dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

やっと解放されると思ったのにっ!!

2014-07-31 20:53:20 | ドクターの独り言

「やっとあのキンキン声から解放されると思っていたのにっ!!
まだ続けるんかいっ!」
いや何、あのジャパネット高田の明社長の
頭のてっぺんから出るキンキンの甲高い声の事だ!



どうも個人的に、あの声がtontonの体と耳に合わず、
即座に リモコンのボタンを押して逃れてしまう。
最近はテレビ・ラジオを席巻して、弟子までもがしょっちゅう出て来て、
「何んと~ 今日は○○円!」
あのお決まりの口調も嫌だし、
経営不振のマスコミ枠を買い占める様なビジネススタイルは
如何なものか?
1時間、ジャパネットの通販だけを放送している局があるが、
「マスコミの存在意義は何処に行ってしまったのか?」
と嘆かわしい。

明氏が65歳にもなったし、
来年1月の会社の創立記念日に長男に社長の座を譲る
と聞いていたので、
「やっと解放される!」
と喜んでいたら、
今日の都内のパーティの場で
「引き続き今後も出演し続ける」と発表。
(長くはやらないとも発表)

大学卒業後、京都の機械製作会社に勤め、数年間世界各地に赴任した際、
tontonがnpoで一緒にやっている人が
鉄鋼会社で海外勤務等で親しくしていたと言う。
納入業者は、買い叩かれて大変らしい。

まあ彼の手腕で一時代を築いた事には敬意は表しておきたい。



酷暑のtonton畑

2014-07-31 20:07:22 | tonton畑

炎熱地獄とはこの事か!
連日の焼ける様な日照りにtonton畑は干上がりそうだ。
おまけに、
もともと斜面に土を入れているので水捌けが良すぎて、
水やりしても直ぐにカラカラになる。

tonton畑の顔ぶれも夏らしく変わってきた。

ししとうが鈴なり



獲っても獲っても、獲り切れずに赤唐辛子になる。



日に10cmは延びるツルムラサキを螺旋状に巻いたタワーが
足りなくなりそうだ。



そろそろ実を着け出したオクラ。



ズッキーニが初めて出来てきた。





予想以上にデカクなりつつある小玉スイカ
カラス防衛のための台所シンク用の網がハチ切れてしまった。



そして、期待もせず、
存在すら忘れていたレモンが沢山実を着けている。



レモンの花の後に、こうやって実が出来るとは知らなかった。






「びわこ 箱館山ゆり園」 の見事

2014-07-29 19:30:47 | 花の旅

もう ゆりの季節は遠に終わっていると思っていたのに、
「びわこ箱館山 ゆり園」をテレビで観て、
今日 花の旅に出た。
阪神高速を京都東で降りて、湖西道をひたすら北へ走る。
片道115キロ 琵琶湖北西のマキノ箱館山スキー場は遠い。





ゴンドラで 一気に標高627mまであがると、
関西最大、5万㎡のスキー場敷地に50種35万球、250万輪のゆりが咲き誇る・・・







と言うのが、売りだが、異常気象もあって、今年のゆりは早く、
ゲレンデの ゆりは既に半数近くが終わっており、ややしょぼい。



リフトのある標高680mの山頂からは、
びわ湖や滋賀県最高峰の伊吹山などの山々が望める。
何より、気温が低くて、清々しい。



高い脚立の上で、リフト客を待ち構えて、
撮った写真の購買を勧める商魂の逞しさ。



ふわふわモコモコの球体植物コキア
秋には真紅に色付き感動ものらしい。



山頂から施設全体を俯瞰する。
キッズワールド、ヒュッテ、天空のゆり園、
そしてそこを巡る「ゆりトレイン」など豊富だ。







丘を下ると、軽食が出来るヒュッテが並び、
びわ湖側に また小高い丘があって、
ゆりとびわ湖の展望を楽しめる。















幾つもある休憩小屋の一つでフォトコンテストが開催中。
開園期間は7月4日から8月31日までだが、
7月20日辺りが最高の見頃だったようで、
少なくとも今年は お盆辺りまでもつかどうか?





