ユジク阿佐ヶ谷、休館...。

ほんとうに悲しいお知らせです...。

８月２９日(土)をもって休館、再開の見込みは無いらしい。

客席が数十ほどしかないミニシアターにとって、今回のコロナ禍による入館制限は致命的なものになってしまったんだと思います。

好きな映画をかけてくれる大好きな映画館でした...。

最初に行ったのはちょうど２年前で、「セロ弾きのゴーシュ」と「パンダコパンダ」を鑑賞しに行ったのがキッカケでしたが、ロビーの壁いっぱいに広がる黒板アートが素晴らしくて感動したのが昨日のように憶えています。

ポイント制の会員カードもすぐに作ってもらいましたし、「この世界の片隅に」や、「東映動画まつり」など何度も足を運んだな...。小田部羊一さんを間近にしてのトークイベントも思いで深いです...。

こんな状況に陥ることがなければ、まだまだ存続し、素晴らしい企画上映やイベントも楽しまさせてもらえたと思います。

他のミニシアターや独立系の映画館も厳しい状況で、継続か断念か...深刻な選択が迫られているところが多いのでしょうね...。

自分もいくつかクラウドファンディングに参加し、少額ながら援助もさせてもらいましたが、それでも一時的な足しにしかならず、焼け石に水...先行き不透明すぎる現状、あまりに困難な要素ばかりなのだと思いますしね。

改めてコロナへの憎しみと、現実の厳しさを感じてしまい、呆然とするばかりです...。