どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ジョニー・アイブも...

2019年06月30日 19時25分00秒 | Apple
ジョブズ亡き後8年、もうそろそろ良いだろうと思ったのかなと。

記事をみて、ひさびさに「スティーブ・ジョブズ」第25章「デザイン原理 ジョブズとアイブのスタジオ」を読み返してみた。

ジョブズさんがアップル社に舞い戻り、97年に ICEO を名乗って会社の運営に本腰をいれた頃、アイブさんと出会います。

アイブさんはこの時期、社を去ろうと考えていたみたいですが、ジョブズさんとの交流で考えをあらため、アップル社はこのデザイナーを主軸として劇的な巻き返しをしていくことに...。

ジョブズさんはアイブさんを「アップルでひとりだけ精神的なパートナーをあげろと言われたら、ジョニーしかいないね」というほど彼を寵愛した。

アイブさんからすれば、ジョブズさんに対する想いは複雑(彼の得意なアイデアの横取りですね(^_^;)みたいですが、それでもジョブズさんが側にいてくれた事は会社に踏みとどまる重しだったみたいです。

「会社というのは、アイデアやすばらしいデザインが途中でどこかに行ってしまうことが多い場所です」...ジョブズさんが去り、会社も大きくなりすぎて、彼の不安と懸念は膨らむばかりだったんでしょうね。

デザインチームも個人によるものではなく...良くも悪くも集団指導体制化が進んで行くのでしょう。

ここにはもう自分の居場所はないんだなと...二昔ほど前の自分の気持ちに立ち返っての決断だったと思います。



Perfume、今ベスト盤を出す意味

2019年06月29日 23時00分00秒 | Perfume
その発表から数日経って、気持ちも落ち着いてきたところで、いろいろと想いを巡らせているところですが...。

まぁ15周年を迎えるにあたっての記念だというのは素直に受け止められる。

解散だの引退だのとネガティブなものではないのは確か。

これまでもベスト盤っぽいのは2種だしてますね。

一つは「Complete Best

メジャーデビュー果たしたものの、今いちパッとしない状態で...「これでオシマイ」とされ、記念品のように予めのお約束としてリリースされたアルバムで...。

インディーズの頃からの曲と合わせて纏められ、アルバムオリジナルの曲は「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」1曲のみという低予算ぶり(^_^;

寄せ集め感はないではないけど、それでも近未来三部作が中核をなしているし、ラストの「wander2」に連なる構成はライブを体感しているようなものとなっており、安っぽさが感じられない1枚に仕上がっているのは流石!

もう一つは「Global Compilation LOVE THE WORLD

2012年のリリースで、タイトルも「ワールド」のワードを含めているように、海外進出を意識してのベスト盤。

ヒット曲や、象徴するかのような煌びやかな曲を手堅く散りばめており、世界に向けて「私たちってこんな音楽やってるグループです」的に自己紹介っぽく感じられます(^_^)

そんな感じで過去2種のアルバムは、良くも悪くも区切りの時期でしたが、今はどうなのか?何かの区切りなのか?

15周年の記念...ってのはわかるけど、べつの意味もあるのではないか...。

現時点で考えられるのは...これも15周年に絡むけど、これだけ長寿命な活動とアルバム数も多くなれば、新たなファンが入りにくくなってしまう...どのアルバムがオススメ?...と興味持つ人に適切なものをチョイスするのは割と苦心したりするものですよね(^_^;

まわりに相談できる人がいないとさらに敷居が高くなってしまうこともありそうだし...。

なので、ここらで一度リセットするために、ある意味での集大成として「The Best "P Cubed"」が必要にして充分じゃないかと(*^o^*)

通常盤なら値段的にも3500円と、通常のアルバムとさほど変わらん価格だし!

まずはコレ!という入門盤として適切なんだなと思い至った次第です(^_^)

本人たちも思いも寄らないほど長く活動できて、まだまだ先へと続く未来を前向きに感じられる関係...そんなポジティブな状況でのベスト盤って...ファンも含めて幸せなアルバムですね(*´д`*)



高島忠夫さん、逝去

2019年06月28日 20時50分00秒 | 話題
88歳、米寿に達したお歳でしたか...。

「戦艦大和」とかゴジラシリーズなど、古い作品に登場していたのは知ってますが、私の世代的にはバラエティ番組の常連タレントさんというイメージですね。

記事にも紹介あるように「ごちそうさま」や「ゴールデン洋画劇場」でのお姿もよく憶えてますが(黒澤明作品を紹介する時は特に熱がこもっていたなぁ...)、中でも強く印象に残っているのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」の総合司会。