ゆりも美しいが、スキー場自体のロケーションが良い。







ここのゆりは全て大きくて見栄えがするが、ゆり自身は頭が重くて大変だろう。
この黄色と赤が鮮やかなのは、ショッキングと言う品種。
花言葉は「飾らぬ美」。結構 飾ってるようだが。





ブログ用だろうか?
2匹のワンちゃんの視線が なかなか揃わない。





ゆり根ソフトが旨かった。



堪能して下りのゴンドラに向うと、
「森のゆり道」の文字が。



森の木々の陰で涼しいためか、ここの ゆりは丁度見頃。













木々が途切れた所は絶好のびわ湖展望ポイントとなっている。
残念ながら霞んでいるが、竹生島なども観える。







相当遠いが それだけにむしろこのロケーションも含めて、
関西一のゆり園 と言ってよいかも知れない。



ああ~夏祭り

2014-07-28 12:25:12 | 近辺散策

毎日、猛暑が続く。
自宅に風呂はあるが、一人で入るのは勿体なくて、
夕方から地元各地の銭湯巡りをするのであるが、
昨日は、少し足を伸ばし 5キロ余り歩いて石橋へ。
学生時代を過ごした町なので、懐かしい。
午後5時を過ぎていても やたらと暑く、着いたころには汗だくだ。



池田市には珍しく銭湯が5軒も残っている。
石橋の商店街にある平和温泉は自宅から最も遠いものの
設備が整い掃除も行き届いている。

風呂を出て王将で飯を食って外へ出ると・・・



ゆかた姿の娘さんや子供達が目に着く。
ひょっとして地元の祭りか?
と思って商店街を抜けて公園に向かう。



フジヤのペコちゃんがいつもより おしゃれしている。





「おおー やってるやってる!」
盆にはまだ早いが 石橋名物「大盆踊り」大会だ。



大変な人出だ。



広場の中央のやぐら上には 司会のお嬢さん二人と 太鼓打ち









その周りを きっちりとした手ぶり足どりの揃いのゆかた



「月が出た出た~ 月が出た~ヨイヨイ」
炭坑節になると盛り上がる



子供たちや若い夫婦が 見よう見まねで いずれも楽しげに踊っている。
子供達は
「好き好きスキスキ 好きっ好き 一休~さん!」
の小刻みのリズムが好きな様だ



イケメン外人が 乳母車に小犬を3匹乗せて



お母さんに抱っこされた子 意気盛んな若者から お年寄り達
そして 車椅子の方や 重篤な障害をお持ちの方まで 





音頭のリズムに酔い 明るい提灯のもと  地元の連帯の輪の中





夜店もプロに混じって 地元の団体の手造りの物も







ゴミの分別もしっかり



次第に tontonは何故か涙目になってきた。
涙の訳は いろいろある。
 よみがえる自身の子供の頃の思い出
 世話役の方達のご苦労
 溢れ返る幸せな人々
 「いい国に産まれて良かったぁ~」の思い
 そして 井上揚水の「夏祭り」のメロディ
  井上揚水「夏祭り」 ⇐ここをクリック

「来年は 一人でなく・・・」
と 願いながら公園をあとにした。


<ご参考>夏祭り 井上揚水 作詩・作曲
  1.10年はひと昔     ぁぁ暑い夏
    おまつりはふた昔   ぁぁ蝉の声
    おもわずよみがえる  夏の日が
    ぁぁ~今日はおまつり ぁぁ空も鮮やか

  2.自転車のうしろには  ぁぁ妹が
    ゆかた着てすましてる ぁぁかわいいよ
    もらったおこづかい   なくすなよ
    ぁぁ~今日はおまつり ぁぁ早く行こうよ
 
  3.綿菓子をほおばれば  ぁぁすぐとける
    友達も みんないる   ぁぁ笑い声
    道には並ぶ店     おもちゃ売り
    ぁぁ~今日はおまつり  ぁぁ何を買おうか

    10年はひと昔    暑い夏
    おまつりはふた昔  なつまつり

 


暑い 高い 熱い---大人の遠足 天王寺から天満

2014-07-26 12:31:29 | 大人の遠足

いつから日本は 亜熱帯になったのか!
気温が体温を越え、高温記録更新 夏盛りのこの日
大人の遠足 ご一行は JR天王寺駅前に集合。
昼飯を食って 先ず「ハルカス300」へ。



日本一の高さ300mを誇る「あべのハルカス」
14階までの近鉄百貨店の上階に、ハルカス美術館、
大阪マリオネット都ホテル、そして展望階「ハルカス300」へと続く立体都市だ。





