どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

剥き出し基板にウットリ(^_^;

2008年02月29日 14時46分13秒 | 
"Core Memory ?ヴィンテージコンピュータの美"を購入。



まるでヱヴァンゲリヲンかのようなオドロオドロシイタイトルも付いてますが(^_^;、シリコンバレーにあるコンピュータ博物館所蔵の歴代マシンを美しく撮った写真集です。

こういう(良く判らないんですが(^_^;)ゴチャッとしたボリューム感が何とも言えないです(*^o^*) 荘厳さというか凄味というか…



スイッチとかランプとかパンチカードとかオープンリールの磁気テープとか、とにかく沢山掲載されています。

もちろんApple社の"Apple I"も、Wozのサイン入りで!



その基板は、ジョブズ氏がなんどもリテイクしたとも言われる美しい配列を見せています。コンピュータ博物館、一度行ってみたいところですねぇ…。

Yahoo!BB、故障!そして交換!

2008年02月27日 13時23分40秒 | インターネット
自宅では8MのADSLを利用しています。が…先週末に突然ネットに繋がらなくなりました。あれこれ調べてみるとモデムのLEDランプが全部消えている…。電源を抜き差ししてもダメですorz。



最近ちょっと不安定で、しょっちゅうカチカチ音もなって、心配だったんですけどね。これはハード的に昇天かぁと判断し、翌日素直にカスタマーセンターに電話しました。

…で、昨日新しいモデムが届いて、さっそく設置。一発で繋がりました(^_^) 二つに分かれていた(+スプリッター)機材も全てが一体型となり、随分とスッキリしました。



回線契約を変更していませんが、速度も速くなった感じがします。いろいろと内部で改善されているんでしょうねぇ。

いや~自宅で仕事することって今はないのですが、数日間でも途切れると心細いのなんの(^_^; スッカリとネット依存体質になってます(苦笑)

赤塚不二夫への切ない想い…

2008年02月26日 19時38分25秒 | 
"赤塚不二夫のことを書いたのだ!!"を読みました。読後感としては「つわものが夢の跡」ってところでしょうか…。

マンガ家と編集者の関係って、ものすごく大きいことだと見聞きはしてきましたけど、武居氏との関係はまさに夫婦とも言えるほどの強く深い結びつきなんですね。その上、この本を読んで、赤塚氏の作品が有能なスタッフの力によって成り立っていたというのが、驚きと共によく理解もできました。

私は小中学生のころは少年サンデーを愛読し、「おそ松くん」から「天才バカボン」「もーれつア太郎」を経て「レッツラゴン」に至る、氏の最盛期をリアルタイムで見ていた世代です。ギャグの質も、ユーモアからナンセンス、そしてシュールへと言う作品の変化も肌で感じていました。個人的には「レッツラゴン」は「変な方向に行ってるし、やり過ぎだなぁ」と感じてましたが、全編読んでいた記憶があります。武居氏のイメージも同作品で根強く印象つけられましたし。武居氏もこの作品にはかなりの思い入れがあるようです。

赤塚氏の思い出はもう一つあります。高校のころ年末年始に郵便局の配達のアルバイトをしていたのですが、たまたま担当の地区にフジオ・プロがあったんです。ビルの前でネコの菊千代が日向ぼっこをしていたのをよく見かけました。ある時、菊千代の頭を撫でていると、奧から中年の男性が現れて、話しかけられた記憶があるのですが、それが赤塚氏だったかどうか憶えていないんですよね(^_^; まぁたぶん違う人だったと思うんですが…。

同書は、武居氏が小学館に入社し、少年サンデー編集部に配属され、赤塚氏の担当になるところから始まり、病でたおれるところまで、作品の裏話と時代背景を織り交ぜつつ、切々と語られています。とても愛情がこもっている良い作品でした。

赤塚氏は今、病床の人となり、もはや言葉も交わすことができない状態にあると言うことです。数年前、テレビのドキュメンタリー番組で、病を押して障害者の子供達のためにと、絵本を出版し、その本を見つめ、「いいでしょうコレ」と語っていた氏の姿が脳裏に焼き付いています。

氏の新たな作品を目にすることは、…もうないでしょう。せめてもう少しでいいから、自分の身体をいたわって欲しかったとも思います。片手にグラスを持っての記者会見を何度か見た記憶がありますが、痛々しかった。なぜこの人は、こんなに自分を壊し続けるのだろうと…。

