どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

隠し砦の三悪人、鑑賞

2018年01月31日 20時55分00秒 | 映画
前回の「用心棒」に引き続き、今日もいそいそ日劇へ〜(*^o^*)

スクリーン2、広々ゆったりした作りのハコです。

黒澤明作品において、もっとも脂ののりきった時期の一作で、映画館で観るのは約8年ぶりの2回目となります。

今回はK列で、真ん中よりチョイ前の席。適度な距離があり、TOHO SCOPE のワイド感を存分に楽しめました。

黒澤さんが初めてワイド画面サイズに挑んだ作品だけあって、左右隅々まで無駄なく効果的に絵作りしているのが実感できました。

冒頭の蓬莱峡をバックにアオリを多用して撮影しているので、映画館のスクリーンで見ると迫力が何倍にもなるのです(^_^)

この作品はルーカスに多大な影響を与えて「スター・ウォーズ」が生まれたように、SF的でもあり、アニメっぽい感じのする作品なんです。

上原美佐さん演じるヒロイン・雪姫なんて、ツンデレ系の元祖みたいなキャラだし、30年くらい前の宮崎アニメに出てきそう(*^m^*)

今回はなんとなくそんなイメージで、雪姫に注目してみていました。男勝りでツン要素がほとんどなんですけど、時折画面の端々で困ったり、悩んだりの表情を浮かべているんです。これがまた凄く可愛いんです(^_^)

細かな表情変化を見て取れるのも大画面ならではで...。

武家の姫君のオーラも凄かった...常に死と隣り合わせの人生観というか覚悟みたいなもの...今の俳優にこの凜とした表情と姿勢は出せませんね...何年か前にリメイクもされたけど、ほんと酷いものでしたし(´д`)

そんなオーラを感じる度に涙が出て、ラストの国境突破シーンは見事に涙腺崩壊(ToT)

最後に見せてくれる美しい姫君となって現れるシーンはもう眩しくて眩しくて...!

本当に凄い作品です、エンドマークで大きな拍手が沸きましたよ(*^o^*)

今回の上映、やはり古いフィルムによるもので、特有の円やかさを存分に味わえて、それはそれで貴重な鑑賞にはなりました。

でもこの作品も早くデジタル修復して、シャキッと鮮明な映像で見てみたいもんです!

大満足で日劇を後にしました(^_^)

次回はいよいよ個人的に、さよなら日劇となる「シン・ゴジラ」鑑賞でございます。



1月30日(火)のつぶやき

2018年01月31日 06時24分49秒 | イベント・ライブ

突発性難聴に...(3)

2018年01月30日 19時15分00秒 | 生活
18日深夜に発症し、同日午後に耳鼻科に駆け込み、11日間分処方された薬を昨日29日をもって規定通りに服用完了...24時間経過をみて、再び耳鼻科へ。

自覚症状は治まり、聴力もほぼ安定している感はあります(ほぼ...というのは意識しすぎているせいかもなんですが、100%でもない気はしています)。

問診の後、前回同様に聴力テストを受けました。

結果としては左に比べて、右のレベルは若干落ちているものの、前回よりは快復しているのを確認できました(^_^)

「軽い突発性難聴でしょう」と改めて診断され、「ステロイド系は長く使えませんので、もう一週間ほどビタミン剤と血管拡張薬を続けてください」とのこと。


これで異常なければ、今回の治療は一区切りになると...あ〜このまま完治してほしいもんです。

次回は一週間後に再診です。



1月29日(月)のつぶやき

2018年01月30日 06時17分44秒 | イベント・ライブ

ソニー、アナログレコード生産再開

2018年01月29日 20時15分00秒 | 話題
21世紀に入ってから、まさかこんな事になるなんて誰にも想像できませんでしたよねぇ...。

このニュースを見て、即座に頭に浮かんだのがCBSソニーの名称とロゴね(^_^;

SMEに変更された90年代初頭、まさにLP・EPなどのアナログレコードから本格的にCDへと普及していった時期で。

それから30年近くになっても、CDのフォーマットが定着しちゃって、それ以上のアップデートもない。映像は2Kから4Kだの8Kだのと高画質化されていってるのに、音楽の分野は保守的で変化しない。

ハイレゾも一部のマニアックな存在になってるし、新譜を同時期に出すつもりも様子も見えない。

アナログ回帰は、なんだかちょっと進化を止めた反動にも感じますね。

個人的にも興味津々なんだけど、再生環境を整えるってハードル高い...一度捨ててしまったことを戻すにはかなりのエネルギーが必要で...(´д`)



1月28日(日)のつぶやき

2018年01月29日 06時32分29秒 | イベント・ライブ

今見ている放映中のアニメ

2018年01月28日 18時05分00秒 | アニメ
今期は週に7本も見ております(^_^;

刻刻

時間を止める能力をもった人たちが、その秘密を巡って争う物語...で良いのか?まだどんな展開になっていくのかよくわかりません...。

梅津泰臣さんがキャラクター原案ということで、主にエンディングでその美しさを堪能...本編の作画はちょっと固いのですが(^_^;


宇宙よりも遠い場所

タイトルは南極を意味しています。様々な事情や想いで集まった女子高生4人が南極を目指す物語。

この手のキャピキャピしたジャンルのアニメは正直苦手なんですが、ギリギリ見ていられる感じ(^_^;

取材・考証・構成がしっかりしているからなんだと想います。


ナナマルサンバツ

日テレでやっていたもののようで、名物番組「高校生クイズ」の世界を描いている感じ。

出題形式や種類の分析、その裏側を見せていくみたいなウンチクものという感じでしょうかね。

ヒロイン・深見真理の声が声優っぽくなくチョイ浮いてる?と思ったら、元9nineの川島海荷さんなんですね(^_^;