ここ数年で阿倍野周辺は見違えるように開発され、
こんな観覧観光バスが走る。





この日のメンバー10名のうち、9名が初の登頂
16階でエレべーターを一度乗り継ぐ。



高速エレベーターはあっという間に60階へ。
そしてそこはもう天空の別世界





東南方向に tonton生誕の地、二上山を望む。



眼下には四天王寺辺り





地上300mから見下ろす大阪の街は 
また いつもと違う新鮮さが有って 楽しい。
天王寺公園



通天閣



Q‘s モール





京セラドーム



今話題のユニバーサルスタジオのハリーポッター城が霞んだ彼方に観える。



長居競技場
セレッソ大阪の拠点であり、大阪国際マラソンのスタート&ゴール地点



案外知られていないのが、
阿倍野のど真ん中にある「大阪市営南霊園」。
江戸時代 千日前にあった刑場・墓地・火葬場が,
明治3(1870)年にここに移設され、天王寺村埋葬地となった。
tontonの父方の先祖の墓はここにある。



そして、社会見学の小学生達は 白地図に書き込む課題と取り組む。



大阪人には「いつまでも観ていたい」たまらない光景だが、
恐らく 大阪以外の人や、
この日も多かった外国からの観光客には どうでも良いのかも知れない。

再び高速エレベーターで下界に降り、
炎天下を阪堺電車で住吉大社へ。





この酷暑のピークの午後2時に、
住吉大社にお参りする 物好きはなかなか居ない。
太鼓橋を階段にした記念撮影。
いつもの様にtontonは写っていない。
(写真に写ると魂を奪われると言う迷信を信じている訳ではなく、
単に 己の姿を観るのが嫌なのだ)









このおっさん達の勢いとはとどまる所を知らず、
天王寺から淀屋橋へ出て、
中之島の東洋陶磁美術館へ・・・・。



そして 西天満まで歩いて、いよいよお目当ての天神祭



3時半に天満宮を出発した 陸渡御(りくとぎょ)の
3000人の行列の先頭を飾る「催し太鼓」に丁度出くわす。
天神祭のメインイベントで船渡御の乗船場までの約4キロを行列する。





催し太鼓に続く猿田彦。



馬の糞の始末までするのが大変だ。



間近に観る熱い男達





この後、人形を乗せた山車、牛曳童児などの第一陣、
御羽車や神霊を移した御鳳輦のある第二陣、
玉神輿と鳳神輿の第三陣と約3時間行列は続くが、
既にガス欠状態のおっさん連中はここで 西天満の中国料理店「長城」へ。





メンバーの一人が現役の時に社用に利用していて行き付けと言う事で、
前菜やスイカなどをサービス頂いた。
とりわけ餃子が旨い。



また、クラゲの酢のものや 酢豚など 酢を上手に使ってあって、
夏の食欲減退の時期に あっさり さっぱりと 美味しく頂ける。



通りに面した店の円卓にも、
トンチキチンと祭りの音が聞こえて来て、
落ち着かずに通りに出ると、延々と続く陸渡御の行列が続いている。



灼熱地獄に持って行かれた体中の水分を
ビールや紹興酒で一気に取り戻し、
歩き回って消費したエネルギーを 絶品の中国料理の数々で補給する。



良心的な料金に感激して、
女将さんに「美味しかったよお~」とお礼を言って、
美女と野獣の一枚を撮らせて頂く。



そして再び元気を取り戻して、夕暮れの通りを天満宮を目指して歩く。



境内では舞台がしつらえられて、壇上で熱い踊りが展開されている。



天満宮から、舟渡御が行われている大川目指し南へ歩いていると、
陸渡御の第三陣で使われた神輿山車が道脇に置いて有った。





舟渡御の大川べりは人が群れとして動いていて、
縁日目当ての露天商がびっしりと並ぶ。



川岸に吊るされた篝火で舟の灯りが良く写らなかったが、
何分にも自らの意思で動ける状況になく、アングルを決めにくい。
群衆の河に呑まれて流されて行くだけの状態。







本来は水の都ならではの舟渡御と花火を優雅に観覧するのが
当初の計画であったが、
10人のおっさんはこの時点では既に3~4グループに分断され、
凄い人いきれの中での熱中症と闘いながら、
何とか最寄りの鉄道の駅まで辿りつくことが最優先の目的と化していた。

こうして 7月25日天神祭り本宮の日に合わせた大人の遠足の強行軍は
何とか一人の脱落者も出さずに無事に終焉を迎えた。
 
「未だ、多少の無理は効くかな!」と変な自信を持たせて貰った
「暑い 高い 熱い」一日であった。