にほんブログ村
↑
ポチッ と 此処を押してみてっ!
歯医者の待合室の 「花の旅」 という本に載っていて、これが 気になっていた。
一度 この目で観てみたいと、
今日 片道100キロ、滋賀県守山市 なぎさ第一公園に行った。
名神高速 栗東ICを降りて、琵琶湖大橋手前を北へ曲がると直ぐ。
大層な 「ハマヒルガオ」 の幟が 並ぶ。
湖畔の砂地に 薄紫の 朝顔より やや小振りな 上品な花が 群生している。
本来は海岸の浜辺に咲くのものが、 何故か 琵琶湖の淡水の岸辺に咲いている。
琵琶湖が 元々は海だったからとか、
花自身が淡水に合うように変化しているのだ、とか色々な説があるらしい。
砂浜どころか、石垣の隙間から顔を突き出している。
「・・・水気さえない炎熱地獄のような環境の中で、
さまざまな草がもがき合いながら必死に生きようとしています。
それぞれの草が他の草よりも少しでも多く太陽の光を受け、
もっと大きくなろうとして、精一杯葉を広げ、茎を伸ばすことを競っています。
相手を負かすために一生懸命生きているのではありません。
自分自身が生きていくことに一生懸命になるように、自然はもともとできているのです。
必死に生きていない植物など、絶対にありません。
努力しない草は生存し得ないのです。・・・」
「働き方」三笠書房 稲盛和夫(京セラ名誉会長)著より抜粋。
琵琶湖畔のお洒落なマンション群の横の群生地には、
花好き、写真好きが 集まってきている。
しかし、皆の通りするのでは満足できないtontonは、
岸辺の湿地帯をどんどん北へ歩いて、
カキツバタや 葦の群生を見付けた。
そして遂に、別の群生地を見付けた。
誰も知らない岸辺で tonton独りだけに 微笑んで 見せてくれたハマヒルガオ。
浜に打ち上げられた魚の屍。
なかなか自然は厳しい。
このハマヒルガオは、 琵琶湖と 対岸の比良山系を背景にすると 引き立つ。
実は、このなぎさ第一公園は、
春は 菜の花、夏は ひまわりが咲き揃って 水と山を背景に 絶景を生み出す。