dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

春の迷走

2015-03-31 18:03:34 | 近辺散策

夏日に迫る暖かさで、桜の開花が一気に進んでいる。



朝のゴミ出しのついでに、上の道からtonton畑を見下ろして撮る。



午前8時、自宅を出て能勢温泉へ車を飛ばす。



「えっ? また 能勢温泉?」
そうなんです、しかたなく。
先日の剣尾山登山の際の忘れ物、セーターを取りに行ったのだ。
「なぜ同窓会準備で忙しい今日なのか?」
温泉近くの道の駅「能勢の郷」に、
バーベキュー用の新鮮地元野菜を買うという企て。



ところが、何と何と!
火曜日が定休日とは知らなんだ。



30キロほど走って行ったのに・・・
こうなったら意地でも、と 相当寄り道して、猪名川町の道の駅「いながわ」へ。



画像は、車窓から撮った、
道の駅「いながわ」近くの名所「屏風岩」



幸いここでは、新鮮で珍しい地元野菜が手に入った。
シイタケ、竹の子のほか、わらび、菜の花等々。
そして切り花が安い。
帰宅して早速神前に供える。







2時間半程の迷走であったが、
春の花と 春野の野菜が貴重だ。



地獄八景亡者の戯れ by 米朝

2015-03-30 11:23:52 | ドクターの独り言

昔、会社の帰りに 夕刊フジの大きな見出しに「米朝どうなる?」とあって、
米朝さんがどないかされたか?
と心配して、良く見ると
米朝協議の行方、北朝鮮とアメリカとの協議の動向を報道するものだった。



桂米朝さんが亡くなってから、
テレビでは米朝さんがお元気なころの高座をときどき放送している。
なかでも、先日の深夜の追悼番組では、
米朝さんの十八番の一つ「地獄八景亡者の戯れ」の70分近い熱演が
ノーカットで放され、改めて師匠の偉大さを思い知った。

サバの刺身を食べて食当たりで死んだ男が冥土への旅路へ。
三途の川下り、六道の辻、賽の河原、閻魔の庁などおなじみの地獄の風景を
主人公が入れ替わりつつ描写し、
地獄行きの判決が下った4人の男があれやこれやの手で鬼を困らせる下りまでを描く。


(閻魔大王を演ずる米朝さん--この後、顔が戻らない、と笑いを取る)

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通常体験できない死後の世界を見たい、という欲望にSF風に応えてくれる。
そこには地獄の悲壮感など かけらも無い。
例えば、学生アルバイトが登場すれば「獄大出」、すなわち「地獄大学出身」で、
あの世でも受験地獄だ、いや、受験地獄はこちら(地獄)が本場で、
娑婆が真似してる、と言う具合。
そうかと思えば、地獄のメインストリート「冥土筋」では、
有島武郎、芥川竜之介、太宰治、三島由紀夫、川端康成……の「文芸講演会」、
「獄立劇場」では、初代から十一代目までの団十郎が皆揃ろっての「忠臣蔵」
寄席でも三遊亭円朝が十日間「牡丹燈篭」続き噺で、、
先代と先々代の春団治が「親子会」、
松鶴も文三(ぶんざ)、文枝、文団治、米団治、円都、桂米朝……、
「あっ 米朝といぅ名前で死んだ噺家はないはずやけど」
と言うと「近日来演」

ここで、ドッと笑う所だが、米朝さんの追悼番組だけに、
観ていて辛いものがあった。

改めて、桂米朝師匠のご冥福をお祈りいたします。







春のたわごと

2015-03-29 20:56:00 | ドクターの独り言

ブログ更新もままならず、
毎日、2日のtonton畑での同窓会に向けての準備に追われている。
二日前の 半日掛りでのサンルームの窓拭き。



今日は、台所の床をマジックリンなどで磨いて乾かしてから、
フローリング剤を塗って光沢を出す。
普段 外で土いじりばかりしていて、家の中は放ったらかしなので、
掃除するとなると大変だ。



昨日から、カーペットのシミ取りを必死で試みたが、
むしろ汚れが拡大したりして上手くいかず、
昼から尼崎の大型家具店島チュウへ行く。
目的の品は無く、同系色のものがあったものの・・・。
「六畳間用の物は店に表示があるだけで、実物は取り寄せになる、
日曜なのでメーカーと連絡が取れず、
取り寄せての配達が何時になるか分からない」

「系列の別の店にも置いて無いのか」
→問い合わせに長い時間待たせた揚句
「どこにも無い、たとえメーカーに有っても配達が何時になるか分からぬ」

「こちらは もう日が無い。
明日問い合わせて、もしメーカーに有ったら3日以内には届けられるだろう」
→「何ともお約束できません」

「三畳用二つとか代替品の提案はないのか?}
→「同じ柄色のものは二つとないので無理」

ベテラン店員の二人は別の客に掛りっきりで、
こちらは一向に融通の利かぬ新人女店員の紋切の返事のみ
売ろうと言う意欲のかけらもない。
これには流石の、日頃 穏健の塊、神か仏か仙人か?と呼ばれるtontonが珍しく切れた!!
「もうええ! 
客の事情に何とか応えられないか、と言う親身の気持が全くない!
この店で今まで散々大きな買い物をしてきたが、今後は一切此処には来ない!」
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頭の血管をピクピクさせながら、
伊丹のニトリへ行くも駄目、伊丹ビバホームズで何とか代替品ゲット
ビバホームズの顧客対応は良い。
「廊下の床木が欠けた箇所の修繕にアイデアは?」
→「代替床木は広範囲での販売のみで高くつく、
 木工用のパテはどうか?」
「貴方がそれしかないと言うならやってみよう」





