dr.tontonの写真日記

日々の記録を写真とともに綴ります。

同窓会

2016-05-29 21:25:00 | レポート

リフォームに向けて忙しい日々の中、昨日は数十年も前の職場の同窓会。
昨年の夏から5人の幹事で何度も打ち合わせ、
準備に準備を重ねて来たイベントの本番が無事に終わった。

会場は大阪市中央区にある大阪倶楽部



大正13年竣工、社交倶楽部である社団法人大阪倶楽部の会員制会館であり、
大正モダニズムを体感させる建物は国の登録有形文化財の指定を受けている。
下の画像は俊工時の旧館



会員制倶楽部だけあって、館内もゴージャスな造り、
和洋折衷懐石も手が込んでいた。


      (画像は大阪倶楽部ホームページより)
 
案内状出状以来、「懐かしい面々との再開の日を楽しみに待ってます」との声を沢山いただき
この日も遥々東京からの方がたも1時間近くも早くから続々と到着。
tontonの様に長い年月で人相が変わり果てている場合もあるので、
最初に一人ひとりの自己紹介から始める。

退社して今も現役で大学で教鞭を取る人、
御主人を亡くした後も義父母の介護をやりきったと言う人、
モデルをしている孫が今度芸能人としてデビューするという人、
ダークダツクスの様な4人組で今もコーラス演奏会を続けている人、
未だ系列病院のシステム開発を現役で続ける人
・・・・・・

皆さんの今の生活は実に多様だ。
だが、共通するのは、
数十年の時を隔てて今この場に集まり、
心は「あの頃」に戻っている。

幹事長の役割は、今のtontonには重荷になったことも有ったが
皆が帰路に着かれて誰も居なくなられた会館で一人佇んでいると、
懐かしさと喜びの場を提供出来た達成感が湧いてきて
暫く余韻に浸っていた。



苦渋の決断--安曇野ハーフマラソン

2016-05-24 21:14:36 | ドクターの独り言

一杯一杯の毎日が続いている。
朝の畑仕事の後、
ホームセンターで買って来た段ボール箱に食器や本棚の本を詰めて、
バイク無きバイク置き場に並べ、ブルーシートを掛ける。

リフォームの方はやっと契約にまで漕ぎ着けた。
これを受けて、工務店の方は職人さんの手配等、具体的なスケジュール作成に取り掛かり、
来週に着工日の連絡がある。
リフォームと言えども、築数十年の家はあちこちに限界が来ていて、
外壁の解体工事から入って、外溝と一部基礎工事、
そして床、壁、天井などを解体していく。
室内工事が終わっても、足場を組んで屋根、外壁塗装と続く予定。

結局、一階は全ての部屋を手直しすることになり、
建て替えに近い工事だ。

それを住みながら進めるのだから、身体が持つかどうか、不安だ。

そんな中、
三日ほど前に、これが届いた。



随分前に申し込んでいた信州安曇野ハーフマラソンの参加者用グッズだ。
ティシャツ、ゼッケンの他、タイム計測チップ、安曇野観光の割引券等々



安曇野は、北アルプスの冠雪の山々を望み、澄んだ空気の中、
その地に居られるだけでも幸わせな時間の筈。

ところが、今回のリフォームはもろにこのイベントとダブル。
開催日の日曜は工事は休みでも、前泊後泊も要るし、
工期中に遥々長野まで出掛けてる場合か、とも思う。
折角長野まで行くのなら、安曇野近辺に立ち寄らない手は無い。
今でもへとへとなのに、この時期、人生後半初のハーフマラソンに挑戦する自信もない。

ここは苦渋の決断、不参加の三文字しかない。
残念!!





tonton野菜パーティ---ブロガー失格

2016-05-21 16:02:59 | tonton畑

昨日は いよいよ リフォームの工務店との打ち合わせの大詰め。
工務店の選定、リフォームプランの決定、予算の確定という重要な節目の日とあって、
東京からやってきた建築士の友人が同席してくれて、専門的観点から色々と適切な指摘を呉れる。
もう3回目となる打ち合わせも2時間以上の白熱した展開の後、
遂に大団円、ポイントは全て結着。次回には契約締結の運びとなった。

