どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

高畑勲展へ

2019年07月03日 21時22分00秒 | イベント・ライブ
毎日新聞社から竹橋を渡って国立近代美術館へ。

お堀端にある凄い感じの建物で...こんな所来たの初めてですわ(^_^;

もう本当に楽しみにしていたイベントで...どうせ行くなら混まないうち、それも初日に行ったろうと(*^o^*)

開館前の9時半ころに現着しましたが...。

すでに20人ほど並んでいました。

絵描きでない人の展示ってどんなのだろうと思いを巡らせて入場しましたが...なるほどトンデモナイ情報量でした!

もちろん関わった作品のセル画やイメージボードも沢山ありましたが、それを上回る膨大な書面!

ビッシリと書かれた企画書・メモ・図式化した資料の山また山で、高畑さんの脳内を覗いてみていく感覚です。

なので...一慨にどうこう言えるものではありません。見る人によって感じ方も違うでしょう...。

展示関連グッズで図録を購入。

これまたA4サイズで250ページを越える大書(^_^;...なんですが、これは咀嚼するための素晴らしい資料になるかと思いますので、気になる方は是非購入しましょう(^_^)

そして面白かったのは会場音声ガイド。

中川大志さんという若手俳優なんですが、なぜこの人が?というと...。

NHK連続テレビ小説「なつぞら」に演出家として登場する坂場一久役の人なんですね!

坂場は明らかに高畑さんだな〜と思えるキャラなんですが、思慮深くも作画マンにグイグイ突っ込む感がなかなか雰囲気出ていて良い感じで演じてます(^_^)

淡々とした抑揚を抑えてのガイドっぷりは...まるで若き高畑さんが自分の生涯を話して聞かせているようでもあり、ちょっと不思議な感覚を味わえます。

ドラマ見ている人は利用するとさらに楽しめてオススメです!

午後に仕事があるため、午前中の2時間しか滞在できなかったのですが、アッと言う間に時間が過ぎて後半はちょっと駆け足気味になってしまったのが心残り...10月6日までの会期中、機会あればまた観に行きたいと思っています。

という感じで...今は概略のみなのですが、後々少しずつ感想も書ければなと。