水曜日は、かねてより予約していた落語会へ。
桂吉弥、桂かい枝、桂春蝶 の1994年入門の同期3人が揃う「くしかつの会」。
94(くし)勝つ という 洒落。
今 脂の乗り切った3人が競い合う高座に ABCホールは早くから売り切れ。
(ABCホールホームページより)
抽選で トップは かい枝師匠 の 「三十石夢の通い路」。
京の伏見から 天満までの川下りの様子を滑稽に描く。
何度も聴いて覚えてしまっているネタバレのせいか、
tontonはあまり笑えなかったが やはり かい枝師匠は上手い。
世界中を英語落語で回っている。
続いて人気者 吉弥師匠の 「百年目」。
船場の大店の堅物の番頭が意外や、
大川で屋形船を借り、芸者幇間をあげてどんちゃん騒ぎをする。
船は満開の桜とそれを愛でる人々でにぎわう桜ノ宮へ。
まさに桜開花のこの日に相応しいお話。
トリは 春蝶師匠の 芝浜。
間を取り過ぎる臭い芸で tontonには、馴染めなかった。
流石に、現在の上方落語界を背負って立つ3人の芸は素晴らしかったが、
ちょっと物足りない気がしたのは自分だけだったろうか。
6時前に終わったABCホールを出て、夕日の当たるリーガロイヤル方向を観る。
折角福島へ出たので、お洒落な店を探す。
大通りに面するガラス張りの 「うおばん」へ入る。
全く初めてだったが明石の蛸を食わす店らしい。
おかん手作りの 蛸コロッケ
ホタテとベーコンの ガーリック炒め
出汁巻きも蛸入り
おつゆがたっぷり入っているのは珍しい。
そして、注文して40分ほど掛って出て来た蛸飯
干し蛸のスライスの炊き込みご飯が超ウマ、激ウマ!
この土鍋が素晴らしい。
一つ家に欲しい位だ。
いくらと山芋の酢の物
何と言っても この日一番旨いと思ったのは この蛸と ワケギのヌタ
辛し酢味噌の加減が絶妙で 明石の蛸の旨みも 引き立っている。