自宅から片道110キロ、
兵庫西部 神崎郡神河町にある砥峰高原は、ススキの大群生地。
昨日、両親の年祭を終えて車で向った。
播但道を神埼南で下りて、狭小な道路をつづら折りに延々と登る。
やっと、着いた砥峰高原。
標高約900mに面積約90ヘクタールの波打つように緩やかな草原が広がる。
そこに銀色に輝くススキの穂の波?
えっ?ススキはどうした?
家を出るとき晴れていた秋空、
神河町からの山道の標高を上げて行くにつれて小雨が目立ち出した。
砥峰高原についた時には傘が要るほど。
雨宿り避難の自然交流館から 恨めしげに雨の高原を観る人々。
何とかツーリズムの人達も観光バスで来ている。
雨具無しのtontonも止む無く交流館で雨宿り。
館員が写真展示で説明して呉れる。
春先に一旦草原に火を放つ。
その後に見事な青葉が芽吹く。
そして晩秋になると銀色のススキの穂が輝く。
これは平清盛の撮影時
そして冬の銀世界
館員さんの説明によると、
10年位前から、観光客の踏み入れにより次第にススキが弱ったり、
減少していて、今は、ハイキング道以外は立ち入り禁止にして復旧に努めているという。
昔は、ススキの丈が4mにもなり、麓の農家の屋根を葺いたという。
雨の日はススキの穂先がしぼんでしまうというから、
この日は二重の残念。
それでも、20日から見頃に入って、ススキ祭りの最中
平清盛ロケ出演者のサイン色紙
映画ノルウェィの森もここでロケ
軍師官兵衛も
100キロ余り走って来て、おめおめと帰る訳にも行かぬ!
と小雨になった中を強行突破撮影
雨はとても止みそうになく、
寒い風も吹いて来たので、諦めて帰路に着く。
峰山高原へ回って下山することに。
余程、天に恨まれているのか?
峰山高原に回れ込んだ頃には、晴れて来た。
途中で何度か停車し、紅葉を撮る。
峰山高原の駐車場