どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

朝ドラ、週6本から5本へ

2019年07月31日 20時50分00秒 | TV
今期のドラマはアニメーション業界の黎明期からを描いていて、珍しく1話欠かさず見ております(^_^)

見ていて思うのは若干間延び感があり、もうちょっとギュッと縮めても良いかなと。

制作側も努力を重ねて体制維持効率化を図っているのは感じて時に感心するんだけど、記事にもある様にエピソードが多岐にわたって、何でこの話を引っ張るの?と多々感じるんですよね(^_^;

1話あたり実質11〜12分、6話で65分程度...民放などの週1ドラマって実質45分程度だから、明らかに尺が長すぎなんですよね。こう考えると2話分削っても同じくらいの尺なワケで...。

それくらいで充分だよなぁと、日々視聴して実感してます。







リトル・ニモ、Blu-ray版

2019年07月30日 23時00分00秒 | アニメ
想い出のアニメライブラリー 第104集」...

なんか憶えのあるシリーズ名だなと思ってましたが、「のらくろ」DVD-BOXと同じメーカーで、装丁も似ています(^_^)

「リトル・ニモ」ってちゃんと観てないので、このリリースも嬉しいですね!

なんと言っても、白眉なのは映像特典のパイロットフィルムです。

「近藤喜文・友永和秀」「出崎統」「月岡貞夫」の3バージョンあって、それぞれ特徴があって、それぞれ超絶なクオリティっぷり(*^o^*)

この3バージョンはそのまま作品の紆余曲折と産みの苦しみを物語っている...その顛末はアニメーター・大塚康生さんが一冊の本「リトル・ニモの野望」にまとめられ、私にとっては最早伝説です(^_^)

日米制作陣の考え方の違い...その齟齬はどこまで行っても埋められずで...とても不幸な作品で...。

いやしかし...まだ全編キチンと観てませんが、物凄いというか...全体的にはディズニーっぽいヌルヌルなフルアニメーションなんですが、そんな中にも日本のアニメーション技術が折り込まれていて独特...迫真タップリの作品なんです!

これが興行的に失敗し、なんだか日陰者扱いされているのが悲しく切ないです。

Blu-ray化したのは嬉しいですが、これを期に映画館でリバイバル上映して、日の目を見せてあげても言いんじゃないでしょうかねぇ...実にもったいない(´д`)

このBlu-ray版リリースが再評価のキッカケに繋がれば...と願っております。

そうそう、本作のパイロットフィルムは来月の新文芸坐で行われる片渕須直3作品オールナイト上映会でも特別上映されるんですよね(^_^)

映画館のスクリーンでちょっとだけでも鑑賞できる...今から楽しみなんでございます(*^m^*)



関東地方も...

2019年07月29日 20時25分00秒 | 話題
やっと、梅雨明けになったと...。
長かったなぁ...止まない雨はないけれど、あまりに長くて、その為なのかイライラモヤモヤが表出するかの様な事件・事故が多かった気もします。
遅れてやってきた夏はやはりカッカして暑い!湿気は飛んで少し心地よいとも感じますが、そんな有難味も徐々に消え失せてしまうことでしょうな。

Perfume、タリーズカード到着...そして

2019年07月28日 18時50分00秒 | Perfume
伊藤園からの封筒!と来ればアレしか(o^^o)
こんなに早く着くとは...ホンマにありがとうございますm(__)m

カード自体は厚みのあるもので、表面もツルッとしたコーティングがなされていて安っぽくない作りで所有感も満たされます(^ ^)

付属の紙製ケースもグリーティングカード仕様となっており、名前とメッセージが書き込めるようになっています。

その上に組み立てればカードを写真立てのようにできるというコダワリようで、単に景品送りつけるだけではない、想いが籠っていて嬉しく感じました。

頑張ってゲットできて良かった〜(*´-`)

そうそう、Reframe 2019の一般先行にも応募しました。
日付は10/19(土)・23(水)・26(土)とPTA先と全く同じ組み合わせ。違いと言えばS席・A席も選択できる点ですが、S席はおそらく絶望的な状態だと思うので、敢えて全てをA席に。

それと...今回は2席まで申し込める様にもなってて、友人も誘おうかなと思ったら、申し込み本人だけじゃなく、もう1人の方もLINE加入してないとダメという(-_-;)

友人はLINEどころか携帯も所持しない主義なんで、アカンわコリャ(^_^;

いやしかし...これから先は携帯(強いて言えばスマホ)を持たないと益々なにもできなくなるんだなぁ(´ω`)...と実感させられますわ。








アルキメデスの大戦、鑑賞

2019年07月27日 22時25分00秒 | 映画
原作はコミックスで、テーマが面白そうと感じて(最初の6巻くらいまで)読んで知っていたものです。

それをVFXを熟知・その応用が上手い山崎貴さんが監督すると知り、公開を楽しみにしてました(^_^)