「イエーイ」のキャッチフレーズと共に、ちょっとバタ臭くて、スマートに司会をこなす姿は、当時海外旅行も珍しかった時代としても、タイトルのアメリカを象徴する意味でもピッタリでしたね(^_^)

そのTVゲーム化に関わったこともあるのですが、番組を極力忠実にシミュレートしようという主旨でしたので、高島さんもできれば登場していただきたかったのですが、既に依頼するには困難でした...。

90年代の後半に糖尿病から始まって、鬱病を発症し...「ウルトラクイズ」含め、全てのバラエティ番組から姿を消してしまい、ちょっと寂しい感じがしたのを憶えています。

この方もやはり昭和の時代に彩りを与えた一人だったなと...つくづく思います。

ご冥福をお祈りします。

合掌。



台風3号、セーパット

2019年06月27日 19時56分00秒 | 話題
令和初?なんだそうです。

じゃ、1号・2号は?...とも思うけど、日本に影響なかったということで「初」扱いされない...ということなんですかね(^_^;

太平洋側の近海を通り、関東をかすめて明日には遠ざかっていく模様...スピードも早そうですし、雨が強めかな...?という程度。

シーズンはこれからですが、今年も...いくらかでも被害がない事を祈るばかりです。



スマホ...あぁスマホ...(´д`)

2019年06月26日 20時39分00秒 | iPhone
まぁ...記事の内容とはあまり関係なく、円グラフの割合に目がとまった次第。

Apple・iPhone は国内シェア断トツで半数にもなっちゃってるんだねぇ...と今更ながら感心してしまう...(´д`)

2008年に国内市場に進出してきて以来、はや11年...こんなになるとはねぇ...。

たまたまですけど、昨日近所のソフトバンクショップに行き、料金いくらかでも無駄ないか、見直しの相談に。

ホワイトプランだったけかな...7GBの通信制限の状態で契約しているんだけど、結局のところ1〜2GB程度しか使っていないので、従量課金の「データ定額ミニモンスター」ってのに切り替えました。

変更はその程度で、結果毎月1500円程度の節約に。

自宅の固定電話もほとんど使ってないので、いっそ廃線してしまおうとも考えていたけど、スマホ割だか、家族割りだか、シガラミだらけで止めても得にならないどころか却って損してしまうらしく...(´д`)

多種多様で把握困難な契約内容のため、シバリの強さだけを味わって、店をあとにする結果に...。

端末も...2回線契約しているiPhone両機ともにヘタリが濃厚になってきていて、年内には買い換えもしないとなぁ...と悩みは尽きませんわ><



Perfume、ベストアルバムをリリース!

2019年06月25日 21時50分00秒 | Perfume
メジャーデビュー15周年となる年を記念して...。

公開されたアーティスト写真...これそのものがジャケット写真ではないみたいですが、3人それぞれの個性を浮き立たせ、組み合わせるという珍しいパターン。

その内容も新曲を2曲を入れ、全部で52曲、CD3枚組...ほぼ半数が収録されるという凄いボリュームで(*^o^*)

15年も活動し続けての成果とも言えるけど、今更ながら分厚い歴史があるもんだなぁと。

昨夜放送された「Perfume LOCKS」の生放送で、15歳のリスナーが収録希望した曲が「Perfume」。

それを聞いた あ〜ちゃんが「生まれてないと思う...ウエ〜〜!!」と絶句(笑)

正確にいえば2006年リリースの曲で、13年前ってことになるけど、まぁ感覚的にそんな気分にもなりますわな(^_^;

結成からは20年にもなり、その時に生まれた人は成人に達するという...その間メンバーも替わらず、誰も抜けず、今もって(いや更に)メンバー間の仲の良さが維持されているという素晴らしさ!

ファンとしても嬉しいばかりです(^_^)

さてアルバムのタイトルは「Perfume The Best "P Cubed"」...Pの3乗か〜、うまいネーミングだなぁ!

全曲、中田ヤスタカさんによる音源リマスター処理され、音質もブラッシュアップされる模様(*´д`*)...ハイレゾ音源なんかもリリースしてくれたらなぁとも思うんだけどねぇ...(´д`)

それはともかく3枚組、どんな構成になるんでしょうか?

