
臨場感を持って 鑑賞できる。

プログラムは 全員揃い踏みの挨拶に続いて 「夏の少女よ」 の熱唱の後、
毎年このイベントのプロデュースをしている伊勢正三の「湘南夏」から。
今回は、夏の終わりがテーマらしい。
tontonは人生の終わりでなければよいが。



続いて、最年少 と言っても 今年還暦を迎えたという尾崎亜美が登場、
定番 「オリビアを聴きながら」に続いて「天使のウィング」
いつものことながら、やや力みを感じる。



「優しいお姉さまに代ります」で 交代して出て来た太田裕美、
真っ赤なドレスに身を包んで登場し 場内から 「可愛っいい!」の掛け声。
そして曲は、まさにこの日にぴったりの 「9月の雨」
♪セップテェンバー レインレイン 9月の雨は冷たくて・・・・♪」
続いて「木綿のハンカチーフ」
彼と彼女の手紙の応答を通して、幼い恋が終わるまでを見事に表現した昭和のめ名曲だ。



次は、最年長、杉田次郎
いきなり歌った「アナーク息子よ」が 場内をしーんとさせ、泣かせる。
今年71歳の杉田で、歌声の伸びやかさには ややしんどさは感じるが、
相変わらずの素晴らしい低音。
定番「戦争を知らない子供達」を聴くと、tontonは青春に戻るとともに
在職中のカラオケも思い出した。
杉田のトークの最後に、先日たまたまその辺で出会った仲間がいて
頼んでみたら今日のステージに来てくれたというゲスト紹介

何んと、何んと堀内孝雄が舞台袖から出て来て、場内は大騒ぎ



べいやんの元気のよい大阪弁トークで場内が更に盛り上がる。
「遠くで汽笛をききながら」は
最後の「♪何もいい事が無かったこの町で♪」の歌詞が頭に残る。
ここで学生時代にコピーした曲の話になり、
全員が出て来てPPMの「花はどこへ行った」を輪唱

さらに、この後 チューリップの姫野達也が登場。
口下手なトークが真実味があって 我々熟年世代には嬉しい。
「銀の指輪」のあと
「心の旅」
もうtontonは涙が出そう。
会社の若い連中とのカラオケの最後は、肩組み合って 熱唱し歌だから。

そして驚きは続く。
姫野達也が告げた次のサプライズゲストは杉田清貴
もう会場は興奮のるつぼ。
「二人の夏物語り」



続いて、イルカが着物姿で登場。
相変わらず肩の力を抜いた優しいトークと歌声、それでいて歌が上手い。



「なごり雪」「サラダの国から」
もう会場との合唱だ。
そしてそして 南こうせつの登場



「神田川」 「22歳の別れ」、「手紙」
68歳とは思えぬ高音域の綺麗な声

エンデイングは全員登場して 君と歩いた青春、今はもうだれも、風 
もう終わらないでほしい!
フォークはいいな! みんなで歌える歌はいいな!

会場が揺れる。
舞台と会場が一つになって それぞれの思い出を胸に歌う。
素晴らしい。


翌日、17日は敬老の日
日本の65歳以上の高齢者人口(15日現在)は推計で3514万人となり、
総人口に占める割合が27・7%にのぼった。
90歳以上が前年より57万人(0・5ポイント)増え、206万人に。
いずれも過去最高。
この分だと、このコンサートは当分安泰だ。

気持も若く、歌を口ずさめる元気な年寄りでいたい。 




ホーム玉ねぎ

2017-09-16 09:35:59 | tonton畑

夏野菜を片付けて、白菜、水菜、大根、かぶなどの
葉物野菜、冬野菜の種や苗を植え付けて 衣替え中のtonton畑。 
一際 目立つのが、玉ねぎ



別の畝にも、びっしり植え付けていて、
芽が出揃うのを待っている。
普通の玉ねぎは、11月頃に苗を定植し、
年を越して育てたものを5月~6月頃に収穫するので
8月の種まきからすると10カ月程も掛る。
ところが、このホーム玉ねぎは8月中旬~9月上旬に植え付け
11月中旬~12月に収穫できるというから せっかちな家庭菜園には有り難い。 



育てた小球を直接植えるこの方法は、玉ねぎのセット栽培と呼ばれ、
大阪府立環境農林水産総合研究所で 昭和40年代に開発された方法とのこと。



冬に出来る新タマネギは、薄切り生食が美味だが、
火の通りが早く柔らかく甘い特徴を生かし、
丸ごとスープで煮て食べるなど、熱々の状態を楽しむことができるという。

更に、通常の新タマネギは傷むのが早いため、
収穫したら早く食べるのが鉄則だが、
ホームタマネギは寒い時期に収穫するため、初夏よりも多少日持ちするらしい。

もっとも、いい事づくめは無くて、小ぶりの玉ねぎしか出来ないらしいが、
そこは止む無しだろう。