dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

「失踪日記」

2013-10-31 09:57:01 | ドクターの独り言

久し振りの読書感想。
と言っても 漫画だが。

吾妻ひでお著「失踪日記」イースト・プレス刊。

情けない話だが、tontonは昔から読書が苦手で、
最近は眼も悪くなってきて、余計に本を読まない、
従って、滅多に本屋に行かない。

ところが、二カ月に一回の退職組の吞み会の待ち合わせが
決まって梅田の紀伊国屋前。
一昨日も、時間調整の本屋の平積みで目にしたのがこの本。



史上初、三冠達成という文字に惹かれた。
(実際には、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門も受賞した
と言うから 四冠か)



帯のとてつもない褒め言葉は、大概当てにならないものだが、
確かに面白い。







中身は、筆者が仕事を放っぽり出して路上生活した経験談。
その後一時は、ガス配管工事など肉体労働もするが、
ついにはアルコール中毒が進んで、強制入院するまでの全て実話。、
残飯拾いから、公園での洗濯・入浴?など、とてつもなく非日常の世界が
描れているのだが、tontonには殆んど違和感が無い。

と言っても、tonton自身が其処までの体験を積んだわけではないが、
少なくとも、精神的には、体験済みだし、
こんな生活に憧れた時期もあった。

今は観られなくなったが、梅田や淀屋橋、天王寺の地下街では、
段ボールを囲った家で生活する人が結構居た。
中には、わざわざ凝った折り畳み式の玄関入り口まで作って、
中の居間で寝そべりながら、哲学書か政治の本を読みふける姿に、
天満橋の税理士相談から社へ帰る途中のtontonは、
羨ましそうに、観とれたものだ。

思えば、tontonの会社勤務時代は、
拘束されたサラリーマンの悲しい日常の中で、
「せめて精神的には、拘束されずに自由でいたい」
とあがいた毎日であったかも知れない。

tontonは今頃、この本で感激しているが、
2006年に出版されて、爆発的なブームを巻き起こしたものらしい。
先月、続編
「失踪日記2 アル中病棟」が刊行されたので、平積みされていたらしく、
早速これもみないと。






大伐採

2013-10-30 12:36:37 | tonton畑

庭の雑木の大伐採を実施。



見通しは良くなったが、例によって枝木の捨て場所に困る。
あまり差は画像では分からんか。



一旦、tonton畑の片隅に積み上げる。





今年は ゆずの実が大きく数も多い。



実を収穫した後、思い切って短い刈り込んだ。



紅梅も下の方から枝を落とした。
紅梅の木は 枝も赤いのか?






BBQコーナー修復・拡張工事完了

2013-10-28 19:10:08 | tonton畑

骨壷事件も事無きを得て(一つ前のブログ参照)
BBQコーナー拡張工事が、今朝一応の完成をみた。

傾いた堤防の支柱を支える工事を基本として、
風雨で痛んだ机板を張り替え、
丸太椅子にニスを更に上塗りし、
敷地に五色玉砂利を敷き詰め、
階段の登り降りの安全性の向上を図るのに最も苦心した。



階段の下の方は縁石を使い、上の方は切り倒した大木の根っこを活かした。
太い杭を支柱に、太いロープを張って階段の手すりも造った。



そして、雑木林を開拓してスペースを拡大した。

枝全てを刈り込んだ二束三文のベゴニアに栄養を注入すると、
生き返った様に葉が生え、蕾も付いて来た。

暇にまかせたDIYであるが、大工、佐官、園芸、力仕事その他もろもろ
幅広い作業を全て一人っきりでやり切るというDIYの醍醐味 真髄を堪能した楽しい日々であった。



恐怖の掘り出し物

2013-10-27 19:11:10 | tonton畑
今日 三度目の投稿です。
最近pcの調子が悪くて、画像取り込みが上手く行かず、
更新回数が減っていました。


いやはや、「怖かったぁーー!」
今朝早く、tonton畑横のバーベキューコーナー敷地を拡張すべく、
雑木林の木と草を刈り、鍬を振り降ろした時、
「ガシャーン!」
と、ガラスか陶器が割れる音がして、
地面から、
茶筒よりやや大きい容器を布で包んだ物が出て来た。

布の結び目の間から、白い陶器が覗いている。
「骨壷だっ!」
「何でぇ?」
持ち上げると、それなりにずっしり重い。
上の道から投げ捨てるには、遠い。
tontonが20年以上前に購入した自宅の隣の土地だ。
自身は、昔、犬の骨を埋めた事はあるが、
骨壷は埋めた覚えは無い。

墓に入れないで御骨を捨てるなんて!
事件か?
警察に届けようか?
気味が悪くなって、一旦 家に入り、朝飯を食べながら冷静に考えてみる。

待てよ。
tonton畑に面する隣のお宅との境界よりは、tontonの家よりの土地だが、
ひょっとしたらお隣のお宅に聞けば何か事情が分かるかも知れない。
関係無ければ嫌がられるだろうが。

布の先を摘まんで、お隣まで持参し、ドアホンを鳴らした。
「地面掘ってたら、こんなん出て来たんですけど、
ひょっとして何かお心当たりでも?」

と言い掛けるや否や、
「ワンちゃんのお骨です。
火葬だけして貰って、御骨を自分の家の境界より内側と思って、数年前に埋めました。」

・・・・・
「良かったですわ!
一時はどうしようかと・・。
草木が生い茂っているから無理もないですわ。」

いやはや 警察沙汰にならずに済んで良かった良かった!




漬け物博士

2013-10-27 18:55:47 | ドクターの独り言

画像では伝わらないものがある。
味はその最たるものだろう。

昨日の両親の年祭に来て呉れた姉のいつもの漬け物。
義母のお世話をしながら、ぬか漬けを欠かさない。
必ず持参して呉れ、来るなり刻んでお皿に盛って出して呉れる。



散々食べた後なので、少なくなっているが、
画面左がゴーヤ、右がかぶら。
ゴーヤはtonton畑製である。

tontonはかぶらが好物で、
酢漬けも良いが、やはりぬか漬けは味わい深い。
特にゴーヤの ぬか漬けは初めてだが、
シャキシャキして誠に美味。
ゴーヤらしい癖も これはこれでゴーヤでしか味わえない貴重な味なのである。