リフォームに向けて忙しい日々の中、昨日は数十年も前の職場の同窓会。
昨年の夏から5人の幹事で何度も打ち合わせ、
準備に準備を重ねて来たイベントの本番が無事に終わった。
会場は大阪市中央区にある大阪倶楽部
大正13年竣工、社交倶楽部である社団法人大阪倶楽部の会員制会館であり、
大正モダニズムを体感させる建物は国の登録有形文化財の指定を受けている。
下の画像は俊工時の旧館
会員制倶楽部だけあって、館内もゴージャスな造り、
和洋折衷懐石も手が込んでいた。
(画像は大阪倶楽部ホームページより)
案内状出状以来、「懐かしい面々との再開の日を楽しみに待ってます」との声を沢山いただき
この日も遥々東京からの方がたも1時間近くも早くから続々と到着。
tontonの様に長い年月で人相が変わり果てている場合もあるので、
最初に一人ひとりの自己紹介から始める。
退社して今も現役で大学で教鞭を取る人、
御主人を亡くした後も義父母の介護をやりきったと言う人、
モデルをしている孫が今度芸能人としてデビューするという人、
ダークダツクスの様な4人組で今もコーラス演奏会を続けている人、
未だ系列病院のシステム開発を現役で続ける人
・・・・・・
皆さんの今の生活は実に多様だ。
だが、共通するのは、
数十年の時を隔てて今この場に集まり、
心は「あの頃」に戻っている。
幹事長の役割は、今のtontonには重荷になったことも有ったが
皆が帰路に着かれて誰も居なくなられた会館で一人佇んでいると、
懐かしさと喜びの場を提供出来た達成感が湧いてきて
暫く余韻に浸っていた。