映画館は一番近いユナイテッド・シネマ新座、上図は開映15分くらい前の客入り状態ですが、最終的にはもうちょっと増えていたかもしれません。客層は中高年齢層中心で70代以上の夫婦連れという方も目立ってました。主役・菅田将暉さんの効果もあってか女性比率も3割以上だったかなと...。

戦艦大和撃沈...衝撃的なこのシーンを冒頭にもってくる思い切りの良さ!すさまじいですし、CGを使っての表現に大きな進歩も感じられました。甲板にいる多くの乗組員一人一人が見て取れるほどの緻密さで、応戦し、傷つき、傾く船体にしがみつき、やがて転覆・崩壊していく様は...ほんとうに痛みがスクリーンから迫ってきて辛い気持ちにもなりました。

水上特攻した大和への爆撃描写はあらゆる映画作品で目にはしてきましたが、今回初めてやったんじゃないかなという表現がありました。

大和へ向かって迫ってくる米軍機を艦側面の機銃で迎撃し撃ち落とすシーンがあったのですが、墜落する米軍機からパイロットが脱出し、海面にパラシュート降下する...まぁここまでなら他の映画でも観たことあるような気もするのですが、そのあと米軍飛行艇が着水、速やかにパイロットを救出・収容し、再び飛び立っていく...こんなシーンは初めてです(戦時の体験手記を元にした実話だそうです)。

それを撃ち落とした大和機銃の兵が唖然とした表情で見守るのですが...日米の感覚の違い、兵(人)と兵器のどちらを大事にするか、そしてその結果がどう響いたのか...この短いシーンに全てが集約されているようにも見えましたし、強い皮肉として印象的でした。

大和は史実の通り、悲痛な最期を遂げるのですが...戦闘シーンはこれだけといってよく、12年遡って海軍省における新型戦艦建造計画会議と、その顛末を描く人間模様がメインとなります。

海軍の派閥抗争...大艦巨砲主義派と、空母と航空機による新しい発想の二派が争う訳で、その結果は冒頭が全てな訳ですが、スンナリと超弩級大型戦艦が決まったのではなく、なんとか阻止したい山本五十六が元帝大の若き天才数学者をもって臨む推移がスリリングで面白い!原作よりもさらにカリカチュアを強め、監督の山崎さん得意のハイテンション演出が上手いこと噛み合わさって、途中途中で笑いをさそうことも多くて、素晴らしい作風になってました(^_^)

キャスティングもとても良い具合で...。


原作イメージも損なっていない上、一癖も二癖もあるベテラン俳優さん達が絶妙な演技を見せてくれる!

その中でも大角海軍大臣役の小林克也さんが抜きん出て素晴らしかったなぁと(*^o^*)

あの昔ながらの耳馴染みのあるDJボイスでどこか惚けてナァナァで済まそうとする事なかれ主義な感じとか、大和の模型を前にして「おぉ...格好が良い!」とお茶目に興奮する姿が...往年のスネークマンショウも彷彿させられて、良い味わいを醸し出してくれるんですわ...(*^ω^*)

山本五十六役の舘ひろしもピッタリでしたし、主人公・櫂直のサポート役・田中少尉なんかも原作では地味な存在を柄本祐さんが面白いキャラとして見事に引き上げていて、主役を食うのではなく、嫌味なく引き立て役として徹底していて素晴らしかった。

平山造船中将役の田中泯さんもシブく、ラストに見せる悪魔の囁きっぷりも真に迫ってましたしねぇ...もう語り尽くせないほど滋味あふれていて、本当に俳優陣の演技が際だった良い映画になってました。原作はまだ完結してないのですが、キモになる部分を切り取って一本の映画作品として上手にまとめた...これに尽きますね(^_^)

評価については何を期待するかで別れる気もしますが、戦争映画ではなく、会議と推理劇として観るべき作品です。

ラストで、あれほど反対していた山本五十六が完成した大和に乗艦するシーンが...ある意味で皮肉たっぷりなシーンですが、そのカメラワークも構図も「トラ・トラ・トラ」での山本が戦艦長門乗艦シーンそっくりで、

「海ゆかば」でも演奏するんじゃないかと(^_^;...まさしく山崎さんのオマージュを感じて、映画ファンとしてはちょっとニヤリときます(*^o^*)

本日放送、日テレ「世界一受けたい授業」より。

もちろんパンフも購入。

目次が付くほど中々内容充実しています。

見開きもあって大きな図解もあって見応えあり!