謎も多い人ですが、それもある意味、天才ならではの事なんでしょう。凡人な私には遙かに理解しがたく手の届かないところまで行ってしまった仙人の様にも見えます。巻末で武居氏の言葉が印象的です。

「そして最後は、『不死鳥』と結ぼう。不死鳥だったら、立ち上がって、四文字言葉を叫んでみろよ!!」

広辞苑の神話

2008年02月26日 14時24分44秒 | 
以前、広辞苑は第三版からと書きましたが、改めて見たら第二版補訂版からでした。



昭和53(1978)年…、私が16歳の時ですね(^_^; 当時「オレもとうとう手に入れたぞ!」と喜び勇んだ記憶があります。机上版じゃなくて良かったんですけどね(^_^; そう言えば広辞苑 第六版 (机上版) は上下巻に分かれているんですよね。あのボリュームと大きさでは重たくって仕方ないですし(笑)

広辞苑って、なんでそんなに権威があるかのように取りあげられるんだろうって、ずっと疑問に思っていたんですが、先日読んだ"お言葉ですが…〈4〉広辞苑の神話"と言う本に経緯みたいな話しが出ていました。戦前に"辭苑"と言う辞書がルーツみたいですね。戦後、岩波書店が引き継いで、広辞苑として出版。筆者によれば、当時インテリ層に絶大な信頼感があった岩波が出したと言うので、当時の学生はみんな飛びついた。そして彼らは、ある者は学者となり、ある者は新聞社などのマスコミ業界に進み、事ある毎に「広辞苑にはこう書いてある」と持ち出して、世の中に権威が浸透していったということです。なるほどねぇ…。

その上、流行語や新語をたくみに採り入れて、同社のPRの巧みさ、プロデュースのうまさが相まって今日に至ると。

そんでもって…私も騙され続け、買い続けてきたワケだ(笑) まっ、面白いから良いんですけどね。



ようやく…

2008年02月25日 13時19分43秒 | 生活
天候も落ち着いてきました。良く晴れてますし、気持ちいいですね(^_^) でもかなり乾燥しているので、一雨欲しい感じがします。明日辺りは期待できるかな? でも天気予報によれば今回のような爆弾低気圧は、週の半ば過ぎにもう一度起こるかもしれないとのこと…。充分に気をつけたいものです。

いきなり砂嵐に!

2008年02月23日 15時41分11秒 | 生活
14時半ころ、突然ゴー!!っと凄い音が外から聞こえたので、窓を見たら一面黄色っぽくなり、落ち葉やゴミなどがグルグルと舞い上がってました(^_^; 慌てて洗濯物を取り込みに外へ出たら、目も開けられない状態で…。ものすごかった…、ちょっとした砂漠の砂嵐のようでした。取り込んでいる最中だけ窓を開けていたのですが、その間にかなりの砂埃が入ってしまったようで、テーブルの上や床がザラザラに…orz

ニュースを見たら、種子島では強風により衛星「きずな」の打ち上げ見合わせを検討中とか、広島では遊園地のコースターが強風により停止とか伝えてました。全国規模?

今(15時半)銀座方面に出かけていた母親から電話があり、JR武蔵野線が上下線ともストップしているとのこと(^_^; なんか余波も凄いです。

戦い敗れて…

2008年02月22日 13時33分15秒 | オーディオ&ビジュアル
HD DVD、しかしながら面白い現象が起きているとか…。



この気持ち、よ~く判ります(^_^; 私もちょっと考えましたもん。RD(VARDIA)シリーズは使い勝手も良いですし、割り切ればお買い得かも…。ですが、やはり皆同じ嗜好なんで、結局は買い反発を起こすんですよねぇ…。希少価値扱いになっちゃう。ヤフオクとかでも高値で取り引きになっちゃうんでしょうね(笑)

勝利した側は鼻高々状態ですね(^_^;



かつてβで辛酸をなめつくしたSONYさん、江戸の敵を長崎での勢いです(笑) でもまぁ次に控える強敵、ネットの存在。うまいこと付き合っていかないと痛い目に会いそうな気配も感じますね。前にも書きましたけど、個人的な予想では、パッケージメディアの時代は終わっていくとしか思えないんですよね。確かに現状の回線速度ではHDレベルのデータを配信するのは無理があると思いますが、それも時間が解決していくでしょうし、Appleのような革新勢力が、あっと言う間に台頭し、気がつけばスッカリ変わっちゃってるという世の中です。勝って兜の緒をシッカリとしめて、これからの動向を見極めていってもらいたいものです。