からかい上手の高木さん

中学生、そして思春期の男子と女子の意識の差みたいなものを上手く取り入れていて面白い(^_^)

高木さんに翻弄され困惑し悔しがる西片くんの姿が、あの頃の自分とも重なって堪らないんです(笑)


恋は雨上がりのように

女子高生が親子ほど年の離れた中年男に恋してしまう切なさあふれる物語といったところでしょうか。

どこか惚けた中年男に振り回される女の子...ある意味で「からかい上手の高木さん」と対照的な感じに見えてしまう(^_^)

この二人がどんな関係になっていくのかが楽しみです。

3月のライオン

相変わらず演出と構成がうまいなぁ...と思って見続けています。

川本姉妹の次女・ひなたのイジメ問題が一段落し、零くんはいよいよ宗谷名人と...なんだか現実でも起きている羽生永世名人と藤井蒼太くんとの対局と重なってワクワクしております(*^o^*)


ダーリン・イン・ザ・フランキス

エヴァンゲリオンっぽい世界観とポップなデザインのロボットに惹かれて見ております(^_^)

主人公・ヒロとペアを組む謎めいた存在・ゼロツーという女の子がまるで「うる星やつら」のラムちゃんだなと...ツノあってダーリン言えば...そういうことですよね(^_^;

スタッフ陣も確かな腕前ある方々で、作画のクオリティも非常に高い!3DCGにはスタジオカラーも関わっている...なるほどね〜って感じです。


以上7本、これを日曜に一気見しております(^_^)

今期は総じて中高生の学園物あるいはそれを拡張した世界のものが多い。大人の世界は「刻刻」くらいかな?



用心棒、鑑賞

2018年01月27日 21時37分00秒 | 映画
現・有楽町マリオン(旧・日劇)からTOHOシネマズが撤退するということで、本日から一週間「さよなら日劇ラストショウ」と題してのイベント上映なのです。

初日の今日、黒澤明監督作品「用心棒」が上映、その後で同作に出演されていた司葉子さんのトークもあり!ということで行って参りました(^_^)

公開日は61年4月25日か...。

自分が生まれた日のほぼ1年前なのであった(^_^;

ロビーにはでっかい鎌倉さんことシン・ゴジラがおりんさった(*^o^*)

スクリーン2はほぼ満席に...。

やはり年齢層は中高年中心です。

予告編なしで即スタート!

トークイベントのために前から4列目としたので、視界いっぱいどころか、ワイドなシネスコなので左右に首を振りながらの鑑賞に(^_^;

「用心棒」のタイトルロゴがドーン!「ズンチャッチャ!ズンチャッチャ!♪」が始まるともうイケマセン...肩を揺すってズカズカ歩く、その背中を見ているだけで涙腺崩壊です(´;ω;`)

カッコ良いとはこういう事さ!のカタマリなんですわ...となりの席にいた私と同世代な男性も時々「カッコ良い〜(*^o^*)」と声を漏らしておりましたよ。そうでしょそうでしょ!

やっぱり映画は映画館のスクリーンで観るように設計されているんだなと...体感する度に思わされますけど、黒澤さんのは特にヒシヒシ感じさせられます...。

もうこの作品の感想なんてものは、これまでも散々書いてきてますので、今更言うことがございませんです。

映像ソースはDCPではなく、おそらくフィルム...キズも散見、全体的に甘めでシャッキリ感はないけれど、往年の名画座での鑑賞を思わせてくれて、それはそれで嬉しくて満足(^_^)

もうアッと言う間に「終」で拍手喝采でございました!いや泣いた泣いた...目元はビチョビチョですわ(ToT)

そしてスクリーン前には椅子やポスターがセッティングされ、トークの開始です。

ステージに立っているのは前説のお姉さんね(^_^;

もちろん撮影・録音は禁止です。

ほどなく進行役のキネマ旬報編集長さんに続き、司葉子さんが登壇されました(^_^)

どんな話をしたのかは...さっそく各映画専門サイトにアップされておりましたので、そちらをご覧くださいませ。



作品には関係なかったけど、昔共演した当時の加山雄三さんの衝撃エピソードが爆笑ものでした(*^o^*)

司さんは思った以上に小柄で、コロンとした可愛らしさを今も保っていらっしゃってて...黒澤どころか、小津や成瀬という歴史的な巨匠の作品にバンバン出ていた凄い人なんです。

あぁ...もっともっと色んな話を聞いてみたいなぁ...。

さてイベントもお開きとなり、フロアーに出てみると記念グッズ特設ショップが目についちゃって...。

気づいたらこんなに買い込んでしまった(^_^;

一番下に敷いてあるのは、昔懐かしい前掛け!こんなのが実際にあったのかどうかはわかりませんが、レトロ感たっぷりなもんで、ちょっとお高かったけど買っちゃいました(*^o^*)

「さよなら日劇ラストショウ」そのものの記念パンフと、記念シネマイレージカードもついつい...ね(^_^;


この記念パンフ、戦前の日劇時代からの歴史も網羅されていて、非常に資料価値の高い一冊でした!


ジャスト千円、買う価値大いにあり!オススメです。

最後のゴジラの絵は館内ロビーに設置されていたスタンプでございます(^_^)

いやいや...お祭りっぽくて楽しい鑑賞となりました。

イベント上映期間中において31日(水)「隠し砦の三悪人」、そして明けて2日(金)「シン・ゴジラ」の二本を予約済みでございます!

まだまだラストショウ、楽しむで〜\(^o^)/



1月26日(金)のつぶやき

2018年01月27日 06時25分39秒 | イベント・ライブ