意味づけやテーマ性を持たせると思うんで、単純に年代順ってことはないんじゃないかなと。

個人的には...公開されたアーティスト写真がヒントかなと思っていて...メンバーそれぞれのイメージ、あるいはそれぞれがチョイスして、あ〜ちゃん盤・かしゆか盤・のっち盤という具合に分けたものになるんじゃないかなと予想(^_^)

はてさて...どんな構成になるか楽しみでございます(*^o^*)

初回限定盤には特典としてコメンタリー「ただただラジオが大好きだからレイディオ」が付き、その中でファンのリクエストコメントも読み上げるらしいです。

Twitterで「#mybestPerfume」のタグを付けて応募!運が良ければ、作品の一部として残せるという堪らん企画ですな。私も一つトライしてみますか\(^o^)/



こんな馬鹿げたの、失敗が予測できなかったのかねぇ?

2019年06月24日 20時20分00秒 | 日記
スタート当初、なんとなく耳にしていたけど...。

明らかに上手くいきそうにない規格ですな...こんなもん普及するわけないじゃん(´д`)

インターネットってもんが世に出ていなかった時代、遅くても20世紀中であればまだしも、2016年って...たった3年前。

とっくにスマホの時代だし、ラジオであればラジコっていうネットに載せた配信方法も普及していた時期...それなのに設備投資174億円もの投資をするなんて正気の沙汰じゃない...あきらかにニューメディアとかマルチメディアを喧伝していた胡散臭い匂いがプンプンしているし...。

こんな時代錯誤な規格に騙され、誑かされされ、食いものにされ...端で見聞きしているだけで、情けなく不愉快な気分になっちゃいますなヽ(`Д´)ノ

ほんとうに勿体ないねぇ!



八甲田山、鑑賞

2019年06月23日 20時27分00秒 | 映画
ってなことで観に行ってまいりました。

作品については初鑑賞に近い...TVの何とかロードショーで放送したのをチラ見した程度。

雪中行軍の隊がほぼ全滅する話しですし、3時間近い長尺...あまりに暗く重いストーリーで...気になりつつも敬遠いたんですよねぇ...。

でもね、この年齢(五十代(^_^;)で観たのはある意味で正解なのかもしれないです。公開当時は十代半ばだったもんで、ただただ長く辛くて怖いというトラウマに近いイメージしか残らなかったかも。

確かに雪また雪の白い地獄で絶望の連続なんですけど、一方で踏破に成功した徳島隊と対称的に、思った以上に冷静に描いている作風だったんです。

遭難してしまった神田隊はコースも短く、物見遊山に近い感覚でお偉方もいっぱいくっついてきて、リーダーの筈だった神田大尉(北大路欣也さん)から指揮権を取り上げて、迷走を始めてしまう...船頭多くして船山に上る状態に。

徳島大尉(高倉健さん)は隊の人数も絞り、長いコースを計画し、上司に無謀だと言われるが、結果的にコンパクトさと、八甲田山に入るまで余裕を持たせたことが効をなす結果に。

まぁ...もっと端的に言うと、地元の一般人を雇って道案内させるかどうかが一番のキーになっていたのかも...神田隊は上司の山田大佐(三國連太郎さん)が横やりを入れ、初っぱなから案内を志願してきた一般人を金銭目当てと決めつけて追っ払う重大なミスを犯したことから先ゆく運命が見えてしまいます。

とにかく...神田隊はずっと悲惨な状態続きで、次第に体温も体力も奪われて徐々に崩壊していく辛さの連続で...まっ白で景色の見えないホワイトアウトが如何に恐ろしいものか次から次へと見せつけてくるのですが...徳島隊のシーンは厳しいながらも温和な空気感でとても救われる気持ちになるんです。

その極めつけがコース途中で道案内をする、さわ(秋吉久美子さん)の存在です。

もうですね...雪地獄の中、一輪ポワッと真っ赤に咲く可憐な花なのですよ(*^m^*)

ほとんど会話もなく、淡々と歩くだけなんですけど...その素っ気ない感じがとても良いんです。

秋吉さんという女優はもちろん昔から知ってますけど、こんなにも可愛く愛しい感じだったのかと実感しましたね(^_^;

雪ん子みたいな感じで隊の先頭で足取り軽く進む姿は天使のようでしたわ(*´艸`*)

ロビーにはマルベル堂のプロマイド写真も...。

殺伐とした男臭い軍事映画のイメージしかない本作ですけど、もっと秋吉さん演じる さわを大きくフィーチャーしても良いんじゃないかなと思います。ポスター写真のデザインもさわの姿を大きくいれてプッシュすべきです!あまりに勿体ない(^_^;

樋口さんのTweetの通り、私も真摯な気持ちと感謝をこめて敬礼しましたよ(*^o^*)

それと作中冒頭で、参謀長・中林大佐(大滝秀治さん)が、対ロシア戦に備えて八甲田山雪中行軍演習の提案をし、その詳細なプレゼンを長回しで一気に見せるシーン...お見事というか、こんなにもスマートでカッコイイ大滝さんを初めて見た気がしましたね。

監督は森谷司郎さん、カメラは木村大作さんというコンビで、黒澤明門下のカメラワークも素晴らしかった。プレゼンシーンも望遠レンズ多用で、人物と人物の距離を圧縮効果で潰し、緊張感を醸しだしていて...。

私の中ではボソボソと話し、頑固なだけのお爺さんなイメージしかなかったんですけど(^_^;、俳優として一番脂がのっていた時期だったんだろうなぁと感じました。

今回の鑑賞において、主役の高倉さんと北大路さんは別枠として、出番は少ないながらも大滝さんと秋吉さんの素晴らしさと輝きが一番の印象として残った次第です!

