薬師の湯から宿の車で送ってもらって、
河津川の河口近くから川を遡りながら両岸に隙間なく連なる河津桜を見物することに。
今年の寒さで1週間は開花が遅れていて、
平均的には三分咲き程度だが、
木によっては 五分七分咲きのもあって この時期に桜が観られるのは有難い。
河津桜は通常のソメイヨシノよりもピンクの色が濃いような気がする。
対岸には谷津温泉の足湯
桜祭りとあって、通りにはびっしりと店が並び、
それぞれに土地の名産品を工夫して販売していて、なかなか商魂たくましい。
金目鯛はやはり煮付けか 造りが旨いと思うが・・・・・
河津桜の苗木も売られているが、電車で来ている者には残念
上流へと歩いていくにつれ、人が減ってくるが、逆に桜は開いている。
町役場の近くに 河津桜の原木がある。
川べりに この案内板を見つけて、ちょっと立ち寄る。
峰温泉大噴湯公園。
広場の中心に櫓が組んであり、白い蒸気が吹き出している。
たまたま5分後に大噴出が起こるというので、高台からカメラを構える。
空からバラバラとお湯が降ってくるので、
蜘蛛の子を散らすように集まった人たちが逃げる。
ほとんど100度に近い湯が出てくるので
売店で生卵を買ってここにつけておくと、ゆで卵に。
なぜか美味しく感じる。
噴湯公園のアイドルのフントー君の頭は、チョンマゲと思いきや、
櫓から湯が吹き出ているという見事な出来栄え。
再び河津川に戻って、下流へ下る。
まだ寒いのに この恰好で披露宴のスチール写真撮影か。
ずいぶん人出も増えてきて、道一杯に連なって桜見物&お店の冷やかし
マスコットからティッシュを貰うと、何と出入国管理 密輸撲滅キャンペーンだという。
河津から伊東まで 伊豆急行の 特急スーパービュー踊り子号で帰路に就く。
心臓血管のカテーテル手術後間もない旅行であったが、
元気に結構な距離を歩いて、また記憶に残る旅となった。
ちなみに今年の見頃は3月初旬から 桜祭り最終日の10日位かな?
最盛期の河津川は こんなんらしい。