グッズも、この手の映画作品にしては多め。

でも買う気になれるものはなく...普通に櫂使用イメージのメジャーを商品化しても良かったのでは?(^_^;

そんなこんなでなかなか満足度の高い作品でしたね。

原作も途中で挫折状態でしたが、読み直してみようかなと。



ルトガー・ハウアーさん、逝去

2019年07月26日 20時55分00秒 | 話題
享年75歳でしたか...。

言わずと知れた名作「ブレードランナー」で主役を食う勢いでレプリカントのボス・ロイバッティを演じた姿が忘れられない人です。

単なる悪役ではなく、悲哀がこもったキャラクター性が滲み出ていて素晴らしかった...。

奇しくも今年は物語の舞台設定である2019年です。

9月にはIMAXでの記念上映も決定していて...。

なにか因縁めいたものも感じていてね。

私の映画人生においても大きな彩り...というか爪跡を残してくれた名優の一人だと感じています。

お疲れ様でした。ご冥福を...ゆっくりとお休み下さい。

合掌。



鎖国のスマホか...。

2019年07月25日 21時38分00秒 | ケータイ
人口の2割程度の選ばれし者が有り難く使わせて頂いているという...(^_^;

メールを含む通信内容は当局に全て管理され、プライバシーもない...当然通信網自体国内のみで、海外にアクセスなど不可能。

この制限を解除されているのは王朝一族か、極々身近な側近のみなんでしょうね...。アリラン型というスマホが主流なんでしょうけど、王朝の方々がiPhone とか使っているんでしょう(たしか先代はApple製のパソコン使ってるらしかったし)。

とんでもない話しだなぁと感じちゃうけど、こっちだってどこまで管理されているかなんて解らないし、素直に笑えない話しではありますけどね(^_^;



可愛い宇宙船(^_^*)

2019年07月24日 21時08分00秒 | 話題
宇宙飛行士・野口さんが乗り込む予定の「クルードラゴン」なる民間宇宙船らしいですが...。

まぁ随分と丸っこくてオモチャみたいなデザインなんですなぁ(^_^;

このまんまゆるキャラ化できそうな姿をしていて、ちょっと驚きました。

宇宙へ向かって旅立つ時が楽しみですが、テストで失敗したりで実用にはまだまだみたいですね。



セロ弾きのゴーシュ、「水」の秘密

2019年07月23日 20時10分00秒 | TV
なみきさんのTweetを見て、先週末放送の「スイッチインタビュー達人達」を視聴。


私にとってはお初なお二人の対談だったのですが、とても面白かったです。

中村さん(御年83歳!とても若々しく一回り下でも充分通用する感じで驚きました(^_^))は宮澤賢治がお好きということで、ご自分で「セロ弾きのゴーシュ」の演劇を企画して出演までされたという熱い方です。

生命学という見地から作品を捉え、その独特な着目点である「水」についてのお話しが印象に残りました。







ゴーシュは動物たち含め「自然」と調和・コミュニケーションするために(無自覚ではあるものの)一種のスイッチの役割として「水」を飲んでいるという解釈。

高畑勲版においても柄杓でガブガブ飲むシーンがありますが、原作を見返すとラストシーンに至るまで4回ほど繰り返しています。

「水」には浄化の意味があり、「自然」を象徴するものですし、確かに!なるほどなぁと(^_^)

生物学的に...そのルーツを辿る研究もなされているようですが、その志向がどこか...先日映画で観た「海獣の子供」とそこかで繋がっている感じもして、宮澤賢治の世界の深淵に触れた思いがしましたね...良い番組でした(^_^)



諸々モヤモヤ(×_×)

2019年07月22日 22時10分00秒 | 話題
参議院選とか...吉本興業とか...そして...やはり一番大きな事件になってしまった京都アニメーションの放火殺人とか...。

とくに京都の一件は、考えても考えても???だらけ、理不尽だらけです。怒り・悔しさ・悲しさが綯い交ぜになって、やりきれない...。

政治・社会・世相、それぞれ全く違う要因あるものですが、一気に把握しきれない社会問題を含んでいて、精神的に参ってます...。

日本という国、そこに住む我々、そして未来...明るいものが見えない、というかどんどん酷くなっていくばかりでね。

今まで放置して見て見ぬ振りしていたもの、そして既存の尺度で測れない問題が吹き出し始めていて誤魔化しが効かなくなっている...。

私自身これから還暦を超えて、老年世代に入っていくワケで、どんな風に生きていけるのだろうと考えてしまいます。

ジメジメ続きの天候状態も影響しているんでしょうけどね...。

はぁ〜...やっぱりモヤモヤするばかり...(´д`)