goo blog サービス終了のお知らせ 

どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

坂の上の雲、オーディオブックに!

2025年06月29日 16時15分00秒 | 
本年中にリリースされるという(*^o^*)

原作本はもちろん読んでいる。

長大なストーリーで、途中何度も挫折しそうになりながらも何とかラストに辿り着けた...(´д`)

NHK制作のドラマシリーズが最初に触れたキッカケなので、映像的に脳内再生しつつ補完できたのも大きいかなと。

その上で...やはり渡辺謙さんによるナレーションは味わい深い。

原作は渡辺さんの声をもって読み進めた感がある。

オーディオブックも渡辺さんによる語りが超理想的だ。

それ以外は有り得ないのである。

もしそうであれば、私は躊躇することなく購入するであろう(*^o^*)



小学館の学習雑誌

2025年04月12日 19時00分00秒 | 
小学生の頃「ふろくのほん」と称して親しみ、毎号発売日を楽しみにしていたものだ。

68年といえば自分は6歳だったし、この付録も手にしていた可能性がある。

当時テレビは「電気紙芝居」と揶揄されてもいて、そのイメージから文字通り紙芝居の形で表現されることは普通だった気がする。

ネタのトッポジージョも懐かしい...(´д`)

イラストは名匠・森康二さんだ。

知らず知らずのうちにお世話になっていたんだなぁ...とシミジミ想う。



表紙に感動

2025年03月12日 19時50分00秒 | 
アニメ・特撮研究家・氷川竜介さんによる著書「空想映像文化論 怪獣ブームから『宇宙戦艦ヤマト』へ

安彦良和さんが描くヤマトのイラストを再び目にすることができるとは...。

ジャケ買いに近い衝動で買ってしまったが、モチロン中身も面白そうだ。

スタジオ・ジブリ機関誌「熱風」に1年間連載されていたものに大幅に手を入れて一冊に。

アニメ誌「アニメージュ」の功罪を追求した内容だったと思うけど、「熱風」を入手できず...。

でもこうして書籍されて嬉しくもあり、表紙も安彦さんのヤマトだしね(*^o^*)

楽しく読ませていただきます!




ジャケ買い

2024年06月26日 21時05分00秒 | 
桜井浩子さんによる「『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67作撮影秘話: ヒロインの記憶」、そしてひし美ゆり子さんによる「改訂新版 アンヌとゆり子

回想録あるいは半生記。

ほぼ同時期のリリース...高額だが、買わずにはいられなかった(^_^;

幼少期、少年期、青年期、そして還暦を過ぎ、55年を経た今でも心は掴まれたままなのだ...(´д`)

もちろんジャケだけではない。

中身もギッシリ分厚いのだ。



小津作品の底なしな奥深さ

2023年07月08日 22時00分00秒 | 
以前にもチラッと触れた小津安二郎」というタイトルの小津本。

書評見出しの通り、ガラッと小津作品群の見方を変えてしまう凄い本だ。

小津安二郎ファンでもあった坂本龍一さんが著書「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」でも「映像はモホリ=ナギにも匹敵する構成主義的な美しさがある」と評している通り、隅から隅まで無駄なく隙なく緻密な画面に心酔してきてはいたものの、引っかかりはしても答えは不明なままだった。

まさしくそれは戦病死した山中貞雄さんの視線であり、鎮魂をこめた表現だという考察は膝を打つことの連続で、昔から議論の的である「晩春」の壺の解釈も一番近い答えに感じた。

400ページに迫る分厚さと、各ページびっしりな情報量は凄まじく、遅読な自分はまだ読み切れていない(^_^;

それにしても小津映画の解釈や考察は掘っても掘っても尽きない大きく深い沼なんだなと感じさせられる...。

読後、じっくりと咀嚼して改めて感想を書きたいと思っている。



坂本龍一さんの自伝

2023年06月21日 20時30分00秒 | 
今春亡くなった坂本さんの自叙伝「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」が発売。

予約入手した。

音楽は自由にする」を前編とすれば、本書は後編と言うことになるのだろうか...。

坂本さんについては浅く...なんとなく...という程度だったので、学生運動に暑くなっていた時代を経て、成り行き的に音楽家となり、そしてYMO...その時々彼がどんな想いで行動していたのか、多く知ることもできて楽しく読むことができた。

強い才能の磁力というか...やはり坂本さんくらいになると本人の思いと異なっていたとしても色んな人物の引き寄せが凄いんだなと...。

概ね順風満帆で栄光の記録と言っていい2000年代までの記録が「音楽は自由にする」という感じだ。

本書「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」は大きくトーンも変わる。

大きな震災も起き、坂本さん自身も病気と向き合う十数年となる。

本を手に取り、ページをめくる指先まで重たいものを感じてしまう...。

正直つらい一冊になりそうなのだが、ファンとして見届けるつもりで読みたいと思う。



小津安二郎展、目録

2023年05月29日 19時20分00秒 | 
神奈川近代文学館で行われていた記念展、昨日で終わってしまった...。

行きたいなぁ...と思いながら、とうとう逸してしまった(´;ω;`)

せめて目録だけでもと思って文学館から通販で買ったのだ。

どうせペラペラのパンフだろう...まぁそれでも良いやと思っていたのだが、良い意味で期待を裏切るクオリティで(^_^)

65ページほどのボリュームで、図版も解説も充実している。

もちろん図録を手に、実物を目にすることに大きく及ばないけれども、どんな展示会だったのか想像はできる。

この目録さえ、後でほしくなっても二度と手に入らないものだしね(^_^)

機会を逃さず入手していてホッとしている次第。

ジックリ味わって読もう。



紙か?スマホか?

2023年05月14日 18時50分00秒 | 
まいど悩ましいテーマ...。

今ほしいな〜読みたいな〜な小説ベスト1なんだが。

朝日新聞に連載していた時にもチョイチョイ読んでて、良い作品そうで。

しかしながら728ページと辞書みたいなサイズ感におののく(^_^;

上下巻にしてほしかったなぁとも思うが...。

割り切ればKindle って手もあるけれど、なんだか味気ないし...(´д`)

しばらく悩むことになりそう。

その前に積ん読本をなんとかしろって話しなんだけど(苦笑)



坂本龍一さんの自伝

2023年04月27日 19時55分00秒 | 
音楽は自由にする」を読んでいる。

平易な文体で、友人の話しを静かに聞いているかのような親近感がある。

坂本さんとはちょうど10歳違うのだが、学生時代をめぐる環境はすごく違っていたんだなぁ...自分も都内の同じようなところに住んでいたので、もし10年早く生まれていたらどうしていただろうと思いつつ、3分の1ほど読み進めたところだ。

坂本さんについてはYMO時代以降のことしかイメージにないし、逸話も噂レベルで流れてくる程度しかしらない。

本書は2009年までをまとめたもので、発病以前のものだ。

その時点で自伝を出す経緯はどのようなものだったか判らないけど、なにか予感めいたものがあったのだろうか...。

とりあえず...いまだ死の衝撃は残っているものの...彼の半生を噛みしめながら追いたいと思う。