dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

万城目学ワールド プリンセス・トヨトミ

2011-05-31 18:23:14 | ドクターの独り言

以前は 畑に出ると 気持ちがウキウキしていたが、
最近は 野菜の 虫や病気による被害 風雨の被害を目の当たりにして気が滅入る。
今日午後、気晴らしに 万城目学氏原作の 映画 「プリンセス・トヨトミ」を
伊丹の東宝シネマに観に行った。



密かに大阪城の下に国会議事堂を有し、豊臣家の末裔を守り続ける大阪国の
年間5億円に及ぶ支出を、会計検査院がどう裁くか?
プリンセス・トヨトミが検査官により拉致されたとき、大阪国総理大臣は
大阪城を赤く彩り、ひょうたんを目印に 大阪中の男達を大阪府庁前に集結させて、
大阪は全停止する。




万城目学ワールドは言うまでも無く、奇想天外な発想で、
現実にはあり得ない世界が展開して行くのが最大の面白み。
その意味では、映画化は難しい。
「鴨川ホルモー」も 本を読んでから観たから 筋書きに意外感が無いのは同じ条件。
ただ、「鴨川ホルモー」では CGにより繰り広げられるオニ対オニの闘いが
具体的な画像として観れることで、映画としての面白みがプラスされていた。、

ところが映画「プリンセス・トヨトミ」では、元々無理のあるストーリー展開が
画面に具象化されると、どうしても違和感が先に立ち、
なかなか 話の中に身を投じることが出来ず、最後まで、客観視する自分が居た。



如何にも大阪と言わんばかりに、
新世界 道頓堀 大阪城 などの舞台が頻繁に映し出されるのも、
大阪人としては、逆に興醒め、
台詞での説明によるストーリー展開も やや退屈で冗長。
会計検査院の検査官 堤真一、大阪国総理大臣 中井貴一の 
両氏の名演技でかなりの部分 救われてるって感じ。

勿論、これはtontonの個人的な感想なので、皆さんは是非 ご覧頂いたら、と思います。

それにしても、今をときめく 万城目学氏の力量は凄い。




こてこて オヤジカラオケ

2011-05-30 23:27:28 | ドクターの独り言

今夜 久し振りに友人と 川西能勢口の 「のせ屋」に行った。
法事で 千葉から宝塚の実家に帰った友人と話が弾み、
ビールと焼酎が飲めた。
勿論、以前とは比べ物にならない量だし、
ウーロン茶を横に置いて変わり番こに飲んだのだが、少しは 復調の兆しか?
そして帰路  阪急電車の駅で乗車券を買って 「さあ帰ろう」と言う所から、
「最近 歌ってへんなぁ」 とのつぶやきが 「行くか?」 の冗談になり、
それが本気になって、 結局オヤジ二人で カラオケ屋に向かう事になった。



ええ歳のおっさん二人のご来室に、店員も 戸惑い気味。

小椋桂は未だ 新しい方?



誰に遠慮が要るものか!  と tontonは 
三橋美智也の「古城」、
若山彰の 「喜びも悲しみも幾歳月」
トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」(札幌オリンピックのテーマ曲)
河島英吾の「酒と泪と男と女」を歌い
そして 友人は 由紀さおりの「夜明けのスキャット」を歌い出す。
「ルルルル・・・  ララララララ・・  パパパパ・・・・・」随分大胆な歌詞である。
 




井上揚水、
松山千春、
北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」、
千賀かほる「真夜中のギター」
ウィークエンド「岬巡り」
・・・・・・
まるでタイムマシーンで時代を遡った様な歌手と曲が次々と出てくる。
もう誰にも 止められない・・・ 今夜は 行くとこまで行くか!




ああ無情 空爆の被害

2011-05-30 12:35:06 | ドクターの独り言

tonton農園が空爆にあった。



パプリカや  赤丸はつかのコンテナの狙い撃ち



お値段の高い フルーツパプリカの頭が飛んだ!!



じゃが芋の畝 とうもろこしのプランター 



楽しみにしていた苺にも容赦なく降り注ぐ。



ええ加減にして呉れいっ!!



こんなんが天から降ってくるのだから たまったものではない。,

ずっしりと重たい。
頭に当たれば あの世行きだ。



植木屋でも倒せないと言う巨木に纏わりついた蔦の大木の根元を切り、
腐るのを待つ作戦が成功したと言えば成功なのだが、
下の畑の防衛に不足が有った。
弱小国 tonton農園では、事前に情報を察知して、トンネルのU字支柱や
太めの支柱を三角形に立てたりして精一杯の防空スクランブル体制は取っていたのだが、
いかんせん 弾が重かった 大きかった。



昨日からの暴風雨で一斉に投下されたのだ。
集めると相当な量だ。



「もう嫌だ!! 勘弁してくれいっ!!」

上空を見上げれば、未だ 爆弾は残っている。



虫達によるゲリラ攻撃に じっと耐えていたのに、
今度は ナパーム実弾による空爆だ。

園主の心が萎える。




紫陽花 と さつき

2011-05-29 19:58:05 | 近辺散策

台風2号が梅雨前線を刺激しての豪雨が午後4時頃にようやく沈静化したので、
近くのスーパー温泉「宝乃湯」に久し振りに出掛けた。

せこい話だが、銭湯は410円と 宝乃湯の750円(会員は700円)より大幅に安いので、
長湯出来なくなったのを機会に、最近は 銭湯ばかりに行っていたのだ。

体調を壊すまでは、
有馬温泉と同質と言う天然温泉や壺湯、サウナなど1時間は粘って汗を絞っていたが、
今はきっかり25分間に制限している。
「宝乃湯」は何時も季節の花で迎えて呉れる。







純白の花弁に 一筋緑が入った さつき。
美しい。



時間の自己規制はあるものの、何んとか風呂にも入れるようになったし、
缶ビールを1缶限定で飲めるようにもなった。

そして何よりビールを飲まないでも晩飯が食べられるようになった。
以前には 考えられなかった事だ。