館内のエアコンも、まるで環境演出かと思えるほど効きすぎて、心身共に身を強張らせた3時間近くの上映も終わり、続けて行われた秋吉さんと樋口尚史さんのトークのお陰で解されました(^_^;

肉眼で生で拝見するのは初めてですが、天然というか独特な不思議ちゃん的なキャラは、本当にそのマンマって感じの方でしたね(^_^)

もちろん撮影時のエピソード中心のトークでしたけど、印象に残ったのは。衣装の「もんぺ」と「吹雪待ち」でした。

もんぺについてはロケ前に衣装部で選んだとのことでしたけど、実感を伴わないままで、夏物の薄い生地だったため、現地では寒くて困ったと。それと雪のなかで何時間も吹雪がおきるまで待つのが大変だったと...仕舞いには絵にするには迫力不足で、人工的に扇風機みたいなので風や雪を派手に足し付けたらしいですが...二十歳をちょっと過ぎた頃でまだまだ状況理解も進まない中での事だったんだろうと拝察しますが、大変だったでしょうねぇ(^_^;

別の日と会場ですが、北大路欣也さんも本作のためのトークを行っていたようですね(^_^)

トークでも語ってますが、本作の後も「聖職の碑」と「漂流」という遭難をテーマにした作品に出演されていて、そちらはリアルタイムで鑑賞してました。高校の時の友人で映画好きなのがいて、試写会に付き合って観に行ったという感じでしたが、「漂流」の時、北大路さんが舞台挨拶されていて、帰りにロビーで観客を見送りされ、私にも「いかがでしたか?」と向こうから声をかけてくださってくれて嬉しかったことを強く憶えています(*^o^*)

それはともかく...今回の鑑賞はいろいろと収穫もあった感じでしたし、日本人の組織論として見ても感じるところが多かったし、大滝さんがカッコよかったし、秋吉さんが超絶的に可愛かったしで、大満足な鑑賞となりました(*^o^*)



今日はこれから...

2019年06月22日 08時50分35秒 | 映画
立川シネマシティへ「八甲田山」鑑賞に(^_^)

予約状況は既にこんな!...午前十時の映画祭とは思えない盛況ぶり(失礼っ)(^_^;

出演されている秋吉久美子さんと樋口尚文さんのトーク付きも大きく貢献しての客入りかと思うのですが、作品自体のパワーに加え、4Kデジタルリマスターと極音がどのくらい威力増幅なのかも期待大なのです(^_^)

ってなことで、朝から蒸し暑い中(汗)...行ってきますです!



光のお父さん、鑑賞

2019年06月21日 21時15分00秒 | 映画
公開初日、MOVIX川口にて。

「ファイナルファンタジー14」というオンラインゲームを題材とした人間・家族のドラマ...って、一言で言えばそういうことになるのかな。

まぁジャンルとしては「電車男」系ですかね。

カミサンがそのゲームにドップリ(^_^;、そのお付き合いでお供したって感じです。

以前にもTVドラマ化されていて、それも一通り見ていたので、どんな話しか判った上なのですが...TVドラマ版のお父さん役が大杉漣さんで、私のイメージもすっかり定着していたので、映画版の吉田剛太郎さんにちょっと違和感ありました。

映画館のスクリーンでゲーム画面が大写し...非常に鮮明なだけに粗も目立ったかな(^_^;

でもまぁそれなりに楽しめました。

ただねぇ...個人的にゲームは趣味って感じになれないので、どうもここまでハマりきる人々の気持ちが理解できない...そのために入り込めない部分がどうしてもあるんですよね...それはTVドラマ版も同様でした。

ドラマのお父さんに世代が近いし、家族に誘われても...決してやることはないだろうなぁ(^_^;

それにしても...主人公の世代(20代後半〜30歳代)にとってはファミコンのある景色に郷愁を感じている...その姿に複雑なものを感じてしまう...ゲームも携帯もなかった時代...それこそがって思ってしまうのでね。