業者さんが帰った後、感謝の意味も込めて、友人とtonton畑の野菜でパーティ。

(神前に供えたtonton薔薇)


ところが、気ぜわしくて料理画像は全て摂り忘れ。→ブロガー失格だ!
メニューは次の通り(画像は今日撮ったもので補足)
1.tontonえんどう豆の卵とじ(こうや豆腐入り)
2.初採りtonton赤玉ねぎのオニオンスライス入り野菜サラダ
  

3.tontonかぶらの煮物
4,tontonカリフラワーとtontonブロッコリー
5.初採りtonton空豆の鞘焼き
  

6.tonton邸特製お好み焼き
酒は
1.サントリープレミアムビール
2.長野塩尻の井筒ワイン

リフォーム計画も最初の節目を無事に終えての安堵感も有り、
久し振りに 友と旨い酒を飲んだ。
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画像が無いのは、余りに情けないので、
今日のtonton畑の画像で少しお茶をにごす。

これからが出番のトマト。



これが色づくとこうなる・・・筈



これも夏野菜の雄。きゅぅり







今日、きゅぅりの支柱枠を作った。



いつも上手くできないズッキーニ



収穫後に脇から出て来たブロッコリー、二度目の収穫








スイカに期待

2016-05-19 10:02:36 | tonton畑

何と言っても野菜栽培の最大の喜びは
世話をした野菜の実のりであろう。
中でも、実の大きいスイカが出来れば、嬉しさもひとしおだ。
ところが、スイカは難しい。
昨年は 曲がりなりにもやっと3個ほど中くらいのが出来て、
子供たちに食べさせることが出来た。

今年も挑戦!
は良いが 土地が狭い。
本来は藁を敷いた横に延ばして育てるのだが、
無理やり、少し離れた空き地まで誘導してから、存分に広がらせてみよう
と言うことでトンネルを作ってみた。





恐らく上手く行かないだろうと想像はつくが、まあ 駄目でもともと。
所詮遊び半分の野菜作りだ。




何故か倉敷

2016-05-18 20:35:48 | ドクターの独り言

何かと忙しく気ぜわしい中、
知り合いの肉親が重病と言うことで、お見舞いに倉敷へ。
久し振りに新幹線で岡山駅、
そこから在来線で四つ目の倉敷駅
美観にこだわる倉敷だけにJR倉敷駅も なかなかお洒落だ。



駅前の天満屋の景観も素晴らしい。



さらに、タクシーで直行した倉敷中央病院、
車窓から次第に見えて来る その美しい姿。



創立者は、当時、倉敷紡績社長の大原孫三郎氏。
あの大原美術館の設立者である、
氏は、岡山孤児院に運営資金を提供するなど社会問題の改善に尽力し、
病院設立もその一環であったらしい。
患者が安心して治療に専念できるように、病院の冷たいイメージを一新し、
病棟に赤レンガと赤い屋根を取り入れたデザインを採用してある。
思わずtontonの地元の宝塚歌劇大劇場を思い浮かべた。



玄関から院内に入ってまた驚く。
患者や外来者が自由に利用できる温室や喫茶コーナーなどホテル並だ。
設立当時、結核病棟の横には噴水のある中庭や倉敷市内で初のエレベータもあったという。、
もちろん病院本来の新しい医療技術の研究・導入にも積極的で、
ユニークだったものとして喘息塔がある。
上空の清浄な空気を取り入れ、喘息など気管支疾患の患者に供給するための鉄塔であったという。

余りにも内部が広すぎて、迷いに迷った挙句、やっと病室を見つけお見舞いに。
肺癌の大手術を終えたものの、肺気腫の上に肺炎を起こされて
一時は医師も家族も諦めたと言う命の灯を 
苦しそうな息で懸命に灯し続けておられる姿を観ていると、
リフォームで疲れたとか言っている自分が 何と恵まれていることか!