見てくれは悪いが、良しとしよう。



尼崎から伊丹へ移動する車中のラジオから
「乗らないバイク、4月1日に有るだけで1年間の税金掛る。
電話一本でオーバイク王が直ぐ伺います。」
→tontonはもう数カ月乗っていないなあ。
 売ろうかなあ、あっ今はバーベキューが優先

夕方6時前から石橋の銭湯へ。
王将石橋店で、目まぐるしく働く店員の動きに、こちらの目が回り
王将は芸術だ!システムはこうありたい!と感激。

帰路に「バーベキューレシピ本を買おうと川西能瀬口の紀伊国屋へ行くも
閉店後。
山を登る。









やっと登りきって自宅へ。
カナメの新芽の赤が綺麗だ。






春が来た

2015-03-28 13:56:38 | 近辺散策

いよいよ春だ。



総合投票サイト 「ランキングブック」
で「春の歌・春の曲」の投票を受け付けた結果、
7440票余りの投票があったそうだ。
その上位20を紹介すると、

1位 春一番(キャンディーズ)   474票
2  春なのに(柏原芳恵)     461
3  春の歌(スピッツ)       422
4 春風の誘惑(小泉今日子) 413
5 赤いスイ-トピ-(松田聖子) 409
6 色・ホワイトブレンド(中山美穂) 402
7 くちびるNetwork(岡田有希子) 312
8 チェリー(スピッツ) 308
9 春霞恋絵巻(石川秀美) 305
10 春風のいたずら(山口百恵) 267
11 春よ、来い(松任谷由実) 265
12 春ラ!ラ!ラ!(石野真子) 257
13 サクラ咲くララ 215
14 南風(レミオロメン) 190
15 ロビンソン(スピッツ) 182
16 なごり雪/イルカ 175
17 ハルジオン(バンプオブチキン) 173
18 22歳の別れ/かぐや姫 171
19 春うらら/田山雅充 166
20 春を愛する人(GLAY) 160

ちょっと古い曲が多い印象。
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寒の戻りの昨日までとは打って変わって、
今日からは気温が20度を越え、下手をすると一挙に夏日25度にも達するかも?
と言うから近年は、適度、中庸というものが無い。

昨日、ツカシン温泉に行くと、桜が開花。











ニュースで神戸で開花宣言が出たというから、
尼崎のツカシンの開花はぴったりだ。

しかしながら、tontonの隠居する宝塚の山のてっぺんでは、
蕾が膨らんだものの 未だ一輪も開いておらず、
僅かな標高差がもたらす気象条件の差を改めて実感する。




剣尾山登山と能勢温泉

2015-03-26 13:12:01 | 山登り・ハイキング

最近、記事更新が途絶えていたのは、
デジカメ本体からの画像取り出しが出来なかったり、
ブログ管理業者のトラブルのためだった。

その結果、久し振りの記事更新となる。



昨日、友人達と近隣の剣尾山登山へ出掛けた。
「アイゼンは要らんだろうなっ」と 事前の軽い冗談。

川西能勢瀬口から自車で能勢温泉へ約40分、車を止めて登山口へ。
剣尾山(けんびざん)は大阪府豊能郡能勢町に位置する、標高784mの山。
北摂山系の主要な山であり、近畿100名山の一つである。


  (ネットHPより)



丸太で綺麗に整備された階段を上る。



間もなく 驚くべき巨岩が現れる。



少し色が異なる岩肌の箇所に、大日如来像が彫られている。





巨岩が迫る道を抜けると 行者山





時折、霧に覆われて天候に不安を覚える。



3月25日、麓では桜の開花が待たれるこの時期に、まさかの霰と雪



かと思えば、急に晴れて暖かい日差しに、
ダウンジャケットやレインウェアを脱いだり着たり、
服装の調節に忙しい。
池田の菊炭の原料となったというクヌギに覆われる緩やかな尾根道を進むと
目の前に地蔵が現れる。



六地蔵だ。
もう頂上は近い。





北摂で最高峰というだけあって、360度の見晴らし。
遠く愛宕山や比叡山まで見渡せたのには驚いた。



弁当を半ば食べ終えた頃、風と雪が激しくなり、隣の横尾山行きを諦めて下山を急ぐ。
雪が激しさを増し、とうとう猛吹雪が真横から吹き付ける。
足元は 見る見る間に銀世界となり、
アイゼンが有っても良かったと思うほど。



気温も急降下して、一時は、どうなることかと不安もよぎったが、
下山途中で、雪も止み、また春の日差しが回復して無事に能勢温泉に戻る。
あとは暖かい温泉とご馳走、そして能勢の名酒「秋鹿」で満足









一泊して、帰宅。
春の嵐には見舞われ、低くても山の怖さを思い知ったが、
適度な運動と温泉と美酒、久々のいい登山旅だった。