dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

tonton初のハイソ パーティへ行く!

2016-11-30 21:09:00 | 面白イベント

tontonには珍しい芸術家の後輩からパーティの誘いを受けた。
今は政府のITシステム関係の仕事をしながらフルートの演奏家としても
自身単独のコンサートを開くという異色の人物だ。
奥様はプロのフルート奏者で世界をまたに掛けて活躍されている。



たままた彼が勤めていた会社でtontonが先輩同僚として仕事をし、
例によって、十三の飲み屋に誘い込んだりしていた仲。
阪急神戸線の駅から歩いて直ぐのご自宅。
3階建てでエレベーターもある。





白を基調にした3部屋ぶち抜きの室内は、パーティを想定して設計したとのこと。



飲み物は当然tonton何ぞとは違っていて、高級?そうなワインの数々



手作りの料理もtonton家の 何でも焼きバーベキューや 何度も放り込み鍋
とはちと違う。
ミンチ肉に玉ねぎや栗などを混ぜて、豚肉で巻いてオーブンで焼いてある。
リンゴとレーズンのソティもお洒落!



サンマのコーラ煮。
骨が分からないほどに柔らかく、
山椒の実が効いていて 無茶旨い!



鴨肉のペーストがしっとり、皮が香ばしく中がもちっとしたフランスパンと
マッチして実に美味い!



燻製ベーコンを焼いて呉れ、ポテトも揚げたて熱々で激旨っ!



イワシの煮付けも 玉ねぎ味がついていて ちょっと違う。



チーズと干しブドウ
房のまま干してあってすこぶる美味い。



奥様が世界的芸術家とは思えぬ砕けた方で実に居心地が良く
一人当たりワイン一本を開けてすっかり酔いが回る。



お持たせの田中の柿の葉寿司や・・・



アップルパイなど



食器も良いものらしい。



猫嫌いの彼のために猫好きの奥様は猫飼いを諦め
絵画や置物、食器などにふんだんに猫ちゃん柄を選ばれている。






武田尾へ JR廃線跡を歩く

2016-11-30 16:38:14 | 山登り・ハイキング

九州旅の記事アップに手間取ってる間に、
色んな事が過ぎて行った。

もう、1週間前の勤労感謝の日。
宝塚のJR廃線跡を武田尾まで歩いた。

生瀬駅から国道176号沿いに少し歩いて、廃線跡に入る。



此処を歩くのは3度目だが、今までは建前上は進入禁止、
あくまで自己責任で勝手に廃線跡に入っていたのが
JRが色々と安全対策を施して、先日、
正式にハイキングコースとして大手を振って歩けるようになったのだ。
右手に紅葉の残った武庫川上流の川岸のダイナミックな景色を観ながら
数十年前の枕木の上を歩く。



川原には信じられない様な巨石が転がっていたりする。



何か所も有るトンネルの中は真っ暗で、持参した電灯が活躍する。



関西ではテレビで良く取り上げられていて、
この日も関テレのクルーが撮影に来ていた。













廃線跡3キロ余りの最後は鉄橋だ。



全コースは5キロ程。
武田尾に近付くと、桜の園や紅葉の林など景観が増す。







tontonはこの線路には深い思い出がある。
遥か昔の小学生の頃、山の上の学校の栗拾い遠足で、
この線路のを蒸気機関車で武田尾へ向かったことがある。
当時は、トンネルに差し掛かると窓を閉めるのが遅れると
煙が車内に入って来たものだった。





ゴールはJR武田尾駅
此処は温泉旅館が幾つも有る景勝地
足湯もあり、是非一度歩いてみられては?






九州旅【その5】高千穂あまてらす鉄道

2016-11-27 08:31:16 | ツーリング

高千穂の天の岩戸神社での心洗われる体験は忘れない。

帰路はまた、由布院まで車で戻る。
由布院発の列車を予約しているので、ドライブの所要時間を計算しながらの行動となる。
来たときの阿蘇山麓の山道はもうコリゴリで、
高千穂のタクシーの運転手さんから聞いた農免道路を使えば
大幅に浮く筈の時間で、「あまてらす鉄道」に乗ることに。



「あまてらす鉄道」は、平成17年の台風被害で廃線になった旧高千穂鉄道の
線路を走るオリジナルのスーパーカートで
屋根も窓も無い列車の上から、高千穂の雄大な景色を楽しむことができる。



何んとこの前の車は、ダイハツの軽トラを改造したものだそう。



悪天候なら運休、定員18名なので、
滑り込みで乗れたのは、誠にラッキーであった。



高千穂の中心部から 朝に行った天の岩戸神社の辺りまでのコースには
トンネルが何か所もある。



その中ではトンネル天井にイルミネーションを映し出して
お客さんを退屈させないサービスぶりだ。



旧高千穂鉄道の あまのいわと駅がそのまま残されている。



ここからが見所。
高千穂橋梁だ!
風速のチェックのため一旦停止し、
「今日はokです!」のアナウンスとともに再び動き出した。



深角 - 天岩戸間の全長353mの橋は水面からの高さが105mあり、
かつては日本一高い鉄道橋で、ここで停車して呉れる。







またまた、手厚いサービス。
乗務員が撮影して呉れたり・・・



橋の上のトロッコ列車からシャボン玉を飛ばして呉れる。





終点に戻ると、次の客が大勢待っている。



車庫には、往時の高千穂鉄道の列車が眠っている。



帰路のドライブは、農免道路探しから始まった。
農免道路とは
「農林漁業用に使用されるガソリンは、仕事上の必要経費として税金を“免除”してほしい」
との声に応えるために発足した事業で出来た道路で、
個人を特定して税金の免除は、できないから、
その替わりに農道を整備するという主旨らしい。
正式には 「農林漁業用揮発油税財源身替農道」と言う。

帰路は阿蘇山の西手の麓をジェットコースターの様にアップダウンしながら
爽快に走って やまなみハイウェイまで出た。
カーナビには正式には登載されていないので途中で何度か立ち止まったが
1時間位は時短出来た。

たまたま入った店の ここの昼飯がボリュームが多く美味かった。







快晴の九重連山と やまなみハイウェイ









博多行き 特急ゆふいんの森号に乗る。



人気の列車で これも予約出来て無事に乗れたのはラッキーであった。


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もともとは 甥っ子が録画して貸して呉れたテレビの高千穂探訪DVDを観て
急遽思い立った旅であったが、
全てが上手く運んで、誠に充実した二泊三日であった。



「旅の本質は非日常体験である」と言う言葉の重みを実感した旅でもあった。



九州旅【その4】ああ~高千穂 あまてらす

2016-11-25 20:23:00 | ツーリング

九州旅もいよいよ最終日、
高千穂二日目の朝の神秘的な高千穂の山々。



前夜は雨、今朝は快晴。
朝霧の海に浮かぶ山々





朝風呂に入って、美味い飯の後、
7キロほど離れた天の岩戸神社へ車で向かう。







朝早い天の岩戸神社
散った銀杏の葉を神主さんが集められている。





天の岩戸神社は本殿を参拝するのではなく、
脇の潜り戸を開けてもらって、奥へ周ると川を隔てた対岸の崖に
洞窟の様な天の岩戸があって、これが御神体なのだ。(撮影禁止)
背景を荘厳な山に覆われ、手前には美しい川のせせらぎ、
朝霧の中 ぴんと張り詰めた空気の中神道の儀式に則り、
有り難く参拝する。



一方、神楽殿の中央の御神体



境内で黄金に輝く銀杏は 古代銀杏といって 長野諏訪神社と此処だけのものらしい。





色々と解説して下さる神主さんを良く見ると、
なんと昨日の夜神楽の解説をして下さっていた方だ。



神楽の鈴が 境内の木の実を形どったとのこと。



天の岩戸神社の参拝はこれで終わったと思っていたら、
徒歩10分ほど歩いて天の安川原へ。



八百万の神がみが此処で相談をされたという。



突然 目の前に大きな洞窟が現れる。





川原の小石の全てが誰かの手によって積み上げられていて
すこぶる有難い。



洞窟の奥の御神体を拝んで 振り向いて 驚いた。



何と言う 光景か!
少し登った朝日が 洞窟の陰から射してきて、
余りの有り難さに思わず手を合わせる。



身体の中の不順な物全てが洗い流され、
心も純真になって行く様な気がする。
もう全て神の手に身を委ねようと思う。



全ての命はお日様の存在によって支えられている事を
改めて思う。
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この後、あまてらす鉄道からの絶景などが続きます。





九州旅【その3】神の地 高千穂

2016-11-24 21:39:45 | ツーリング

旅の二日目は雨の予報だったが、
夕方になっても何んとか天気がもちそうなので、
高千穂の宿にチェックインして直ぐに徒歩で高千穂峡へ向かう。



町の端からジグザグ道路を落ちるように降りて行く。
まるで地の底へ降りて行く様な気分。
実は 町は高原の上にあったのだ!
大地の割れ目の様な谷底を覗いて驚愕する。
真名井の滝だ。



その周りにボートが集まって来る。



こんな光景が他にあろうか?



これはもう水面まで下りて、ボートに乗るほかない。
既に4時、最終4時半の受け付けに滑り込みで間に合う。



滝以外の場所でも崖の上のあちこちから水が滴り落ちて来て
直ぐに身体が濡れ、レンズも曇る。



休日なら乗れないと言うボートは、水面で混みあって、何度も衝突する。
殆どが西洋・東洋からの外人さんだ。





崖の摂理が美しい。



日が暮れて来て、流石に先ほどの坂道を登る元気はなく、
タクシーで町へ戻る。
急に取った宿には晩飯は無く、何処かで食事をした後、高千穂神社の夜神楽を観る予定。
運転手さんにJA経営の高千穂牛レストラン和を教えて貰う。



昨夜に続いての肉だが、昨夜は大分牛 今夜は宮崎高千穂牛



焼酎 高千穂香が旨い!!
香ばしい麦の香りが口と鼻に充満する。



8時からの夜神楽までの時間を利用して、再び歩いて、道の駅 高千穂へ。
残念ながら既に閉店していた。



両側のお燈明に照らされた参道を下る。



高千穂神社に参拝







未だ開始まで1時間あるが、神楽殿に入る。



町のあちこちの宿からの送迎バスでやって来た観光客で
会場は直ぐに満杯になり、何度も前に詰める。



明日22日から長時間に亘る本格神楽があるが、
観光客向けに毎夜「高千穂の夜神楽」を楽しめるのが「高千穂神楽」。
高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、
三十三番ある神楽の中から代表的な4番
「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」が公開される。

先ずは 前座?



神主さんから神楽の説明を受けた後、いよいよ
各集落の神楽の舞手が交代で奉納する本格的な舞が始まる。
この「高千穂の夜神楽」は、
国の重要無形民俗文化財に指定されている。

最初の「手力雄(たじからお)の舞」は、
力持ち手力雄が、お隠れになった天照大神の居場所を探し見付けだす模様を舞う。



「鈿女(さざめ)の舞」、天照大神を天の岩戸から誘い出すユーモラスな舞い。



天の岩戸を開く勇壮な「戸取の舞」



イザナミ、イザナギ二神による国造りの舞い。



何んと、仕舞いには舞台から降りて来て、お客さんとの写真に応じたりの大サービス









旅の二日目は、
由布院からの長距離ドライブ
高千穂峡の大絶景
伝統の高千穂神楽
と盛りだくさんの一日であった。

次は、高千穂二日目、いよいよ天の岩戸神社での貴重な体験のあと、
あまてらす鉄道からの絶景もお伝えします。